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バイオハザード5 BSAA監視日記

BSAAは、『バイオハザード5』に登場するバイオテロ対策組織である。このブログは、その組織の情報分析官であるライアンなる人物の、日々更新されるデスクトップを監視し、現在のBSAAの動向をお伝えするものである。

ウィルス急襲

 事態は深刻だ。

 昨晩、この監視ブログを書き終えて間もなくのこと。再度BSAAサイトを覗き見ると、何やら画面が乱れ始めた! 泡を食っているあいだに、サイトは勝手に再起動され、いまは元の状態に戻ったように思える。ちょうどUNKOWNと表示された相手からのメッセンジャーを開いて、BSAAがマークした男、アーヴィングについてのファイルを受け取ろうとした瞬間のできごとだ。挙動から見て、これは明らかにウィルスによる変調と思われる。サイトを覗き見ていた自分にもウィルスの影響が考えられるが……。

 

▲右端の男が件のアーヴィング。手に提げているものが気になる。

 

 それにしても、アーヴィングについてのやり取りが行われた直後のウィルス急襲。できすぎだ。誰かからの意図的な攻撃と捉えていいだろう。いったい誰が? ここは自分もいちジャーナリストとして、ダメもとでもウィルス急襲の件について、BSAAに公式に取材をしたいと思う。以下は取材メールの文面だ。

 

 本日未明、貴社のサーバーが何者かのウィルス攻撃に見舞われた可能性があるとの話を聞き及んだが、

1)実際に攻撃を受けたのか

2)攻撃を受けた要因と思われる心当たりは

3)今後のバイオテロ対策に影響は出ないか

4)リカルド・アーヴィングとは何者か

 

 回答が戻ってくるかはわからないが、もし戻ってきた際には、このブログでBSAAの対応を報告したいと思う。

 

 以下は昨日に引き続き、キジュジュで暮らすアダムのブログの概要だ。1月更新分をまとめたが、相当不穏な空気が漂っている。黒いサングラスをかけた煽動者……。何度となく見かけたあの男だろうか。

 また、うれしいことに昨日のブログ開始以降、このブログ宛にキジュジュブログの全文が読みたいとの反応が届いている。近々お届けできるようにしたい。

 


 

2009年1月16日(金)

ブロンドの女性との関係が進展(そのせいで更新が間延びしているらしい)。彼女の名前はアリソンと言う。アリソンとバーに飲みに行ったアダムは、サングラスをかけた男が、外国人排斥を声高に叫んでいる様子を目撃。(その場には、例の気味の悪い精肉店の主人もいた模様)。やがてバー内で乱闘が始まり、アダムとアリソンは店から逃げ出すが、国に帰りたがる彼女を慰めつつ、ふたりはひと晩をともに過ごしている。だが翌朝、アダムの慰留にもかかわらずアリソンは立ち去り、アダムは途方に暮れる。

 

 

2009年1月23日(金)

屋外の騒ぎで叩き起こされたアダムが窓の外に見たのは、群集が集会所に得体の知れない袋を積み上げている姿だった。袋からはオイルではない、黒い粘り気のあるものが流れ出ている。やがてバーで騒いでいたサングラスの男が登場。拡声器越しに、ひどい言葉をつぎつぎと吐き出していた模様。アダムは戦慄のあまり、仕事を休んでいる。

 

 

2009年1月30日(金)

前週暴徒と化した群衆を見て以来、外に出ないアダム。町では、拡声器を持った男の悪意に満ちた煽動がくり返し続いている。カーテンの隙間から見えるのは、おびただしい数の人々。その中に別の現場に連れて行かれた飲み仲間を見つけたアダムは、仲間を捜して、その夜バーへと向かう。だが、バーは廃墟同然。ウイスキーの瓶ひとつを戦利品にして帰宅する。

プロフィール

サンフランシス小山

週刊ファミ通で『バイオハザード』シリーズの記事を担当する編集者。プレイの腕前はおぼつかないが、設定や作品の背景に関しては、10年書き続けているだけの蘊蓄アリ。