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『EA SPORTS FC 27』自宅でコケて5週間アウト? ハプニングイベントや移籍システムまでテコ入れされた監督キャリアモードが楽しい

『EA SPORTS FC 27』自宅でコケて5週間アウト? ハプニングイベントや移籍システムまでテコ入れされた監督キャリアモードが楽しい
 エレクトロニック・アーツのサッカーゲームシリーズ最新作『EA SPORTS FC 27』が、2026年9月25日より対応各プラットフォームで発売される。先週より行われていたアルティメット版先行プレイで監督キャリアモードを中心にプレイしたので、インプレッションをお届けしよう。
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フリック式ハイラインができる、できるぞ……。

 さて記者は“現実のサッカーっぽくプレイするのが好きな監督キャリアモード勢”だ。対戦メインの人やFUTモード勢とは異なる感想だろうことはご承知いただきたい。

 メインチームはバルセロナなのだが、なにより戦術面の調整が今のところ気に入っている。たとえばディフェンスラインを“極端”に設定すると、ちゃんとフリック監督のバルサらしい、アホかというほどの圧縮した超ハイラインになる。前作(EA FC 26)の同設定よりも、再現度合いで言ったら断然こっちだ。

 ジョアン・カンセロの再加入とチャビ・エスパルトの台頭で今年のバルサに欠かせない、“内側に切れ込むサイドバック”についても同様。ウィングを外に張らせると、インバーテッドウィングバックが丁度いい感じの場所に入ってきてくれる。
『EA SPORTS FC 27』
ライン高すぎ。対戦だと多分えらいことになるだろうが、まぁキャリアモード勢なので。
『EA SPORTS FC 27』
「カンセロにカンセロロールやらせたいからあえてペドリあんま上げない」みたいな……あの感じ。

相手チームAIがちゃんとクロスで勝負してくれる!

 今作は球際の競り合いを強化している節があるので、理想としてはハイラインで圧縮しつつ、ボールを失ったら即時奪回を狙ってショートカウンター……という感じだ。まぁ当然、相手の足の速いウィンガーにラインの裏を狙われると途端にピンチになるのだが、それもまた一興。いやこれ強がりじゃなくてホント。

 ここ数年の旧作だと、アルティメット/レジェンド難度で遊びすぎたせいで“相手AIが出しどころないと判断して無理なドリブル勝負で勝手にラインを割る”守り方をマスターしてしまっていたのだが、今年は結構クロスで勝負してくれる。
『EA SPORTS FC 27』
クロス繋がりでついでだけども、ヘッダーとディフェンスの攻防をじっくり行えるようになったコーナーキックの新システムも楽しい。

ダイナミックOVR、いいですねぇ!

 試合に直接関係する部分では、総合能力値がシーズンを通して変化するダイナミックOVRが楽しい。“オーセンティックゲームプレイ”をオンにしているとシーズン中盤の連戦時の疲労が地味に効いてきたり、細かい負傷が出やすくなったなかで、ダイナミックOVRも考慮してどうターンオーバーしていくかが一気に複雑になったと思う。

 もっとも、そういったなかで控えを含めた出場機会の配分をどうやりくりするのがベストかまだ掴みきれておらず、「俺の出場時間が足りねぇ!」と、移籍やローンの希望がチョイチョイ出ちゃっているのだが。このあたりは、もうちょっと“そろそろコイツ出さないとヤバい”とフォローしてくれる仕組みが欲しい……。
『EA SPORTS FC 27』
多分チームハブで“最近の出場時間”を見ていけばいいんだろうけど、もうちょいアシスタントコーチからの助言とか欲しいところ。

ズンドコなトラブルイベントが楽しすぎ

 シーズンを通してということでは、強化されてしまった“予期せぬイベント”も面白い。自宅の風呂場かなんかでコケて5週間の負傷を追ったかと思えば、突然予算が制限されて選手売却の収入を購入に使えなくなったり、ハプニングすぎる。負傷イベントは以前にもあったが、なんだかバカっぽい内容なのがいい。

 旧作ではキャリアモードで強いチームを使っているとほぼ余裕で毎年3冠狙いなんてことになりがちだが、ほどよく苦難の降りかかる監督生活を送っていけそうだ。
『EA SPORTS FC 27』
濡れた床で負傷するフェルミン。『プロレススーパースター列伝』のジャイアント馬場編だったら現役続行を断念しているところだが、復帰までは5週間。
『EA SPORTS FC 27』
これは前からあったイベントだと思うけど、キミたちまでなにやってんの……。慌ててレンタルに出してた選手を戻すハメに。
『EA SPORTS FC 27』
予算削減つれぇ! 偶然かどうかわからんが支出制限がついてた頃の悪夢がフラッシュバックしたぞ……。

移籍も一筋縄ではいかない感じに

 また移籍システムにも手が入っていて、いちいちオフィスやレストランで面会するカットシーンがなくなった代わり、移籍の打診や交渉を複数回じっくり進めていく形に。選手の関心度などの要素も影響するようになっていて、これまたやりごたえが増している。
『EA SPORTS FC 27』
いずれレンタルバック条項とかもうまく使っていきたいなー。放出予定のベテランの代わりをレンタルバックで確保しておくとか。
『EA SPORTS FC 27』
5年契約をめっちゃ要求してくるバイアー。うーん、アデイェミに続いて取るのはやりすぎかな?
『EA SPORTS FC 27』
カンセロ君、そのポルトガルおじコネクションはあんまいらないかな……。
 というわけで本作、キャリアモードのテコ入れとしては「ようやく」という感じもあるものの、全体的にかなり歓迎したい内容。今年も愛するチームとともに戦っていきたい所存だ。