なおステージの最後にはシブサワ・コウ氏が「『三國志15』は必ず作ります。出来上がったものは厳しくチェックして、よりよいゲームに育つようにしたい」と力強くコメント。具体的なゲームの情報は発表されていないが、次回作への期待が募るステージとなっていた。
- シブサワ・コウ(エグゼクティブプロデューサー)
- 伊藤幸紀(IPプロデューサー)
- 越後谷和広(プロデューサー)
- 阿野越雄(プロデューサー)
シリーズ誕生秘話も語られたヒストリートーク


まず語られたのは、シリーズの誕生秘話。シブサワ・コウ氏によると、『三國志』シリーズの発端は『信長の野望』のファンから寄せられた要望だったという。『信長の野望』ファンの中には三国志のファンもいたようで、三国志をテーマに同じ歴史シミュレーションを出してほしいという声があり、これを受けて開発がスタートしたそう。

『三國志2』が発売されるまでに、前作から4年かかっている点についても語られた。端的に述べると、原因は人員不足。当時の社員数は30名ほどで、シブサワ・コウ氏もプログラマー兼プランナーとして別作品の開発に携わっており、ほかの生産ラインもフル稼働していたため、続編開発の着手が遅れたようだ。こうした事態を受けて、新卒社員の登用を強化。1988年から倍々のペースで社員を増やしていったという。これによって、現在のように1~2年で開発が完了する体制が整えられたのだ。
シリーズ2作目から関わっている阿野氏は、これまでの制作を振り返り「『三國志5』の制作がいちばん苦労した」とコメント。シリーズ3作目から5作目でメインプランナーを務めていたものの、3作連続でメインプランナーを務めると新しいアイデアを生み出しづらくなったと苦労を振り返っている。当時、シブサワ・コウ氏に『三國志5』のアイデアを提案したところ「これもいいんだけど、もうちょっと考えてきて」と返されることが3週間も続いたという。

シリーズ内での大きな変化として、それまでの君主プレイに代わり、全武将でプレイできるようになった『三國志7』の影響は忘れられない。それでも開発としては葛藤があったようで、阿野氏は「個人にスポットライトが当たるようになるとロールプレイの側面が生まれてしまい、それまでの戦略シミュレーションから少し外れてしまうかもしれない」と、当時考えていた懸念を語ってくれた。しかし『三國志』シリーズが持つおもしろさをしっかりと継承すれば大丈夫だと判断し、発売まで進められたそうだ。結果、『三國志7』は大ヒットを果たしている。
大きな変化といえば、『三國志9』で導入された1枚マップも印象深い。シリーズではそれまで各地方ごとにマップが分けられており、1枚のマップにまとめられてはいなかった。このシステムが開発された理由は、“ただマップを1枚にしたかったから”という単純なものではなかったようだ。君主として全土を把握しながら全軍勢が動いていくゲームにすべく、その土台になる要素として、1枚マップのシステムが作られたのだという。

ヒストリートークの中では、ライセンスアウト作品についても語られている。とくに『三國志 真戦』は中国で大ヒットを果たしており、コーエーテクモゲームスとしても印象深い作品になっているようだ。その影響力は想像以上に大きいのだろう。コーエーテクモゲームスが開発した『三國志 覇道』は「本家として負けられない!」という想いからスタートしたプロジェクトであると明かされた。また開発にあたっては、各部署からエースを寄せ集めて進められたとあり、その本気度もうかがえる。

コーナーの最後には、シブサワ・コウ氏が全体を回想。氏は「さまざまな変遷があったものの、画期的だったのは『三國志7』の全武将プレイと、『三國志11』の3D1枚マップだった」と振り返る。全武将プレイができるようになったことで武将の人生を体験できるようになりおもしろさが際立ち、美しい3D1枚マップを導入したことで中国で従来以上の高評価が得られるようにったというのがおもな理由だ。
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好きな『三國志』シリーズ

『三國志』シリーズで好きな要素

『三國志』シリーズで好きな武将


好きな武将TOP30(日本)

好きな武将TOP30(アジア)

最新情報をチェック

ステージイベントの最後には、『三國志』シリーズの各種情報が発表された。
『三國志14 with パワーアップキット Complete Edition』

本作には“名勝”という新システムが実装されている。中国の名所・名蹟が表示されるもので、これは本作が中国のスタッフが中心になって作られたことで、取り入れられたアイデアであるという。
『三國志 覇道』

記念コンサート
まず公開されたのは、『三國志 覇道』に収録されている楽曲の中から、演奏されるものを決めるアンケートの結果。ゲーム内で行われたアンケートにより、3曲の演奏が決定した。

続いて明かされたのは、シブサワ・コウセレクトとして演奏される楽曲の情報。一部ではあるもの、6曲が公開されている。
※画像は配信をキャプチャーしたものです。














