2026年9月17日~21日、千葉県・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2026(TGS2026)。今回は、NVIDIAのパートナーブースツアーに参加し、マウスコンピューターのG TUNE&NEXTGEAR、MSI、ストーム、ASUSのROG、GIGABYTEのAORUS、サードウェーブのガレリアを巡った。
※9月17日、18日はビジネスデイ。 ゲームセンターで見かける筐体のようなPCに、ケースの中に画面がいくつも並ぶPC。ゲームを遊ぶためのマシンにも、思わず足を止めたくなる展示がいっぱい。
共通するのは、ゲーム映像の描画を担うパーツ“GPU”に、NVIDIAの“GeForce RTX”が採用されていること。どんな見た目で、どんなふうに遊べるのか。各社の気になる展示と製品を写真とともに紹介していく。





※本記事はNVIDIAの提供でお届けします。ゲーム映像をAIで支える“DLSS 4.5”にも注目
展示を見る前に、今回のツアーで紹介された“DLSS 4.5”について少しだけ。DLSSは、AIを使ってゲーム映像の画質や滑らかさを高めるNVIDIAの技術。低い解像度で描いた映像を高精細にしたり、映像のコマをAIで作って補ったりすることで、きれいな映像と滑らかな動きの両立を助けてくれる。
DLSS 4.5では、映像を高精細にするAIモデルが進化。GeForce RTX 50シリーズでは、AIで補うコマ数を状況に応じて調整する機能にも対応する。使える機能はゲームやGPUによって異なるが、会場では対応ゲームの試遊を通じてその映像に触れられる。
DLSSを活用できるゲームも続々と増えている。『007 ファーストライト』、『WARDOGS』、『アニモ』がDLSS 4.5に対応。『PUBG: BATTLEGROUNDS』では、映像を高精細にするDLSSの超解像度が加わるなど、遊びたいゲームが対応しているかもゲーミングPC選びの際にチェックしておきたいポイントだ。
AORUS/GIGABYTE:アーケード筐体風PCは裏側まで見て!
まず紹介したいのは、AORUS/GIGABYTEブースの、ゲームセンターの筐体を思わせるPCだ。金属的な外装に囲まれた画面では『ストリートファイター6』が動き、下部には赤と青のコントローラーが並ぶ。ふたり対戦できる作りになっており、PC本体と画面がひとつにまとまっている。カッコいい!

裏へ回ると、グラフィックスカードやマザーボード、水冷の配管などが見える。正面のゲームを遊ぶために背面にはPCのパーツがぎっしり。表と裏で見どころが変わるのが注目ポイントだ。

いったいどんな作りになってるんだ……。中身が気になる。
ピックアップ:AORUS MASTER 16 GEN 2
ノートPCでは“AORUS MASTER 16 GEN 2”をピックアップ。GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載し、有機ELの16インチ画面を備えるモデルだ。黒を基調とした本体に、ゲームでよく使用するWASDキーとQERキーが光っているのもわかりやすくてイイね。

【スペック】
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU
- CPU:AMD Ryzen 9 9955HX3D
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
- ディスプレイ:16インチ、有機EL、2560×1600、240Hz
さらに、ハンドルコントローラとペダル、横長のディスプレイを備えた『Forza Horizon 6』の試遊台も。こちらで使われているのも、じつはノートPC。“GIGABYTE GAMING A16”に周辺機器をつないで運転席のような環境になっている。

ノートPCだけでもこんな本格的な運転席を作れるのだ!
ほかに、キャラクターをあしらったものなど、デザインにもこだわったコラボモデルのPCも展示されていた。


MSI:ゲーム画面だけじゃない。PCの中にもディスプレイがずらり
MSIブースで目を引くのは、ケース内に複数のディスプレイを備えた自作PCの展示。CPUを冷やすクーラーやグラフィックスカードなどにもディスプレイがあり、温度や映像が表示されている。ゲームを起動する前から、PCの中を眺めるだけで楽しめそう。こんなPCをいつか自分も作ってみたい!


CPUクーラー側のディスプレイは、平面ではなくカーブを描いている。
ピックアップ:Raider-16-Max-HX-B2WI-2660JP
ノートPCからは“Raider-16-Max-HX-B2WI-2660JP”を紹介。黒い本体の前面に、横に長く伸びるライティングを配置している。カラフルに光るのでデスクに置いても存在感がある。GPUはGeForce RTX 5080 Laptop GPUで、画面には16インチの有機ELを採用する。

【スペック】
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5080 Laptop GPU
- CPU:インテル Core Ultra 9 290HX Plus
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
- ディスプレイ:16インチ、有機EL、2560×1600、240Hz
ROG:黒と金で彩る20周年の記念モデル
2026年に20周年を迎えたROG。ブースでは黒と金を基調とする“Edition 20”のパーツを組み合わせた展示をみることができた。ケースの中にはGeForce RTX 5090を搭載する“ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20”も。パーツごとに色や意匠がそろい、組み上げたときの統一感も見どころになっている。


黒に金の組み合わせがゴージャス。記念モデルらしい特別感があって飾りたくなる。
ピックアップ:ROG NUC 16 EDITION 20
PCでは、小型デスクトップの“ROG NUC 16 EDITION 20”をピックアップ。半透明の筐体にROGのロゴが大きく入り、こちらにも金色のアクセントが施されている。
搭載するGeForce RTX 5090 Laptop GPUは、名前に“Laptop”とある通りノートPC向けのGPU。大きなタワー型とは違うデスクの上に置くPCの選択肢としてもありかもしれない。

【スペック】
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU
- CPU:インテル Core Ultra 9 290HX Plus
- メモリ:32GB
- SSD:2TB
ストーム:PCの中にアクスタ! “影界2”のパーツ配置にも注目
ストームブースには、ケース内にアクリルスタンドを飾ったPCが展示されていた。中が見えるケースならでは。パーツの光りかただけでなく、好きなキャラクターをいっしょに飾る楽しみかたもある。

PCの中が推しの特等席に! 机に向かうたびに好きなキャラクターが見えるのはうれしい。
PCでは、参考出展の“影界2”シリーズをピックアップ。横から見ると、CPUクーラーやメモリのある上側と、グラフィックスカードのある下側に空間が分かれた作り。“GEFORCE RTX”の文字が見え、パーツの配置そのものが外観の特徴になっている。



横から見ると凹凸がスゴい。
【スペック(展示機)】
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5080
- CPU:AMD Ryzen 7 9800X3D
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
マウスコンピューター:白いNEXTGEARはCPUもGPUも水冷
マウスコンピューターブースからは、白いケースの“NEXTGEAR HD-A7G7L”をピックアップ。側面から内部が見える作りで、白い本体にファンのライティングが映える外観だ。
見た目に加えて注目したいのが冷却の仕組み。液体を循環させてパーツの熱を運ぶ“水冷”をCPUだけでなく、GPUにも採用している。搭載GPUは、水冷オーバークロック版のGeForce RTX 5070だ。


キーボードもマウスも白でそろっていてオシャレ。こんなデスクならゲームでも、仕事でもテンションが上がりそうだ。
【スペック】
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5070(水冷オーバークロック版)
- CPU:AMD Ryzen 7 9800X3D
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
GALLERIA:ずらりと並ぶ試遊台。18インチのRTX 5090搭載ノートも
サードウェーブのGALLERIAブースには、ノートPCや外部ディスプレイを並べた試遊スペースが設けられていた。

その中から紹介するのは“GALLERIA NMC9L-R59-G8”。GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載する、18インチのゲーミングノートPCだ。
ノートでも画面の大きさを重視したい人にとって気になる1台。外部ディスプレイをつなぐ試遊台もあり、本体の画面を使う場合と合わせて、デスクでの使いかたをイメージしやすい。


DLSS 4.5を使った『007 ファーストライト』の試遊ができちゃう。
【スペック】
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU
- CPU:インテル Core Ultra 9 290HX Plus
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
- ディスプレイ:18インチ、2560×1600、240Hz
アーケード筐体のように仕立てたり、好きなキャラクターを飾ったり、ノートPCにハンコンをつないだり。6社の展示を巡るとゲームを遊ぶためのPCにも見た目や楽しみかたの違いがあることがわかる。
「この見た目が好き」「こんな環境で遊んでみたい」。そんなきっかけで気になるメーカーや1台を見つけるのもTGSの楽しみかた。会場を訪れる人はゲームの試遊と合わせて、それを動かしているPCにも、ぜひ注目してみてほしい。