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HOMEアニメ>キリコが、スコープドッグが蘇える!

新作アニメーションの情報も! ワンフェス2007[冬]会場で『ボトムズ』が始動!!


●ワンフェス2007[冬]会場で『ボトムズ』が始動!

 2007年2月25日に開催された、ガレージキットの祭典"ワンダーフェスティバル2007[冬]"。同会場にて、’83年に放送され、多くのアニメファンを魅了したテレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の新作アニメーションに関する情報が発表されたぞ!
 『装甲騎兵ボトムズ』は’83年にテレビ東京系にて放送されたロボットアニメ。『太陽の牙ダグラム』でおなじみの高橋良輔監督が手掛けた作品で、"AT(アーマード・トルーパー)"と呼ばれる量産型のロボットを壊れたら乗り換え、壊れたら乗り換えと、使い捨てながら戦いを生き抜くという、これまでのロボットアニメの常識を覆す世界設定が話題となったのだ。テレビアニメ放映終了後もファンの熱い支持によって、4シリーズのOVA(オリジナルビデオアニメーション)が制作されるなどしている。今回制作が進められている新シリーズは、OVA『赫奕たる異端』から13年ぶりの新作となる。

ボトムズコミッティー

イベントでは、キービジュアルも公開された。キービジュアルを描いたのは、前作のテレビシリーズ同様、本作でもキャラクターデザインを務める塩山紀生。また、メカニカルデザインに大河原邦男を迎えるなど、前作アニメ放映当時のスタッフが再び集い、新たな『ボトムズ』の制作に取り組んでいるのだ。

 

 新作アニメーションのタイトルは『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ(仮題)』。2007年夏の公開を予定しており、このアニメーションの公開に向け、『ボトムズ』のキャラクター商品を扱う各社が共同で"ボトムズコミッティー"(※)という組織を旗揚げ。イベントやキャンペーンを実施し、『ボトムズ』を盛大に盛り上げていくのだ。

※ボトムズコミッティー参加メーカー

アドラーズネスト、ウェーブ、エムオークラフト、日経BP、壽屋、サンライズ、タカラトミー、CM’Sコーポレーション、双葉社、バンダイビジュアル、バンプレスト、マックスファクトリー、プラギルド、ボークス、ホビージャパン、ホンキートンク、コスパ、やまと、メディアワークス(順不同)


ボトムズコミッティー

『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ(仮題)』でも監督を務める高橋良輔監督(写真右)と、キリコ・キュービィー役の郷田ほづみ(写真左)。


 ワンダーフェスティバル2007[冬]で開催されたイベントでは、新作アニメーションの監督を務める高橋良輔と、主人公であるキリコ・キュービィーの声優としておなじみの郷田ほづみが登場。タカラトミーが主催する『ボトムズ』商品の改造コンテスト"バトリング大会2007"の授賞式や、新作アニメーションの設定資料やPVを見ながらのスペシャルトークショーなどが行われた。

ボトムズコミッティー

 

 スペシャルトークショーでは、まず前作シリーズの話題で盛り上がった。高橋監督は、「キリコ役のキャスト決定は非常に難航していた。困っていたところに音響監督の浦上さん(※浦上靖夫氏。高橋良輔監督作品を始め、数々の作品で音響監督を務める)が、郷田さんをオーディションに呼んでくださったんです。郷田さんに演じていただいて、絵だけではなくて声が入ってようやくキャラクターはできあがるんだなと感じました」とコメント。それに応じるように郷田氏は「当時は『新みつばちマーヤの冒険』の"アリの隊長"しか声優としての仕事はしたことがなかったので、なんで選んでいただけたのはわからなかった(笑)」とコメントした。

 
 また、話題が新作アニメーションに振られると、郷田氏はまず今回の新作アニメーションにキリコが登場するのかどうかを高橋監督に質問。すると監督は、「キリコは出ます。最初は分隊長として活躍するシナリオが上がっていたのですが、あまりにもしゃべりすぎてキリコのイメージにそぐわなかったので、分隊長から外しました。そうしたらセリフが当初の5分の1まで減ってしまって(笑)」とコメント。また、『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ(仮題)』の舞台はテレビアニメ版の物語よりも、過去の世界が描かれるという。「"リドの闇"に出会うまえのキリコの話。前回のシリーズ52本は大きい戦争の中での戦争を描いていなかった。いわば戦争の残り火のような中での戦いを描いた作品。今回は、戦争の真っ只中を描く」(高橋)。
 

ボトムズコミッティー

 

 スペシャルトークショーの途中で、今回のイベントのために制作されたPVが流された。画面には過去の映像が流れ、"遺伝確率250億分の1の衝撃"というキャッチコピーが映し出される。そして塩山紀生によって描かれたキリコが振り向くコンテが流れてPVは終了。その後に、郷田氏が「我々がアニメーションに携わるのはスタジオだけなので、待ち遠しい。非常に楽しみです」と期待感を表した。また現在の制作状況を聞かれると、「スケジュール的には順調とは言えないが、現場で上がってくる成果物には満足している」と自信に満ちた表情で高橋監督は結んだ。

ボトムズコミッティー

設定資料の公開時に、まず最初に画面に映し出されたのがキリコだった。

 

ボトムズコミッティー

ボトムズコミッティー

ボトムズコミッティー

ボトムズコミッティー

公開された設定資料の中には、ATのものもあった。スコープドッグ、スタンディングトータス、ダイビングタートル、ファッティーの4種が公開され、「新型は出るのか?」という質問に対し、高橋監督は「新型は出ますが、ファッティーならファッティーの改良型というようなものになります。」と答えた。

 

ボトムズコミッティー

ボトムズコミッティー

「ある種、独特の年齢層の方々が会場に集まってくれてうれしいです(笑)。パワーを感じますね。この作品とめぐり合えて本当によかったです。がんばりますので、期待してください」(郷田)

「アニメーションは声が入って完成となる。魅力的なキャスティングができると思うので、ぜひ期待してください」(高橋)


 

(C)サンライズ

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