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『テイルズ オブ ヴェスペリア』の続編はある!? 劇場版大ヒット記念トークイベントが開催

2009/10/17

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●『テイルズ オブ ヴェスペリア』の裏話を披露

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 劇場版『テイルズ オブ ヴェスペリア』のヒットを記念してのイベント“大ヒット御礼!! 『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』オフ会??? in 角川シネマ新宿”が、2009年10月17日に開催された。映画の上映のあとに楽しめたこのイベントは、ゲーム版と劇場版に関わるクリエーター4人が『テイルズ オブ ヴェスペリア』について熱く語るというもの。登壇したのは、『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』の監督を務める亀井幹太氏、プロダクション I.Gのプロデューサーの寺川英和氏、バンダイナムコゲームスのゼネラルマネージャー吉積信氏と制作プロデューサーの樋口義人氏の4名(写真左から)。司会者いわく「見事におっさん4人が揃った」というトークイベントは、極めてざっくばらんとした雰囲気のうちに行われた。

 入場者が事前に提出した質問に答えていくという形で実施されたトークイベント。当然映画を観に来た人たちは『テイルズ オブ』ファンが多く、鋭い質問が続出した。まずは、「ゲームから映画化するにあたって、ここだけは外せないシーンは?」との質問には、樋口氏が「(ゲーム制作者サイドの)こだわりが映画を作る足かせになってはいけないと思ったので、こちらとしては要望は出しませんでした。ただ、ユーリとフレンがそれぞれの正義にのっとってことに臨むということを外すと『テイルズ オブ ヴェスペリア』としては成立しなくなるとは思っていたのですが、言うまでもなく映画スタッフの皆さんがわかってくださっていたので、すごく安心しました」と語れば、吉積氏も「ゲームのテーマとしては、男と男の友情や正義といったものの関係性を描いていきたいというのがプロデューサーとしてはありました。それをゲームの中で問いかけるということをやりたかったんです。それがゲームのいちばん重要なテーマになっており、ファンの皆さんにも伝わっているところだと思っています。映画にはそのテーマがストレートにシフトしていたので、私たちとしてはすごくありがたかった」と答えるなど、ゲーム制作サイドと劇場版制作サイドの『テイルズ オブ ヴェスペリア』に対する思いがいかに合致していたかが明らかにされた。

 また、「ゲーム版と劇場版の矛盾がいくつかあると思いますが、そのへんはどうでしょう?」という鋭い質問には、亀井監督が「言葉のチョイスが難しいのですが、映画として成立させるために知ってはいたけど、わざとゲーム版とは変えている部分はあります。映画の設定といったところです。拡大解釈として、(劇場版からゲーム版につながるまでのあいだに)こんなことがあるんじゃないか?とか想像してもらえるとうれしいですね」とのこと。それに対しては吉積氏も「ゲーム制作サイドとしては、映画として成り立つものにしてくださいというリクエストを出しました。もちろん、まったく違うものだと困るわけですが、映画として成り立っていて、その上でいちばんいいものであれば十分だと思っていました」と語り、いかにゲーム制作サイドが劇場版制作スタッフに全幅の信頼を寄せていたかをうかがわせた。さらに、こうした鋭い質問が出るのは、いかにファンがゲームや映画をしっかりと楽しんでいるかの証拠で、吉積氏も「奥の奥まで遊んでくれているのがうれしい」と感慨深げだった。

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 そして、誰もが気になるであろうゲームや劇場版の続編の可能性を問う質問では、興味深い発言も。吉積氏は、会社で『テイルズ オブ』シリーズの打ち合せをしているときに、スタッフのひとりから「『ヴェスペリア2』ってやらないんですか?」と真剣に聞かれて、「おまえ、ファンみたいなことを言うな!」と語ったというエピソードを紹介。そこで「(社内でも)『2』をやってほしい雰囲気はあるみたいですね。考えどころです」とコメントしたのだ。劇場版の続編に関しても吉積氏は「今回『テイルズ オブ ヴェスペリア』が映像になって、発見もあったし驚きもありました。“つぎに映像になったらこうしたいな”という思いも出てきたので、いつになるかはわからないのですが、映像になった形をお見せしたいというのはあります」と、ゲームや劇場版の続編に関して大きな可能性をうかがわせた。司会者の「続編を出してほしいですか?」との問いかけに、会場から大きな歓声が沸いたのも当然のことと言えるだろう。

 また、トークイベントでは思わぬこぼれ話も。当初ナイレン隊の軍師であるガリスタ・ルオドーは『テイルズ オブ ジ アビス』の人気キャラ、ジェイド・カーティスをイメージしており、声優も子安武人にお願いするというプランがあったというのだ。吉積氏的には大いに盛り上がったというこのアイデアは、周囲から「冷静になってください!」と言われて思い留まったという。ガリスタがメガネキャラになったのはその名残だ。最後に、4人のクリエーターはファンにメッセージを送ってトークイベントの幕は閉じた。

 「『ヴェスペリア』は幸せなタイトルです。僕が関わったタイトルに『テイルズ オブ ジ アビス』がありますが、人気があるがゆえに“呪縛”というか、紐づいて言われることが多かった。これでやっと『ヴェルペリア』の人だね、と言われているようですごく幸せです。これからも『テイルズ オブ』のゲームが出てきますので、よろしくお願いします」(樋口)

 「公開して2週間でこんなにたくさんの人に楽しんでもらえてうれしい。たくさんの人の愛情を感じるし、幸せな気持ちでいっぱいです。『テイルズ オブ』シリーズは今後も作っていくでしょうし、グッズや本などいろいろな展開があるでしょうが、皆さんに喜んでいただけるようなものを作り続けたいと思いますので、よろしくお願いします」(吉積)

 「じつはちょっと焦っています。と言いますのも、1本の映画を作るのに最低2年はかかるので、つぎの映画を見ていただくためには、早々に着手しないとどんどん先になってしまうからです。そういった意味では、今回せっかくいい経験ができたので、一刻も早くつぎの作品を作りたいです。やりたいことはたくさんあるので、近いうちにお会いしたいです」(寺川)

 「まずは皆さんにありがとうございます、と言いたいです。やっている最中は苦しかったけど、思い返せば楽しいことが多かった。もちろん衝突もあったのですが、それらもひっくるめて作品にうまいこと反映できたのではないかと。もし機会があれば、許してくれるならば、続けていきたいと思っています。本当にありがとうございました」(亀井)

 当初予定していた時間を大幅に超えて行われたトークイベントは、『テイルズ オブ』シリーズとファンのあいだの親密な関係を思わせるように、和気あいあいとして雰囲気のうちに終了した。2009年10月3日に劇場公開が開始された『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』は、公開2週間目にして興行収入1億円を突破。全国34館の公開規模からすれば破格の人気を見せつけているという。2009年10月17日からはさらに3館が追加されるとのことで、ますます勢いは増しそうだ。

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※『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』の公式サイトはこちら
 

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