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釘宮理恵:向上心を忘れずに、いい意味でファンの方を裏切っていきたい
エンジェル・ボイス アゲイン

2009/7/15

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エンジェル・ボイス アゲイン


ファミ通Xbox 360(毎月30日発売)の人気連載“エンジェル・ボイス アゲイン”とファミ通.comがコラボレート。誌面の都合などから、本誌では泣く泣くカットせざるを得なかった声優さんの貴重なお話の数々を完全収録。声優さんが“声のお仕事”に対するこだわりぶりを語る! 本日のゲストは、釘宮理恵さん(不定期連載第24回)。

 

 

【本日のゲスト・釘宮理恵さん】

第3回声優アワードで主演女優賞を受賞するなど、いまもっとも脂の乗った声優のひとり。4月30日に発売したユービーアイソフトのプレイステーション3、Xbox 360『Xブレード』ではヒロインのアユミを担当している。


●ファンの声援が力になり……

ava01.jpg――まずは、釘宮さんが声優を目指すきっかけを教えてください。

釘宮 高校生のころ、放送部に入っていてとにかく“しゃべる”ということが楽しくて。それで、“しゃべる”というお仕事に関わりたいと思っていました。両親は「アナウンサーにでもなれば?」と勧めてくれたのですが、アナウンサーは現実に起こったことを話すのに対して、声優は物語の世界のことを話すので、同じ“しゃべる”でも夢みたいなほうがいいな、というのが決め手になって声優を目指すことにしました。

――物語がお好きだった?
釘宮
 幼いころから物語やファンタジーが好きでした。小学生のころから表彰されるくらいの読書少女で、年間何100冊も図書館で本を借りて読んでいました。

――初めてのお仕事は?
釘宮
 最初のお仕事はゲームのアフレコでした。

――収録はどうでした?
釘宮
 いまは恥ずかしくて聴けないのですが、そのときは精一杯やっていました。

本当にぽっと田舎から出てきた状態だったので、ほとんどレッスンをする間もなく収録に臨んだんです。お芝居のことはまったくわからなかったので、とりあえず書いてある文字を読んでいるみたいな感じでした。本当に手探り状態で……。

――収録で手応えなどは?
釘宮
 まったくなかったです。本当に緊張していて、手応えがなくて不安になるばかりでした。「声優に向いていないのかも」って落ち込んでいました。ただ、その作品では、イベントがあって、いろんな会場でファンの方にお会いする機会があり、いつも「応援しています!」って言ってくださったんですね。それで、「私はこんなにダメなのに、応援してくださる方がたくさんいるんだ!」ということで、とてもうれしかったんです。その方たちの期待に応えるためにも、「いまはダメだけど、もっともっと上手になりたい」って思いました。

●今後はさらに人間性を高めていきたい

――役作りはどのような感じで?
釘宮
 原作がある場合は、ただただ原作を読みます。読んで、セリフをその場で口にしながらっていう感じです。「これは重要なセリフだな」って思ったら、納得するまでしっくりくるしゃべりかたを捜します。ぴったりくる場所を捜す感じです。

――自分に近いと演じやすくて、遠いと演じにくいものですか?
釘宮
 そうですね。私の中の理解を超える考えかたを持っているキャラに出会うことも増えてきました(笑)。でも最近では、逆にそういう考えかたを私がもらってしまえばいいんだと思うようにしています。

――釘宮さんにとって演じることの醍醐味って何でしょう?
釘宮
 現実の限界をさらに超えて、いろいろな経験ができることですね。例えば

役を演じることによって現実ではありえない感情をぶつけ合ったりとかしますしね。

――演技しながら感情をぶつけあっているのですね?
釘宮
 演じているキャラが限界を超えている精神状態に置かれていたら、私自身も超えていたいと思うし、私がセーブしてしまうのではなく、そのキャラも“熱”を持っているので、テレビの前で見てくださっているファンの方に向かって、「このキャラはこれだけ感情が高ぶっている!」というエネルギーを伝えたいんです。

――今後どんな役柄を演じてみたいですか?
釘宮
 どんな役柄であれ、ファンの方がのめり込めるような役柄だったり作品だったりと出会っていきたいですね。毎週の放送を見て「1週間それでがんばれる!」と言ってもらえたらとてもうれしいです。

――最後にファミ通.comの読者に向けてのメッセージをお願いします。
釘宮
 これからは、ファンの方が抱いてくださっている期待に応えるのはもちろん、それ以上のサプライズをお届けしたいです。ファンの方も目や耳が肥えてきていますし、私も向上心を忘れないように「釘宮はこんな役もやるのか!?」と驚かれるよう、いい意味でファンの方の期待を裏切っていけたらいいなって思っています。これからも応援よろしくお願いします。


※釘宮理恵さんの情報はこちら

photograh:Daisuke Komori

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