HOME> アニメ・声優> 新谷良子ライブツアーFINAL“はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる ’09 chu→lip☆Toy Parade”の模様をお届け
●全国13ヵ所を回ったツアーの最後は、もちろん笑顔で!
声優、そしてアーティストとして活躍中の新谷良子。彼女が2009年4月19日から全国13ヵ所で開催されたライブツアー“新谷良子Live
Tour はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる ’09 chu→lip☆Toy Parade”のファイナルが、2009年6月7日(日)、東京・新木場の新木場STUDIO
COASTにて開催された(※新木場は追加公演)。
ライブ当日は、これ以上ないくらいの快晴。多くのファンが新木場STUDIO
COASTに集った。ライブには女性限定エリアが用意されているためか、集まったファンの中には女性の姿が多く見られた。
ライブが始まると、Pink Bambi BANDのメンバーと新谷によるトークが展開。そしてバンドメンバーが登場すると、ファンはピンクのサイリュームでメンバーを迎える。青いリボンが目を惹く衣装で登場した新谷は、そのまま『Welcome
to the Parade』、『Bandwagon』、『Seven color palette』の3曲を披露。1曲目からファンとのとてつもない一体感を感じさせるステージで、ファンもステージに立つメンバーも、どちらもこの時間を思う存分楽しむ気満々。
MCでは、「ひとりで来てくれた人もそうでない人もみんな(ちゅーりっぷ王国の)国民です。ご近所づきあいをしてください」と語ると、会場のファンがまわりの人たちと「こんにちわー」、「よろしくー!」と挨拶するひと幕も。新谷は「各地で毎回やってきたんだけど、この光景がすごく好き(笑)」と語るように、たったひと言の挨拶ではあるが、あったかい空間が作り出され、ファンどうしの絆が深まる空気が感じられた。
▲新谷はもちろん、会場に詰め掛けたファンも最初からものすごいテンション! |
続いて披露されたのは『CANDY☆POP☆SWEET☆HEART』。同曲では、途中それまでファンが振っていたサイリュームをウルトラオレンジに持ち替え、会場中がオレンジ色の光に包まれるという演出が恒例となっており、この日も新木場STUDIO
COASTの会場をオレンジ一色に染め上げる。さらにここから『ハリケーンミキサー』、『wonderstory』、『crossing
days』と息つく間もなくたたみ掛ける。『ハリケーンミキサー』では、バンドメンバーのソロタイムなどもあり、曲の後半では観客全員が大乱舞状態になるなど、大きな盛り上がりを見せた。
▲笑顔が絶えない新谷。心の底からライブを楽しむ姿勢は、ファンも同様。 |
▲会場中がオレンジ色の光に包まれる光景は鳥肌モノ。暖かい光が会場に充満する。 |
▲左からバンドマスター&ギター&キーボードのR・O・Nくん、ドラムのひろくん、ベースのみっちゃん、ギターのよーすけくん。R・O・Nくんは1曲の中でギターとキーボードを使い分けるといった離れ業も見せる。 |
ここからはアツく盛り上がった会場を少しクールダウンさせるかのように、『雨のスリーコード』、『promise
ring』、『sugarpot』、『new story』を歌い上げる。MCに入ると新谷は「『new story』のときは、みんなの顔を見ようと思っていて、どこの会場でもみんな同じ顔をしてるんですよ。ニコニコしててうれしいなって」と『new story』を歌っているときの裏話を披露する。さらに、女性ファンに向けて「女の子ちゃん!」と声をかけると、「キャ――――! 良子ちゃーん!!」という声が返る。これには新谷も満面の笑みで「すごっ! 聞きなれない黄色い声が(笑)!!」と喜びをあらわにした。
ライブ終盤は『アイロニカルスター』でスタート。『Trickstar’s
next Trick ’09』では、早口による歌と、ファンとのコール&レスポンスが心地よく奏でられる。さらに『Wonderful
World』、『月とオルゴール』を歌った新谷は、この2曲を、いまの自分をくっきりと残そうと思って歌った曲だと語る。どれぐらいくっきり残そうとしたかを「下敷きを使わずにボールペンで書いて跡が残るぐらい」というわかりづらいたとえ話で伝えるも、すぐに「(たとえがわかりづらくて)あとで後悔するなぁ(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘う。
そして、「ホントに幸せだった“Toy
Parade”最後の曲です。この曲も大切な曲」というコメントとともに歌われたのは、『空にとける虹と君の声』。感情を目いっぱい込めて歌い上げる新谷。曲の終わりと同時にスッと幕が下ろされると会場からは大きな「アンコール!」の声が響き渡る。この声に応えて再び登場した新谷は、『はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる』を披露すると、「ここで皆さんにお知らせがあります」と語り始める。
お知らせのひとつ目は、2009年6月3日に発売されたNewシングル『Re
TIME』の告知。そしてふたつ目は2009年秋に今回のライブツアーのDVDが発売されるというもの。「こんなに(カメラが)入ってて、出ないわけないよね(笑)」とおどけながら話す新谷だったが、そのライブDVDのボリュームは相当なものになる予定とのこと。「全国13ヵ所を経て、新木場に至るロードムービーみたいな内容になる(予定)」とのことで、ステージの様子はもちろん、楽屋での様子も観られそうだ。また、会場からの「Blu-rayは?」という質問には、「ん? 何それ、おいしいの?」(新谷)と返すひと幕も。
アンコール曲として『スパイス』を披露した新谷は、「最後まで盛り上がっていくよ――――――!」と声を振り絞ると『MARCHING
MONSTER』に突入。会場中が歌い、飛びまくり、アツくアツくアツく盛り上がる。「ホントにホントにありがとうございました!」という声とともにステージから姿を消した新谷だったが、会場からの「もう1回」コールに答えて、再々登場。「ここに来てくれた人たちも、各地で会った人たち、現地のスタッフさんたち、みんな私に必要な人たちばかりで、ツアーをいっしょに回ってくれたスタッフさんみんなに感謝していて。みんなでなかったらここまでできなかったって」と話し始めた新谷は、バンドメンバーをステージへ招き入れると、最後の曲への思いを訥々と語り始める。
「各会場全部が全部、笑顔で“楽しかったね”って終われたことがホントにありがたくて、幸せで。そう思った自分を大事にこれからもがんばっていこうかな、と。そんな中で1曲生まれて、それが(2009年)6月3日、つい先日みんなの手元に届けられました。ホントは言葉で伝えたいんだけど、それを私は歌という形で自分の思いを残していけたらいいんだろうなって、改めて気づいたツアーとなりました。なので、あまり言葉にするよりも、この曲を最後に聴いてもらおうかな、と思います」(新谷)と語り、披露されたのはもちろん、『Re
TIME』。歌の途中から、会場に詰めかけたファンの手拍子と歌声が重なり合い、本当に最初から最後までファンとの一体感を感じさせるライブとなった。
曲が終わると、会場からは「PBB!」コールが巻き起こる。とめどなく流れる涙を拭いながら、ステージにひとり残された新谷は、「私がこうして、ここにいてもいいよって言ってくれる、そんな温かい場所があって。それが全国にあって、すごく幸せで。こんないい時間を過ごすことができて、ステージ上からも、ステージ裏からもすごい素敵な愛情の力を感じて。私はこれからもがんばっていくので、みんなも無理のないぐらいに私のことを見ていてくれたら、うれしいなと思います。本当に幸せだなって思います」と語る。そして「”chu→lip☆Toy
Parade”14公演、心から本当の本当に……(ここでマイクを離して)ありがとうございました!!!」と自分自身のそのままの声を会場に響き渡らせると、割れんばかりの拍手が浴びせられる。さらに「ありがとうございました――! 超楽しかった――――――――――!!」と思いの限りをぶつけると、STUDIO
COASTいっぱいに充満した幸せな空気を噛みしめるように、会場中のファンに手を振っていく。そして名残惜しそうにしながら新谷がステージから姿を消したあとも、会場には温かい空気がいっぱいに満ちていた。
▲最後まで、会場のすべてのファンに届けとばかりに笑顔で手を振る新谷だった。 |
新谷良子Live Tour はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる
’09 |
|
01 |
Welcome to the Parade |
02 |
Bandwagon |
03 |
Seven color palette |
04 |
CANDY☆POP☆SWEET☆HEART |
05 |
ハリケーンミキサー |
06 |
wonderstory |
07 |
crossing days |
08 |
雨のスリーコード |
09 |
promise ring |
10 |
sugarpot |
11 |
new story |
12 |
アイロニカルスター |
13 |
L&L |
14 |
Trickstar’s next Trick 09’ |
15 |
Wonderful World |
16 |
月とオルゴール |
17 |
空にとける虹と君の声 |
アンコール |
|
18 |
はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる |
19 |
スパイス |
20 |
MARCHING MONSTER |
ダブルアンコール |
|
21 |
Re TIME |
(photo:Daisuke
Komori)
※新谷良子公式サイト“はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる”はこちら
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