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野中藍:みんなに幸せな気分になってもらえるように
エンジェル・ボイス アゲイン

2007/12/27

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ファミ通Xbox 360(毎月30日発売)の人気コーナー “エンジェル・ボイス アゲイン”がファミ通.comに出張! 誌面の都合などから、本誌では泣く泣くカットせざるを得なかったお話の数々を完全収録。声優さんの“声のお仕事”に対するこだわりぶりを聞いちゃいます! 本日のゲストは、野中藍さん(第11回)。

【本日のゲスト・野中藍さん】

代表作にアニメ『宇宙のステルヴィア』の片瀬志麻役や『魔法先生ネギま!』の近衛木乃香など多数。最近は歌手としての活躍もめざましく、3ヵ月連続でCDをリリースし大きな話題を呼んだ。12月にはトリプルリリース達成イベントを行った。


インタビューの模様を動画で再生
再生には、Windows Media Playerが必要です。

 
●『幽☆遊☆白書』の蔵馬に憧れて……

nonaka002.jpg――まずは、声優を目指すようになったきっかけから教えてください。
野中
 小学校高学年のときに『幽☆遊☆白書』のファンで、とくに蔵馬が大好きだったんですね。で、「蔵馬に会いたい!」という不純な動機から声優を目指すことになったんです(笑)。声優の緒方恵美さんに憧れたんですね。で、図書館の本に「声優になるためにはお芝居が必要だ」と書いてあったので、そこから演劇部に入ったり、バレーを習い始めたりしたのですが、そのうちにお芝居そのものが好きになっていました。

――ピンポイントですね(笑)。
野中
 それで高校を卒業するころには男性役を演じたくて宝塚歌劇団を目指したのですが、身長が足りなくてどうしても断念せざるを得なかったんです。「将来どうしよう?」というときに思い出したのが、小学生のころに声優になりたいという夢でした。それで声優養成所(青二塾)に入ることにしたんです。

――養成所での日々はどうでした?
野中
 週5日はレッスンで、とにかく役者修行にどっぷりの日々でした。養成所では、とにかくみんなが夢に向かってがんばっていて、同じ目標に向かってまい進していました。同期のメンバーはライバルでもあり仲間でもあり、ほかでは決して経験できないような濃い時間を過ごすことができました。

――ちなみに、憧れの緒方恵美さんとは、お会いする機会はあったのですか?
野中
 はい。私がゲスト出演したラジオ番組のまえの番組で、たまたま緒方さんがゲスト出演されていたんですね。それで私の収録が終わったあとにスタジオに張り付いていて、ご挨拶させていただきました。じつは、まだお仕事をごいっしょさせていただいたことはないんです。好きな野球選手に憧れて、自分もプロ野球への道を歩んだ形ですが、一度いっしょにマイクの前に立ちたいなって思っています。


●2008年はプライベートの充実を……

nonaka003.jpg――印象的な役柄などはありますか?
野中
 私にとっては初めてのヒロイン役となったアニメ『宇宙のステルヴィア』(2003年)の片瀬志麻役です。最初は違う役でオーディションを受けさせていただいたんですけど、急遽志麻役のオーディションも受けさせていただき、受かったのでびっくりしました。演技も試行錯誤の連続でしたね。志麻は主役なので、当然のこと物語は志麻の視点で進むのですが、アニメだと場面転換がポンポンとありますよね。その場面転換に芝居がついていけなくてたいへんでした。『宇宙のステルヴィア』では、音響監督さんにつきっきりで指導してもらったりしてかなり助けられました。

――場面に合わせてテンションも変えていかないといけないですものね。
野中
 はい。でも、キャストの皆さんにも恵まれて、「アニメの現場って、こんなに仲がいい人たちばかりなんだ」って思いました。先輩たちもやさしくて、私が最後に居残りをしてナレーション録りをしているときでも、終わるまで外で待っていてくださったり……と和気あいあいとした現場でした。『宇宙のステルヴィア』は宇宙学園ものといった趣きのアニメだったのですが、現場の雰囲気のよさは演技にも反映されていて、本当に充実した作品になりました。

――そこで掴んだものは大きかった?
野中
 はい。あとは、『魔法先生ネギま!』(2005年)の近衛木乃香役ですね。通常のアニメだと、アニメのシリーズがあってドラマCDなどの展開があるのですが、『魔法先生ネギま!』は逆で、最初にドラマCDやキャラクターソングがあってアニメの収録だったので、キャラクターを肉付けしていくのがたいへんでした。彼女は京都弁なのですが、私は博多弁しかできないので、そのへんでも苦労しましたね。あとは、やっぱりライブ活動です。『魔法先生ネギま!』はライブ活動が多かったのですが、キャストが先生を入れて32人もいるんですね。それで、自分の立ち位置というか、自分が何をすればこの舞台に貢献できるのか……というのがとても勉強になりました。32人のなかには、踊りのうまい人もいればトークの上手な人もいるわけで、「じゃあ私はどうしたらいいんだろう?」って考えさせられたんですね。で、そのときに至った結論というのが、近衛木乃香ちゃんは原作でも笑っていることが多くて、“はんなりとした”キャラクターなんですね。だから、私がステージに出たときは、笑顔でいようって毎回思っていました。その心構えはいまでも変わっていないです。

――今後演じてみたい役柄などはありますか?
野中
 いままでは自分の実年齢よりも年下の役を演じることが多かったのですが、最近は等身大の女性を担当することが増えたので、もっと上の年齢の役にも挑戦してみたいです。今年はアニメ『ぽてまよ』(2007年)で初めてお母さん役を演じさせてもらったのですが、とても楽しかったです。あとは、歌手としての活動です。8月〜10月にかけて3ヵ月連続でシングルCDをリリースさせていただいたのですが、もっとがんばっていきたいです。歌に関しては、技術的にはまだまだなのですが、「応援してくれているファンの皆さんのために恩返しができたら」ということで心を込めて歌っています。

――声優も歌もしっかりと取り組んでいくということですね。
野中
 はい。あとはプライベートの充実かな(笑)。声優になってから6年、、やっと仕事のペースとプライベートの時間が両立できるようになってきたような気がします。仕事も充実しつつ、プライベートも豊かにしていきたい。まずは、最近はまっているアロマセラピーの検定をとれたらいいなって思っているんですよ。

※野中藍さんの最新情報はこちら

 


photograh:Daisuke Komori  

 

 

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