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5th Single『JOINT』をリリースする川田まみにインタビュー!

2007/10/22

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●力強さを帯びて歌い上げる新曲『JOINT』

 北海道を拠点に活動する音楽アーティスト集団”I’ve”のボーカリストのひとり、川田まみ。2005年にメジャーデビューを果たして以降、その繊細なビブラートと伸びやかに響き渡る高音によって存在感を示してきたアーティストだ。彼女は、2007年10月より放送が開始されたテレビアニメ『灼眼のシャナII』のオープニングテーマ『JOINT』とエンディングテーマ『triangle』を担当している。前作となる『灼眼のシャナ』のオープニングテーマ『緋色の空』で、多くのアニメファンを魅了したそのボイスが、再び帰ってくることとなったわけだ。

 そんな川田まみに、新曲『JOINT』への想いを語ってもらった。力強いロックテイストの楽曲となった『JOINT』が誕生するに至ったきっかけ、そして『JOINT』の魅力、今後の展望など、いまパワーをたぎらせ熱く燃えたぎっている川田まみの声を聞いてくれ!


川田まみ
kawada mami

川田まみ

北海道出身の女性アーティストで、北海道を拠点に活動する音楽アーティスト集団”I’ve”のボーカルのひとりだ。メジャーデビュー後は作詞も担当しており、新曲『JOINT』も川田の手によるもの。今後の活動が期待される、注目のアーティストである。



――今回の『JOINT』ですが、すごく疾走感のある曲になりましたね。

川田まみ(以下、川田) もともと疾走感みたいなものは、これまでの作品でも強く出されていて、それは持ち味としているところでもあるので、今回も感じてもらえると思います。いままではロックテイストと打ち込み的なトランスのテイストを融合して、切なく、流れるようなイメージの曲を歌ってきていたんですね。それが今回はかなりロックテイストの強い、勢いのある曲に仕上がったかな、と思っています。

――”ROCK×I’ve”サウンドの究極進化であると。

川田 そうですね。これまでにない新しい試みと、いままでやってきたものとがうまく融合されました。歌いかたも、いままではためらってきた部分にチャレンジしています。ビブラートやファルセットに代わる歌いかたというのが、私の得意としている歌いかたなんですけれども、今年に入ってからいろんなことに挑戦させてもらっていたんです。

――4th Singleの『Get my way!』も、これまでとは違うイメージの曲でしたよね。

川田 『Get my way!』で、いつもの歌いかたというのを一切なくして。自分の見せどころをなくしたときにどういうことができるかな、という挑戦をさせてもらったんです。そうすることで見えてきたものがありましたね。『Get my way!』と出会ったときは、行き詰っていたわけではなかったんですけれども、どこかで「このままでいいのかな?」という気持ちがあったんです。いままでは、どちらかというと全面的に強く出すというよりは、ちょっとクールで一歩引いた感じ、というものを私の中で決定づけたいという思いがずっとあって。「私はこうじゃなきゃいけない」という”これまでの川田まみ像”に縛られていたんですよね。3枚目、4枚目を出すまえは、けっこう考えさせられる部分がありました。それが今年に入ってから、いろいろな形のサウンドを自分の中で試せたんです。そうしていく中で、いままで縛られていたところが、いい意味で解き放たれました。いろんな楽曲に少しずつ出会えて、少しずつ心境が変わっていったという感じですかね。

――戸惑いを感じながらも少しずつ変化を遂げてきて。現在、「川田まみはもっといける」と感じていますか。

川田 ”もっといける”という気持ちはもちろんありますが、私的には”帰ってきた”というイメージのほうが強いんですよ。2枚目の『緋色の空』という曲が『灼眼のシャナ』のオープニングテーマに使われていた曲なんですが、今回の『JOINT』も、また『灼眼のシャナII』のオープニングテーマとして、いっしょにやらせていただいているんですね。『JOINT』は、『緋色の空』に比べて、ロック色も強くなっているし、勢いも増している。新しい試みをしているのに”帰ってきた”と感じているのは、「またシャナとやれるんだ!」という気持ちが強いのかもしれません。リラックスして自然体でいられるようなイメージで、「ここからまた新しいことができる」とか、「もっと楽しいことができるんじゃないか」、「まだやれる」という思いがありますね。

――『JOINT』が『灼眼のシャナII』のオープニングテーマになったことへの感想は?

川田 素直にうれしかったです。私の中で『緋色の空』との出会いはすごく大きくて、この曲で皆さんに”川田まみ”という人物を知ってもらうきっかけになったんですね。アニメのオープニングはいろいろとやらせていただいていて、そのときにシナリオや資料を読むので、それぞれのアニメに対する思い入れというのはあるんですけれども、『シャナ』はとくにその思いが強かった。だから今回はホントに「『II』をやるならお願いします!」というような感じで(笑)。素直に私の声を求めてもらえたことが本当に純粋にうれしかったですね。

――『シャナ』ファンも、また川田さんが主題歌を担当されるということでうれしいんじゃないかな、と思います。

川田 期待してもらえていたのなら、うれしいです。たぶんみんなは『緋色の空』と比べたりすると思うんです。前作の曲のイメージって私自身でも強いし、みんなも強いと思うんですね。でも、また違う表情で、すごくいいものができたと思って自信満々でいるので、皆さんにも喜んでもらえたら、と。

――そんな『JOINT』の聴きどころは?

川田 私自身、楽曲が上がってきたときにいちばんビビッと来たのが、やっぱりイントロのカッコよさで。すごくしびれたというか(笑)、素直に「かっこいい!」と思ったのでそこは聴きどころだと思います。私個人としては、Dメロ(※)でメジャーな、前向きな感じになっていくんですね。そこはかなりこだわったというか、あえてメジャー感を出させてもらってメリハリを出したんです。これが、すごく成功したと思っています。けっこうおもしろく展開できたので、ぜひ聴いてもらいたいです。

 

※2番のサビが終わったあとの部分を指している。


――タイトルや詞に込めたメッセージ、意味というのは?

川田 『JOINT』というのは、主人公のシャナと悠二のふたりがいっしょに力を合わせて戦っていく姿を重ねてつけたタイトルです。オープニング曲ということだったので資料を読ませていただいて書いたんですけれど、2番のAメロに”砕けていく風景”という言葉があるのですが、この言葉はシナリオにあった言葉なんです。シナリオを読んでいるときは、とくに何とも思っていなかったんですけれど、何か引っかかっていた言葉で。改めて読み直したときに、『シャナ』という作品の中での砕けていくような、街が崩れ去るような風景という意味ではなくて、これは私たちの世界にも言えることなんじゃないかな、と思って。いま、世間ではいろんな事件が起こっていますよね。テレビで観ているだけだとなかなかリアルに感じられないですけれど、じつはその境界はけっこう脆いと思うんです。テレビのニュースなどで報じられている事件が、いつ身のまわりで起きてもおかしくない現状で、奇跡的に私たちは生きているんだ、ということをすごく伝えたかった。だから、この曲を通して自分自身や、自分のまわりにいる人たちの大切さをみんなに感じてもらえればいいな、という思いで書きました。

――なるほど。いまお話を伺っていて思ったんですけれど、『シャナ』についてお詳しいですね。

川田 『シャナ』は大好きですね。シナリオも全部読ませてもらって、いままでのDVDももちろん全部観て、大好きなのでフィギュアを買ったりだとか(笑)。

――ホントですか!(笑)

川田 けっこうハマっちゃうタイプなので。『シャナ』に限らず、ほかのアニメの曲作りなどもやっているうちに気持ちが入ってしまって。曲は1日、2日で作り上げられないじゃないですか。何ヵ月かかけて、やっと曲ができあがるわけですよ。そうして曲ができあがったときに、またイメージするんです。「オープニングでどんな絵がつくんだろう!?」とか(笑)。すごくワクワクしながら放送の日を待っていたりしますね。小さいころはアニメを観ていましたけど、大人になってからはアニメを観ることはなかったんですよ。でもいまは、こういう仕事をさせてもらって、けっこうハマっちゃってますね(笑)。

――『シャナ』はオススメですか。

川田 オススメです。ぜひぜひ観たほうがいいですね(笑)。

――ほかに川田さんオススメのアニメはありますか?

川田 自分が関わった作品だと『シャナ』が大きいんですけれど、関わっていない作品なら『ドラゴンボール』とか(笑)。いまDVDをレンタルして観ているんですよ。最初から。まだまださきは長いです。

――意外なタイトルが出てきましたね。

川田 そうですか?(笑) もうバリバリ私は、水曜夜7時に観てました(笑)。弟がいるので、弟といっしょに観ていて。幼心に、いちばんとっつきやすかったんでしょうね、『ドラゴンボール』が。

――いまなお、楽しめる作品であると。

川田 おもしろいですよ。寝ないで観ていますから(笑)。全部観つくしてやろうと思って。

――ちょっと話が脱線してしまいましたけれど(笑)、川田さんの今後の展望というのは?

川田 希望としては、アルバムを作ってライブをしたい、というのがあります。ただそれだけではなくて、その展開をアジアのほうなどにも向けていきたいんです。今年の夏にイベントで台湾に行きまして、すごく温かく迎えていただいたんですよ。まえはピンと来ていなくて、日本を離れてライブをやるなんてことは。でも、2006年にソロライブをやって、ファンの皆さんが「すごく温かい」ということを感じたんです。台湾に行ったときにも皆さんが温かく受け入れてくれたので、それなら日本だけでなく、アジアでもライブをやっていけたらいいな、という気持ちが芽生えました。台湾の方々は、日本を愛してくれているイメージがすごく強いんです。街を歩いていても、日本の雑誌ばかりを売っているお店があったり。街は、原宿的な街並みなんですけれど、看板を見たら”代官山”って書いてあって(笑)。「ええ!?」ってビックリしちゃいました。でもそれを見たときに、「日本のことを愛してくれているんだな」ってすごく親しみがわきました。

――それでは今後は、国内だけではなく、アジア、世界に向けて。

川田 そうですね。シングルもけっこうリリースしていますし、前作のアルバムからもう1年半ぐらい経っているので、またアルバムを出して、成長したところを見てもらいたいな、と思います。

――ライブは気持ちいいですか?

川田 気持ちよかったですね。それと同時に、すごく勉強になりました。いままで見えていなかったものがたくさんあったなって。初めて自分がステージに立ってライブというものを経験したことで、「もっとこうしたい、ああしたいという」という思いがたくさん芽生えました。今回の『JOINT』や『Get my way!』は、ライブでもみんなで盛り上がれるんじゃないかな、という部分もあってできあがったところもありますね。

――かなり盛り上がりそうな曲ですよね。

川田 盛り上がりたいです! 早く、みんなと!!(笑)

――(笑)。最後に川田さんのファンの皆さんはもちろんですが、『灼眼のシャナ』のファンの皆さん、ファミ通.comの読者の皆さんにメッセージをお願いします。

川田 いつも応援していただいてありがとうございます。今回の曲は、進化した部分といままでのいい部分、成長した私を見てもらえると思います。『シャナ』はもちろん、たくさんの思いが詰まった曲に仕上がったので、ぜひぜひ手に取って聴いてください。そして今後、アルバム、ライブとやっていきたいと思っているので、そのときはぜひ皆さんにお会いしたいと思っています。
 

JOINT

発売日

2007年10月31日発売予定

価格

1260円[税込](初回限定盤は1890円[税込])

初回限定盤特典

本人出演のPVを収録したDVD

 
※川田まみ公式サイトはこちら

 

 

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