テレビアニメを始め、マンガや小説など、さまざまなクロスメディア展開を見せている『機動戦士ガンダムAGE』が、ゲームになってプレイステーション・ポータブルで登場だ。本作は、同じ血筋を持つ3人の主人公によって乗り継がれるモビルスーツ“ガンダム”と、敵“UE(アンノウン・エネミー)”の100年3世代に渡る戦いが描かれる原作アニメが題材のRPG。カスタマイズでモビルスーツを強化しながら、主人公たちの前に立ちふさがる強敵を倒していこう。ここでは、バトルの勝敗を左右するカスタマイズ要素を中心に、本作のシステムをおさらい。さらに、『ガンダム』芸人の土田晃之による新コンテンツ“カスタマイズLABO(ラボ)”の情報も公開するぞ。
■プラットフォーム:プレイステーション・ポータブル ■メーカー:バンダイナムコゲームス ■発売日:8月30日発売予定 ■価格:各5980円[税] ■テイスト:アニメ・ロボット ■ジャンル:RPG ■プレイ人数:1〜3人 ■CERO:全年齢対象 ■通信機能:無線LAN機能(アドホックモード)対応 ■備考:PS Store ダウンロード版は各5980円[税込み]、開発:レベルファイブ
↑『ガンダム』シリーズ最新作となる『機動戦士ガンダムAGE』がゲーム化。
毎日放送・TBS系全国ネットにて毎週日曜日午後5時より放送中の、3世代100年に渡る壮大な“ガンダム大河”を描いたロボットアニメ。ストーリーとシリーズの構成をレベルファイブの日野晃博氏が手掛けていることでも話題となった。
『ガンダム』芸人でおなじみの土田晃之が所長を務める、新規コンテンツ“カスタマイズLABO(ラボ)”が、2012年7月26日よりスタート。当研究所は、2012年8月30日に発売されるPSP用ソフト『機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ』のカスタマイズ機能を使って、最強のモビルスーツ(MS)を日夜研究、発表している機関だ。はたしてどんなMSができ上がるのか!? 実戦で発揮されるその威力とは!? その研究過程を綴った動画が全5回に渡って配信される。週刊ファミ通のバサラ佐藤らゲスト講師も登場予定!
『機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ』で最強のモビルスーツを作るため、土田所長と研究を続けている研究生はこの2名。
大阪出身のタレント。2001年に“ホリプロ タレント スカウトキャラバン グランプリ”にてデビュー。多彩な趣味を活かし、テレビ・ラジオ・Webなどにて活躍中。現在、テレ朝動画“上々少女's”」にて レギュラーMCとして出演中。
大阪出身のお笑い芸人。天王寺区の赤い彗星。機動戦士ガンダムから、シャア・アズナブル、アムロ・レイ、アナベル・ガトーのモノマネを特技とし、ほかのアニメキャラクターからベーシックなモノマネまでレパートリーは多数。これまでも『ガンダム』シリーズの公式イベントに出演する。現在は月刊ニュータイプガンダム新聞“日常で使える名言”を連載中。
最強のカスタマイズMSを生み出せるか!?
フリットとエミリーのあいだに生まれた息子。父親から“ガンダム AGE-1”を託され、軍隊に入隊。その後、可変機である“ガンダム AGE-2”に搭乗する。
幼少のころにUEの襲撃で母親を亡くし、母親から託されたメモリーユニット“AGEデバイス”をもとに設計した“ガンダム AGE-1”に搭乗し、UEと戦う。
↑→3世代の物語を完全収録。100年に渡ってくり広げられてきたストーリーの結末を、テレビアニメより先に体験することができる!?
主人公の視点でさまざまなフィールド駆け巡ろう!
原作アニメのストーリーを追体験することができる本作。プレイヤーは、主人公のフリット、アセム、キオを操作して、コロニーや戦艦内といったフィールドで住民たちと会話をしながら、物語を進めていくことになる。
フリットの孫であり、アセムの息子。地球侵略が始まった日に祖父のフリットから“ガンダム AGE-3”を託される。
ストーリーを進めていくとミッション形式のバトルに突入。憧れのMSを簡単操作で自由自在に動かし、敵を倒していこう。また、本作ではMSのカスタマイズも可能。さまざまなパーツを組み合わせて、誰にも負けない究極のMSを作り上げるのだ。
MSは、コアブロック、アームウェア、レッグウェア、ウェポン、オプションパーツの5つのパーツからできており、これらを組み合わせることでMSのカスタマイズを楽しむことができる。パーツそれぞれの性能や特徴が異なるため、どのようにカスタマイズするかによって戦いかたも変化。バトルの勝敗を大きく左右する重要な要素となるのだ。
カスタマイズによって戦いかたも変化する!
本作には、アニメでおなじみの“AGEシステム”も導入されている。これは、敵を倒すことで手に入る“テクノロジードロップ”を使って、ウェアパーツの設計図が作れるというもの。設計図に表示されている合金や破片などの素材を集めることで、新たなパーツを作成することができるのだ。また、テクノロジードロップや素材をコアブロックに使用すれば、パーツの強化も行える。
←↑情報が詰まった塊“テクノロジードロップ”を使って、“AGEビルダー”がMS設計図を作ってくれる。
新たなパーツ タイタスアーム
■カスタマイズ可能な項目 設定項目 内容 コアブロック 頭部と胴体パーツからなる、時機の素体となるパーツ アームウェア 両腕部分。装備するものによってパラメーターや戦闘時に使用可能なアクションコマンドが変化する レッグウェア 両足部分。装備するものによってパラメーターや戦闘時に使用可能なアクションコマンドが変化する ウェポン モビルスーツが持つ武器。両手に装備することも可能(ウェポンの種類は下記の表を参照) オプションパーツ パーツごとに設定されたステータス効果によって、おもに機体の各種パラメーターを上昇させるアクセサリーパーツ
■ウェポンの種類 カテゴリ 内容 射撃武器 ライフル 一撃の威力が高い反面、連射が効かないため命中率が低い マシンガン 一撃の威力は低い反面、連射が効くため命中率が高い バズーカ 着弾地点に範囲ダメージを与える反面、連射力がもっとも低く命中率が低い 二丁銃 一撃の威力が高い反面、連射が効かないため命中率が低い。高威力だが、エネルギー消費が激しい 二丁バズーカ 着弾地点に範囲ダメージを与える反面、連射力がもっともも低く命中率が低い。高威力だが、エネルギー消費が激しい
ガンダムの換装用パーツとなる“AGEウェア”。本作では、アニメ版には登場しなかった、オリジナルのAGEウェアが多数用意されている。なお、新たに登場するオリジナルAGEウェアは、アニメ版のメカデザインを担当した、海老川兼武氏が描き起こしたラフ設定をもとにモデル化されている。
両肩部の巨大なブースターによって、爆発的なスピードを発揮する。そのスピードを生かして敵の懐に飛び込み、ビームランスを突き立てる一撃離脱戦法を得意とする。
東洋のサムライを思わせるシルエットと、刀系武器による近接戦闘に特化したAGEウェア。エネルギーを消費することで、射程は短いが、強力な剣波を放つことができる。
フェニックスの翼を模した羽が、ファンネルとして射出される。ビームライフルによる射撃のほか、ファンネルによるオールレンジ攻撃を得意とする。
四肢に装備したミラーシールドによって、ビーム攻撃を反射することが可能。ミラーシールドにエネルギーを集めることで、ミラーバリアを張ることもできる。
中世の重戦士のような無骨な外観のAGEウェア。そのパワーを生かした近接攻撃のほか、肩部に装備されたダゴンハンマーを使用した一撃は、どんなMSも一撃で破壊する威力を秘めている。
魔術師のようにローブを纏ったような外観と、ロッド型ビームライフルによる射撃戦を主体としたAGEウェア。ローブ部分のエネルギータンクを解放することで、一定時間ビームによる射撃の威力がアップする。
右腕部に巨大なバズーカ砲を搭載。左腕部のエネルギー加速器をドッキングすることで、戦艦の主砲並みの一撃を放つことができる。
中世の騎士をモチーフにした、鉄壁の防御を誇るAGEウェア。ナイトソードにエネルギーを集中させることで、放射状に剣の波動を放つことができる。
最大3人のプレイヤーといっしょに楽しめるゲームモード“クロスプレイミッション”には、歴代『ガンダム』のMSがゲストとして参戦。宇宙世紀MSは『ユニバースアクセル』、『SEED』や『00』は『コズミックドライブ』と、バージョンによってゲスト参戦するMSに違いがあるのだ。さらに、これらのゲスト機体は、カスタマイズすることも可能。『ガンダムAGE』+『ガンダム』、『ガンダムAGE』+『ガンダムSEED』といった、作品の枠を超えた組み合わせが実現するぞ。さらに、『ユニバースアクセル』と『コズミックドライブ』で通信協力プレイを行い、それぞれでしか登場しない機体の素材を持ち帰って、パーツを生成すれば、『ガンダムAGE』+『ガンダム』+『ガンダムSEED』といった夢の組み合わせも可能だ。
↑もう一方のバージョンを持っている友だちと協力プレイを楽しんで、新たな機体の素材を持ち帰ろう。
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