プラットフォーム:プレイステーション3/Xbox 360
メーカー:5pb.
発売日:2012年6月28日発売予定
価格:各7140円[税込]
テイスト:科学・SF
ジャンル:アドベンチャー
プレイ人数:1人
CERO:15歳以上対象
備考:数量限定版は各9240円[税込]、シリーズ企画・原作:志倉千代丸(5pb.)、プロデューサー:松原達也(5pb.)、シナリオ:林直孝(5pb.)、キャラクターデザイン:福田知則 (5pb.)、メカニックデザイン:石渡マコト(ポリゴン番長)、音楽:阿保剛(5pb.)、協力:JAXA宇宙航空研究開発機構、 Nitroplus
2008年にPCでリリースされた後、2009年にXbox 360用ソフト『カオスヘッド ノア』として移植される。現代の東京・渋谷を舞台に、主人公の西條拓巳が猟奇事件“ニュージェネレーションの狂気”に巻き込まれていく物語が展開。本作では、脳科学を題材にしており、“妄想科学アドベンチャー”としてリリースされた。
2009年にXbox 360用ソフトとしてリリースされ、PSPやプレイステーション3、iOS版などもリリースされた作品。2010年の東京・秋葉原を舞台に、主人公の岡部倫太郎率いる“未来ガジェット研究所”のメンバーが偶然に作り出したタイムマシンを巡って、くり返す絶望と、ひと筋の希望に向けた壮大な物語が展開する。本作は、“タイムリープ”を題材とした“想定科学アドベンチャー”とジャンルづけされている。また、テレビアニメ化もされ、劇場アニメの製作も決定するなど、大きなムーヴメントを巻き起こしている。
物語の舞台となるのは、2019年の種子島。フォンドロイドOSを実装する、通称“ポケコン”の普及で拡張現実が身近な存在となった近未来。中央種子島高校の“ロボット研究部”は、廃部の危機に直面していた。2名しかいない部員のひとり、八汐海翔は、こんな状況でも“ロボ部”に興味を示さず、ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。猪突猛進のダメ部長、瀬乃宮あき穂は、“巨大ロボット完成”を目標に、廃部を避けるべく奮闘していた。ロボ部が廃部を避けるために出された条件は、“東京で行われるホビーロボットの大会で優勝をすること”。かくして、海翔とあき穂は大会優勝を目指して動き出す。そんなある日、海翔は“君島レポート”なる、A.R.アノテーション(現実の映像や写真に合成表示される電子情報)を発見する。そこには、“君島コウ”という人物による世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた……。
科学アドベンチャーシリーズの魅力といえば、リアルな科学考証と、絶妙なファンタジーの配合によって紡ぎ出されるストーリーだ。『シュタインズ・ゲート』リリース時には“99パーセントの科学と1パーセントのファンタジー”というコンセプトが発表されるなど、ふんだんに盛り込まれた科学考証によって、物語の出来事が実際に現実に起こり得るのではないかと錯覚するほどのストーリーが展開された。本作では、“拡張現実”、そして“ロボット”というふたつの要素が題材となっており、それらにまつわるさまざまな事実、科学考証がゲーム中にふんだんに取り入れられているのだ。
本作では、科学アドベンチャーシリーズでは初めて、キャラクターを3DCGモデルで描き出している。立ち絵の2Dイラストが物語に合わせて切り換わっていくのではなく、3DCGモデルのキャラクターが自然な動きで物語を演出していくので、より感情移入しやすくなっているのだ。
3DCGモデルのキャラクターがぬるぬる動く!本作で非常に重要な役割を担うのが、主人公の海翔を始め、多くのキャラクターたちが持っている“ポケコン”だ。本作では、“ポケコントリガー”というシステムによって、ポケコンをいつでも取り出すことができ、ポケコンに入っているアプリを起動してゲームをしたり、短文投稿サイト“ツイぽ”をチェックするなど、さまざまな形で活用できる。
ゲーム内ゲームも収録されている!←ゲーム内ゲーム“ガンヴァレル キルバラッド ON-LINE”。ゲームのプレイ結果が物語に変化を及ぼすこともある!?
本編の主人公。中央種子島高校3年生。ロボット研究部所属。言動が軽く、無気力そうでいつもヘラヘラしているため、まわりからは頼りなさそうに見られている。ロボット格闘ゲーム“ガンヴァレル キルバラッドON-LINE”(通称“キルバラ”)ばかりプレイしている、重度の“格ゲーオタ”。現在、全国ランキング5位で、目標は“全一(全国一位)”になること。“ロボ部”所属であり“キルバラ”をプレイしているが、ロボットに関することに興味はない。何事も勝負にならないとイマイチ本気になれない性格で、頼みごとをされると“キルバラ”で勝負をふっかけるという子供っぽい面も。ゲームの勝敗には人が変わったようにムキになり、負けるとあからさまに不機嫌になる。
中央種子島高校3年生。ロボット研究部部長で海翔とは幼なじみ。明るく元気でポジティブな猪突猛進タイプだが、お調子者なのが玉にキズ。“ロボット研究部”を創設したじつの姉“瀬乃宮 みさ希”が掲げた“巨大ロボット完成”を目標に奮闘中。金字塔的ロボットアニメに登場するキャラクターを“あの人”と呼んで尊敬しており、そのキャラクターの台詞をたびたび口にする。その際に赤いフレームの伊達メガネを必ずかけるため、ふだんから持ち歩いている。ちなみに視力は悪くない。
中央種子島高校2年生。クールで強気。ロボット工学に詳しく、自信過剰なところがあるため、年上の人間にも上から目線の言動が目立つ。イケメンでクールな雰囲気から女子のファンも多いが、ストイックな性格が災いして、女子とのスキンシップにはなれていない。“ガンヴァレル”を好むあき穂とは逆に、リアルなロボットを好むため、あき穂とはアニメの趣味やロボットの製作方針でたびたび衝突する。クールな雰囲気とは裏腹に、緊張するとテンパって手汗が出まくったり、言葉を噛んでしまうといったヘタレな面も持ち合わせる。
根暗で口も性格も悪いヒキコモリのオタク。ネット上だけでなく現実でも死語となったネットスラングを多用する。2000万人以上のユーザーがいるロボット格闘ゲーム“ガンヴァレル キルバラッドON-LINE”のプログラムを担当したプログラマー。海翔とは“キルバラ”を通して知り合う。人との交流にあまり興味がなく、気になること以外、他人の話をまったく聞こうとしない。男性どうしの恋愛を妄想するのが趣味で、昔の同人誌などを買い漁っては「デュフフ」と笑いながら眺めている。
中央種子島高校3年生。小動物系空手少女。かなり気弱ですぐ涙目になるが、家族の世話を一手に引き受けるしっかり者。努力家だが、性格的な問題により空手の腕前はからきしで、いまだ黒帯にすらなれていない。都市伝説が好きで資料を集めたり、実際に都市伝説が起きると噂されるような場所へ出向いたりする一方、オカルト話は極端に苦手で、幽霊話は怖くて聞いていられない。朝早く起きて家族の食事やお弁当を作っていたり、夜遅くまで家事をしているので慢性的な寝不足で、油断するとすぐうたた寝をする。
清楚で儚げでおしとやかな美少女。ふだんは敬語で礼儀正しいが、まだまだ子供らしい無邪気さを見せる妹系キャラ。海翔のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。突然性格が変わったように無表情になることもあり、謎が多い。君島レポートに深く関係しているらしい。
『ロボティクス・ノーツ』の主題歌を担当するのは、力強いボーカルと攻撃的なサウンドが魅力のZwei。志倉千代丸作詞・作曲による『拡張プレイス』を、爽やかに歌い上げているぞ。シングルは、2012年6月27日に発売予定。
(C)MAGES./5pb./Nitroplus ※画面は開発中のものです。