ハイテク兵器を駆使してテロリストに立ち向かえ

  • ハイテク兵器を駆使してテロリストに立ち向かえ
  • そう遠くはない未来の戦場をリアルに描いた三人称視点シューティングゲーム『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』。ゴーストと呼ばれるアメリカ軍特殊部隊のひとりとなり、ハイテク兵器を駆使してテロリストと戦うことになるぞ。今回は全3回にわたって本作の魅力を紹介する。
  • ■ハード:プレイステーション3、Xbox 360
  • ■タイトル:ゴーストリコン フューチャーソルジャー
  • ■メーカー:ユービーアイソフト
  • ■発売日:2012年7月5日発売予定
  • ■価格:各7700円[税込]
  • ■テイスト:ミリタリー
  • ■ジャンル:アクション・シューティング
  • ■プレイ人数:1〜12人
  • ■CERO対象年齢:15歳以上対象
  • ベース/審査予定/未審査)審査予定
  • ■通信機能:プレイステーション3版はPlayStation Network対応、Xbox 360版はXbox LIVE対応
  • ■備考:開発:UBISOFT Paris、Red Storm

プレイリポート 担当編集者がマルチプレイを体験!

ソフトの発売に先駆けて、担当編集者がマルチプレイを体験する機会を得られたので、そのプレイリポートをお届けします。

マルチプレイでは、専用のキャラクターを使ってプレイすることになります。ゲーム開始時から使えるキャラクターは、偵察兵、工兵、ライフル兵の3タイプ。今回の体験プレイで気づいた各キャラクターの特徴を挙げていくと、まず始めに偵察兵は、静止時に光学迷彩が自動的に作動し、敵の熱探知や視界から姿を消せるのが特徴です。光学迷彩で姿を消しながら、装備しているスナイパーライフルで狙撃していくスタイルが強そうだと感じました。また、偵察兵はカメラを持っているので、敵が通りそうな重要ポイントにカメラを設置して敵の位置情報を味方に知らせることもできます。味方のサポートに長けたキャラクターと言えそうです。続いて工兵は、敵のスコープに照準されると警告が表示されるのが特徴です。
この特徴のおかげでスナイパーに狙撃されにくいため、積極的に前線へ出やすいキャラクターと言えるでしょう。さらに、初期装備として敵を探知できるセンサーグレネ―ドを持っているので、前線に出て敵の位置情報を探知するのが役割となりそう。最後のライフル兵は、装備しているボディーアーマーで胴体への被弾ダメージを軽減できるうえ、小回りの効く軽機関銃を携行しているので接近戦に強いキャラクターです。部隊の先頭に立って目標地点に切り込んでいくのに向いていそうです。

ちなみに、各キャラクターは、マルチプレイで獲得できるポイントを貯めることでレベルが上昇し、一定レベルに達すると新たな装備がアンロックされていきます。単純に新たな装備をゲットできる場合もありますが、レベルによってはふたつの異なる装備からどちらか片方を選択しなければならないときもあります。たとえば、筆者の工兵があるレベルに達した際、偵察機能に特化したハイテク兵器ドローンか、ハッキングを完了する時間の短縮かを選ばなくてはなりませんでした。このように、どの装備を選択するかはプレイヤー次第となるので、同じキャラクターでもプレイヤーごとに異なる特徴を持った兵士を作ることができます。このキャラクターの育成がマルチプレイの醍醐味のひとつと言えそうです。ちなみに、筆者は慎重なプレイスタイルのため、遠くから偵察が行えるドローンを獲得しました。

つぎに、マルチプレイのルールについて。マルチプレイにはCONFLICT、DECOY、SABOTAGE、SIEGEの4つが用意されています。それぞれの特徴を説明すると、CONFLICTは、2チームに分かれて設定された目標を達成することで加算されるポイントの合計を競います。これだけではスタンダードなルールのような気もしますが、目標はマップのどこに配置されるのかわかりません。たとえば、最初に“A地点の情報センサーを制圧する”という目標を達成すると、つぎは“A地点を一定時間防衛する”というような目標に変わったかと思えば、“B地点の救援物資を確保せよ”という別の場所に向かう目標を与えられたりと、つぎつぎと異なる目標がマップ上に配置されます。刻々と変化する戦況への対応力が求められると感じました。つぎにDECOYは、攻撃側と防御側に分かれて戦います。攻撃側は目標を達成すれば勝利となり、防御側は攻撃側の目標達せいを阻止すれば勝利となります。このルールのおもしろいところは、目標が3つ用意され、正しい目標はその中のひとつだけということです。残りふたつは偽の目標。つまりトラップとなっており、攻撃側が目標を達成した瞬間、防御側に位置情報を知られてしまい、窮地に立たされてしまうのです。最後まで気の許すことのできないシビアな戦いが楽しめます。続いて、SABOTAGEは、マップの中央エリアに設置されている爆弾を確保し、敵チームの基地へと運び、爆発させるというもの。爆弾を奪い合うというシンプルなルールのため、爆弾付近に敵味方が集まる乱戦が楽しめるのが醍醐味です。最後のSIEGEは、攻撃側と防御側に分かれ、目標の達成と阻止を競うことになります。このルールでは、1度死亡するとリスポーン(復活)できません。1度やられたら終わりです。ほかのルールのように何度もリスポーンできないため、どのプレイヤーも慎重にプレイするので、独特の緊張感を味わいながら楽しめます。

用意された4つのルールで緊迫感のある戦いを楽しめるのは当然として、筆者は最初に述べた専用キャラクターのカスタマイズの奥深さがとくに印象に残りました。専用キャラクターは新たな装備を獲得できるだけではなく、第2回の記事で紹介したようにガンスミスモードを駆使することによって獲得した武器のカスタマイズも行えます。2000万通り以上の武器カスタマイズからオリジナル武器を作り、さらに容姿も好みのものに変更すれば、世界にふたりと存在しない自分だけのオリジナルキャラクターが作れます。もちろん、ゲームを進めていけばキャラクターの兵種も増えていくので、工夫の凝らされた4つのルールを楽しみながら、豊富なカスタマイズをじっくり味わってみてはいかがでしょうか?

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