魔法世界の救世主として召喚された少年が主人公のRPG『コンセプション 俺の子供を産んでくれ!』。衝撃的なタイトルどおり、選ばれし”12星座の巫女”とのあいだに子(星の子)を作ることが目的のひとつだ。今回の特集記事では、ゲーム概要を中心に本作の魅力を紹介する。
▼ハード/供給媒体
PSP
▼タイトル
コンセプション 俺の子供を産んでくれ!
▼ メーカー/発売日/価格
スパイク・チュンソフト 2012年4月26日発売予定 6279円[税込]
▼ テイスト/ジャンル
ファンタジー・恋愛 RPG
▼ プレイ人数
1人
▼CERO対象年齢(全年齢/12歳/15歳/18歳/教育データベース/審査予定/未審査)
15歳以上対象
▼無線LAN機能(アドホックモード)対応
▼ 備考欄対応周辺機器、初回限定版、開発者・キャラクターデザインなど)
PS Store ダウンロード版は5200円[税込]、プロデューサー:寺澤善徳、
キャラクターデザイン:大塚真一郎(savastudio)、音楽:甲田雅人(デザインウェーブ)
主人公のイツキが“マレビト”(救世主)として召喚された魔法世界グランバニアは、イツキたちがいた世界とは別次元に平行して存在する世界。現在、魔物である“ケガレ”を封印する“星の力”が弱まったことにより、危機的な状況を迎えている。ケガレを浄化して危機を救えるのは、マレビトであるイツキと、その子どもである“星の子”のみ。そのため、イツキはグランバニアの国王に世界の命運を託されるのだ。
宇宙の理により、“マレビト”の宿命を持つ。近くで見ると意外と男前だが、対人スキルが極度に低い。マヒルいわく「私の妊娠の相手を死ぬほど気にしている」らしい。
国王の命でイツキのお守役を務める。本人いわく“美女”らしい。美女と思えぬほどの痛烈な下ネタでウブなイツキをちゃかすこともある。案外おっちょこちょい。
↑イツキは、マヒルの「私、妊娠したみたい……」という告白を受けた直後、光のゲートに包まれてグランバニアへやってくることに。
その風貌はまさにダンディの極み。心やさしく、かつ威厳に満ちたグランバニアの国王。世界の命運をイツキに託すことしかできないこの状況に歯がゆさを感じている。
牡羊座の巫女。教会で神に仕える身。マレビトが怖い人だったらどうしようかと不安に思っていたが、やさしそうなイツキを見て安心した。心やさしいお姉さん的存在。
牡牛座の巫女。見習いの郵便配達員であるため、親方の家に住み込みで働いている。早く立派な配達人になるのが目標。鼻が犬並みに利くという野性的な特技も持つ。
双子座の巫女。性格も喋り方もおっとりなリリス(画像左)。しかし頭を打つとなどの衝撃を与えると人格がチェンジ。イタズラ好きで攻撃的な人格リリィ(画像右)が出現する。
蟹座の巫女。話すだけで相手の心が読める“ツクヨミ”という存在。自分と話すシンドさを知っているため、冷たい態度をとることで人との関わりをみずから絶ってきた。
獅子座の巫女。大勢の召使を従える大富豪のひとり娘であるがゆえに、ワガママで自分勝手で自信もたっぷり。本人いわく「本来であれば触れることさえ恐れ多い」らしい。
イツキの幼なじみ。乙女座の巫女として召喚された。24個の妊娠検査薬が妊娠と証明しているが、相手は不明。本来巫女は、グランバニアの民から選ばれるのだが……。
天秤座の巫女。おもに魔術の研究をしている。何よりも自分の研究が大切であり、恋愛などバカらしい。しかし、ほかの巫女は恥ずかしがる愛好の儀も積極的に協力する意気込みを持つ。
蠍座の巫女。宮廷医師であり、学園の保健医も務めている。巫女とマレビトの体調管理がおもな仕事だが、一般生徒を診てあげたりもする。男子の扱いに慣れている。
射手座の巫女。飼育小屋にいる動物の世話が仕事。将来は動物の怪我を治せる動物学者になるのが夢。彼女にとって動物の世話がいちばん大事であり、巫女の使命は2番目。
旅から旅へ、土地から土地へ。帰る家もなく世界を歩く、旅の踊り子。突然巫女になったおかげで街を離れられなくなったため、酒場で踊り子をしている。
ひとりでパン屋を切り盛りしている水瓶座の巫女。自称カリスマ・パンシェフでありキュートな看板娘。自身のキュートさを知っており、清々しいほどに自分を褒める。
絵を描くのは趣味ではなく仕事。引っ込み思案でおしゃべりが苦手。魚座の巫女としての仕事も乗り気ではなく、諦めることにしている。自分は気が利かないと思い込んでいる。
ワールドマップで“巫女に会う”を選択すると、12星座の巫女と絆を深められる“キズナイベント”が発生する。コミュニケーションを取って巫女と仲よくなればなるほど、子どもを作る“愛好の儀”で優秀な子を誕生させられるぞ。巫女との親交を深め、世界を救おう。
←同じ巫女に何度も会ってコミュニケーションを取れば、その巫女の過去や隠された秘密が明らかになることもあるのだ。
→キズナイベントでは、巫女の体に触れる“タッチコミュニケーション”が発生する場合がある。巫女の話を聞いて様子を伺いながら、正しい場所をタッチしよう!
ゲームが進行してグランバニアの街が発展すると“ギフトショップ”が開店する。ここでは、巫女に贈るプレゼントを購入できるのだ。巫女の好みと予算を考慮して、プレゼントを選ぶのだ。
↑キズナイベントでは、巫女にプレゼントを渡すことができるぞ。プレゼントを気に入ってもらえれば、巫女の機嫌が上がるので、ふだんの会話から巫女の好みを把握し、喜びそうなものをプレゼントしよう。
ゲーム内の1ヵ月は、4週間で構成されており、12ヶ月で1年が経過する。そして、1年には春、夏、秋、冬の季節が存在している。学園祭や巫女合宿など、季節限定のイベントが用意されているのだ。グランバニアの四季を感じながら、巫女との絆を育んでいこう。
←↑夏は、巫女の水着姿が見られるチャンス! そして冬にはクリスマスのようなロマンチックなイベントもあるぞ。
星の子とは、マレビトと12星座の巫女の間に宿った子どもたちのこと。マレビト以外にケガレを浄化できる唯一の存在だ。ここからは、星の子を誕生させる愛好の儀の手順を紹介するぞ。
大神殿で行われる愛好の儀。星の子を産むためには、12星座の巫女の中から相手をひとり選ぶことになる。なお、愛好の儀を行うには、迷宮内の探検や巫女との会話イベントなどを通じて獲得できる“キズナポイント”を消費する。
←↑イベントなどを通じて親交を深めている巫女との間には、優秀な星の子が産まれやすいのだ。
PSPの通信機能を使えば、ほかのプレイヤーの世界の巫女と愛好の儀を行う“お見合い通信”が可能。お見合い通信で行う愛好の儀は、通常よりも強い星の子が誕生しやすいのだ。
愛好の儀には、巫女とイツキがお互いの魂を注ぎ込むための器“マトリョーシカ”が必要になる。マトリョーシカにはさまざまな種類があり、どれを使うかによって誕生する星の子のステータスや属性に影響を与えるぞ。産みたい星の子の能力を考慮して選ぼう。
産まれてくる星の子には、名前をつけられるほか、職業に就かせることができるぞ。選択した職業により、星の子の特徴や覚えられるスキルが異なるのだ。
さまざまな職業が登場!
星屑の迷宮の最深部へ行き、“星授”を奉納することが本作の目的のひとつ。星屑の迷宮の最深部にいる“ケガレ神”を倒さない限り、星授の奉納は行えないのだ。また、迷宮はケガレ神の力により入るたびに構造を変えるため、最深部へ辿り着くのは至難の業だ。
↑→迷宮内にはケガレやトラップが存在している。また、星の子のステータスが一定に達していないと封印の解けない扉もあるのだ。
↑トラップの中にはダメージを受けるものだけではなく、回復してくれるプレイヤーに役立つものもあるようだ。
星屑の迷宮は、各星座を司る12種類の最深部へと続いている。その最深部には、星授のなれの果てであるケガレ神が待ち受けているのだ。ここでは、牡羊座のケガレ神“プセウドテイ”の姿を公開!
↑新しい星授を奉納しようとすると、ケガレ神が立ちはだかるのだ!
1チーム1〜4人の星の子で組み、最大3チーム構成でケガレとのバトルに挑むことになる。チームの能力は、4人の各種ステータスの合計値で表されるので、事前にチームメンバーを編成しておこう。ここでは、バトルのチェックポイントを紹介するぞ。
←ターン制で展開する本作のバトルの特徴として、ポジショニングがあるぞ。バトルフィールドは、前、後、左、右の4つエリアにわかれており、ケガレが弱点とする方向のエリアに移動しながら戦うのだ。
→ケガレを攻撃すると“オーバーチェインゲージ”が上昇。ゲージを上昇させていくとケガレが“チェイン”状態になる。この状態のケガレに攻撃を加えると、COMBO数の増加とともに攻撃ダメージも増えていくのだ。
←複数のケガレを攻撃して、ゲージを最大まで溜めると、“オーバーチェイン”が発動。バツグンのダメージと大量の経験値が得られるぞ。
巫女のひとりファルンが働く酒場では、クエストが受注できる。クエストをクリアーすると、報酬として特別なアイテムやレアな武器防具がもらえるのだ。
←ゲームの進行に応じて、受注できるクエストが増えていく。
→週刊ファミ通とコラボしたクエストが複数収録されているぞ。クエストをクリアーすれば、エンターブレインのロゴが入った武器をゲットできるのだ。
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