全世界で累計600万以上のセールスを誇る人気ファンタジーRPG『Dragon Age(ドラゴンエイジ)』シリーズが完全映画化! 日米合作によるフルCGアニメとして、『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』が2012年2月11日より全国ロードショー公開される。監督を務めるのは、『ピンポン』や『あしたのジョー』などでおなじみの鬼才、曽利文彦氏。開発元であるバイオウェアの徹底的な監修のもと、どのような世界が描かれるのか? 未曾有のファンタジー世界の幕が上がる!
『Dragon Age』シリーズの映画化と聞いて、何よりもゲームファンの念頭に浮かぶのが、「どの程度忠実に映画化されているのか?」だろう。その点は心配ご無用。本作は、開発元であるバイオウェアが監修。ゲーム版と矛盾を来さぬように、徹底的に世界観の統一を図っているのだ。何よりもゲームファンにとってうれしいのは、スパイクから2012年2月2日に発売されたばかりのシリーズ最新作『Dragon Age II(ドラゴンエイジII)』と密接に連動が図られているということ。映画で描かれるのは『Dragon Age II(ドラゴンエイジII)』の前日譚にあたり、ゲームでは語り手として登場するカサンドラの成長が描かれるのが映画ということになる。ゲームでは、その人となりなどが一切描かれることがなかった凛とした美女、カサンドラの秘密が明らかに。ゲームファンならば、見逃すわけにはいかない!
前作『Dragon Age: Origins(ドラゴンエイジ:オリジンズ)』に続くシリーズ最新作。本作では、カークウォールを舞台に、故郷を追われた難民・ホークが英雄となるまでが描かれる。本作の大きな特徴となるのは、選択した会話の内容によってストーリーが大きく変化する"会話システム"の存在。選択した会話の積み重ねによって、主人公の性格や仲間との好感度も変化するのだ。もちろん、壮大なスケールで描かれるストーリーは本作でも健在。ファンタジーRPGの真髄に触れられること必至だ。
プラットフォーム:プレイステーション3、Xbox 360
発売元:スパイク
発売日:2012年2月2日
価格:各8379円[税込]
テイスト:ファンタジー
ジャンル:RPG
CERO:17歳以上対象
ここでは、映画『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』の魅力を伝える2本のスペシャル映像をお届けしよう。1本目はバイオウェアのクリエイティブ・ディレクター、マーク・レイドロー氏など、『Dragon Age II(ドラゴンエイジII)』の開発を手掛ける開発者へのアニメに対するインタビュー映像。そしてもう1本が、劇場用本予告編だ。
ゲーム『Dragon Age』シリーズの映画化作品にあたる『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』。気になるのは、やはりどの程度しっかりとゲームの世界観を映画に落とし込んでいるか、だろう。ここでは、『Dragon Age II(ドラゴンエイジII)』のローカライズプロデューサーを務めるスパイクの本間覚氏に、『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』に対する感想を聞いてみた。本作は、『Dragon Age』シリーズを知り尽くした男にはどのように見えたのか?
——まず、映画化が決定したときはどう思われました?
もともと開発元のバイオウェア社では、『Dragon Age』シリーズの世界観を大切にしていきたいという思いがあるようで、Facebookのゲームだったりノベルだったりと、メディアミックスを積極的に展開していたんですね。ですので、今回アニメになるというのを聞いたときは、「なるほどな!」という感じでした。それが日本の会社で制作されているということを知ったときは驚きでした。北米発のフランチャイズといったら、北米テイストのアニメになると思っていたので……。まあ、曽利監督が手がけられるということで、『Dragon Age』の世界観をどのように描くのだろうと、期待感が膨らみました。
——ゲームの発売と映画の公開がほぼ同時期と、タイムリーでしたね。
本間 ゲームの発表前に映画のことをうかがって、「これはラッキーだぞ」と思いました(笑)。発売や公開時期を合わせることで、相乗効果で『ドラゴンエイジ』の世界観を盛り上げていけますからね。で、当時はまだゲームの発売を2012年2月にすることは決めていなかったのですが、宣伝のエイベックス・エンタテインメントさんや配給のTOブックスさんとご相談させていただいて、うまいこと同タイミングでの発売&公開となりました。開発で不慮の事態がないかドキドキものでしたが、最終的にはうまいことフィットしてよかったです。
——なるほど。では、『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』を実際にご覧になっていかがでしたか?
本間 自分はプロの映画評論家ではないので、あくまで『Dragon Age』の熱心ないちファンとしてコメントさせていただこうかと思っているのですが、まず実感するのがアクションシーンの圧巻さです。ゲームでは体験できないようなアクションを味わえるんです。たとえば、ゲーム中では基本4人パーティーを組んで行動して、大規模な戦闘はなかなかないのですが、映画ではカサンドラ対モンスターの1対多数のバトルが展開されるんです。敵対するのはダークスポーンのオーガとゴーレムという、ゲームでもおなじみのごっつい体型をしたモンスターなのですが、剣技に長けたカサンドラが、バッサバッサと巨大なモンスターを切り倒していく姿は圧巻です。
——映画ならではの爽快なアクションが堪能できるということですね。
本間 そうなんです。ちなみに、最初にこのシーンを見たときは、じつは「おや!?」と思ったんです。と言いますのも、ゴーレムはドワーフという地底に住んでいる種族がかつて作った人造兵器なので、オーガとゴーレムが共闘して人を襲うということは本来ありえないんですよ。『Dragon Age』シリーズに詳しい人なら「なんでだろう?」と思われるシーンなのですが、あらかじめお伝えしておくと、ご心配は無用です(笑)。あとあと解明されていくのですが、オーガとゴーレムはブラッドメイジという敵対種族として出てくる人たちに操られていて、カサンドラを襲いに来るというシーンだったんです。本来ゲームでは手を組むことがない種族がいっしょになって、ものすごい数で襲ってくるというゲームではありえないシチュエーションでのバトルは、ゲームファンからすれば新鮮だと思います。『Dragon Age』のことをあまりご存じでない方でも爽快なバトルは堪能できるのですが、世界観を知っていると、ユーザーさんが頭の中に持っている知識で補完してさらに深く楽しめると思います。
——なるほど。ゲームを知らない人でも楽しめるけれど、ゲームの世界観を知っていれば、より深く楽しめるということですね。
本間 その通りです。そして、アクションのつぎにお話したいのがストーリー。映画のストーリーの主軸となっているのは、メイジとテンプラーズ、そしてチャントリーという3つの組織の対立なのですが、これは『Dragon Age』のファンからすると、とても親しみやすいテーマなんですね。しかも、ゲームのシリーズにおいては、1作目にあたる『Dragon Age: Origins(ドラゴンエイジ:オリジンズ)』では、組織の対立はあくまでもひとつの要素であったのに対して、『Dragon Age II』では対立が主軸になっている。つまり映画は『Origins』と『Dragon Age II』をつなぐ役割も果たしているんですね。今回、アニメの舞台はオルレイというチャントリー(教会)のお膝元なのですが(ゲーム中ではオーレイと表記)、ゲームをプレイしているだけではいまひとつわからなかった背景が、アニメを見ることによってより深まっていくのも、ゲームファンにとってはうれしいところです。何よりも、ゲームでは名前だけしか出てこないキャラクターが、実際にアニメに出てくるのを見るのはうれしいですね(笑)。アニメにはチャントリーを統べるディヴァインが出てくるのですが、「教会のトップはこうあるべし!」という感じのイメージ通りの造形でした。
——ゲームとアニメがお互いに世界観を補完し合うのですね。
本間 はい。我々もゲームの開発中は、日々バイオウェアさんとコミュニケーションを取らさせていただいていたのですが、クオリティーコントロールに関しては、とてもきびしく見られているんです。当然、映画化に際しても、徹底的に監修しているだろうことは間違いないのですが、ゲームの緻密な世界観がそのままアニメにも活かされていますね。
——基本的な話ですが、世界観の整合性に齟齬はまったくないということですね?
本間 そうです。そして、今回3つ映画の魅力をお話ししたいと思っていたのですが、"アクション"、"ストーリー"と来て、最後にお話ししたいのが"カサンドラ"。ある意味で、主人公であるカサンドラの魅力が本作のすべてを物語っているかもしれませんね。カサンドラは『Dragon Age II』では物語の語り手、ストーリーテラーとして出てくるのですが、生い立ちなどは一切明らかにされないんです。ゲームをプレイされる方は、「カサンドラってどんなキャラなんだろう?」って知りたくなる方もきっとたくさん出てくると思うのですが、彼女の出自であったり厳格さはどこから生まれたのか……というのは、映画の中で語られています。カサンドラの成長のプロセスは、本作の最大のオススメポイントですね。
——たしかに、アニメはカサンドラの成長物語ですね。
本間 あとはドラゴン! 『Dragon Age』を語る上でドラゴンは外せません。アニメに出てくるドラゴンも、ゲームのドラゴンが忠実にモデリングされています。ドラゴンといっても、ゲームの世界にはいろいろなドラゴンがいますからね(笑)。ほかのゲームではない、まさに『Dragon Age』のドラゴンです。
——アニメ版のドラゴンの造形はすごかったですね。
本間 すごいですね! ドラゴンのバトルは圧巻でしたね。詳細はネタバレになってしまうので、お話しできませんが……。
——では、最後に映画を楽しみにしているゲームファンへのメッセージをお願いします。
本間 『Dragon Age』のファン目線で語らせていただくと、ファンは『Dragon Age』の世界観でいろいろと考えたいんですね。『Dragon Age』シリーズは、まさに歴史を語る"年代記(クロニクル)"で、ファンは、緻密な世界観をバックボーンに「ゲームに描かれてない部分はこうだったに違いない」という想像をしたいんです。まあ、妄想のようなものですね(笑)。『Dragon Age』の歴史をどう解釈して、どう判断するか……というのが、プレイヤーの楽しみでもあります。『ロード・オブ・ザ・リング』を筆頭に、緻密な世界観を持つ作品には、多かれ少なかれ、そんな楽しみかたがありますよね。自分は『Dragon Age』の世界観で妄想するのが大好きなのですが(笑)、アニメ『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』は、まさにその想像を形にしてくれた作品です。ファンの皆さんならとくに満足できる作品に仕上がっていますよ。ゲームとアニメをあわせて、『Dragon Age』の世界観に接してみてください。
『Dragon Age』と言えば、全世界で600万本を売り上げた驚異のRPG。その超大作がCG映画『ドラゴンエイジ −ブラッドメイジの聖戦−』となって公開されます。しかも、監督は日本が誇るアニメ・CGクリエイター、曽利文彦氏。『ピンポン』や『ベクシル 2077日本鎖国』の監督さんで有名な方です。こりゃあ、ちょっと見逃せないですよ!
●チャントリー(教会)を巻き込む陰謀を描くダーク・ファンタジー
物語の舞台となるのはオーレイと呼ばれる地域のチャントリー(教会)。このチャントリーは、『Dragon Age』の世界で絶大な権力と力を持っている重要な団体です。映画の主人公であるカサンドラは、このチャントリーのディヴァイン(教皇)に仕える直属の精鋭部隊、"シーカーズ"に所属する女騎士。凛とした雰囲気と、少し影のあるストイックさを併せ持つ女性です。チャントリーには、ほかにも魔法使いの団体である"サークル・オブ・メジャイ"と、それを監視している騎士団、"テンプラーズ(テンプル騎士団)"が存在しており、本作でも重要な役割を持っています。
そして、もうひとつ重要な団体が、騒動のきっかけを作る邪悪な魔術に魅入られた集団、"ブラッドメイジ"たちです。彼らはサークル・オブ・メジャイのサークルメイジには属さない、この世界では存在してはならないとされる"血を使う魔術"を操るものたち。彼らの不可思議な儀式から物語はスタートしていくのです……。
●カサンドラが魅せる息を呑む壮絶なアクションシーンの連続!
捕らえられたサークルメイジの少女に、ドラゴンの生き血を飲ませるという凄惨な儀式を行うブラッドメイジたち。彼女には、ある秘められた能力があり、その力を覚醒させるための儀式らしいのですが……? そこへ突如、なだれ込むシーカーズの一団。彼らはテンプラーズの精鋭でもあるので、ブラッドメイジのような危険な集団を調査し、必要とあれば鎮圧行動に出るのです。その一団の中には美しくも一際鋭い攻撃を放つ女性、カサンドラの姿もありました。両手に剣を持ち、舞うようにブラッドメイジたちの猛攻を退ける姿には、かなり刺激的な表現が多用されています。カサンドラはけしかけられたドレイク(中型のドラゴン)の血飛沫を浴びながら倒すのですが、こういった演出は、『Dragon Age: Origins』でも好評だった過激な表現方法なので、ゲームを楽しんだ人ならば、思わずニヤリとしてしまうことでしょう。
このほかにも、物語の随所で、いい感じにズバッ、ブシュゥ〜! スポーン、ドバー! ……的な表現がてんこ盛りです。度肝を抜くアクションシーンは本作最大の見せ場でもありますので、見逃さないように!
●豪華声優陣が魅力的なキャラクターたちを好演!
本作は声優に豪華なメンバーを起用していることでも話題となりました。主人公のカサンドラ役には、個性的な役柄を多彩にこなす女優、栗山千明さん。彼女の演じるカサンドラは芯のある強い性格でありながら、心に迷いのようなものを秘めた女性。サークルメイジのガリアンと出会い、少しづつ変化していく心の内に注目してみましょう。そのガリアンを演じるのは、幅広い役柄で人気の俳優、谷原章介氏。ガリアンは、ちょっとゆるめの性格で回復魔法が得意なサークルメイジ。ふとしたボヤキや、コミカルな会話で緊迫した物語に、貴重な安らぎを与えてくれます。そして、注目のGACKT氏が演じるのが、渋いビジュアルのテンプラーズの長、ナイトコマンダー。ネタバレになってしまうので深くは語りませんが、「あのGACKTが、こういう役も演じるのか!」と、思わず唸ってしまうことでしょう。美しく壮大なCG映像以外にも、3人の演技にも大注目ですよ!
●シーカーズ、テンプラーズ、そしてブラッドメイジ、裏切り者は誰だ!?
さて、お話を物語のほうへ戻しましょう。ブラッドメイジへの奇襲は、相手を追い詰めたものの失敗に終わり、多くのブラッドメイジは逃げてしまいます。幸いサークルメイジの少女、アヴェキシスを救出することはできたのですが、これが思わぬ展開を生み出してしいます。彼女はサークル・オブ・メジャイには返されずに監視されていたのですが、カサンドラの師匠であるシーカーズのバイロンに連れ出されてしまいます。そして、不審な行動を取るバイロンを発見してしまうカサンドラ……。心の支えでもあったバイロンを信じる彼女は、結果としてチャントリーへの反逆とみなされ、シーカーズのみならず、テンプラーズからも追われる身となってしまいます。追っ手から逃れ、無実を証明するためにブラッドメイジを追うカサンドラ。謎のサークルメイジ、ガリアンと出会い、物語の核心へ近づいていくとブラッドメイジの計画の裏には、もっと巨大な陰謀があることに気づくのです……。
チャントリーを揺るがす、策謀にカサンドラとガリアンは対抗できるのでしょうか? 追われる者たちのスリリングな逃亡劇と、張り巡らされた陰謀の糸をたどる巧妙な展開を同時に味わいながら、ぜひ、真相に辿り着いてみてください。
●映画に深く根付く『Dragon Age』の世界
さて、ここまで映画版のお話をしてきましたが、ゲーム版と共通する『Dragon Age』の世界観に少しだけ触れてみましょう。
基本となるのは、ドラゴンにエルフ、ドワーフといったオーソドックスな西洋ファンタジーです。しかし、古典的な設定に捕らわれず、魔道士や知的で高貴な者として描かれるエルフが、貧民、奴隷として差別されていたり、ファンタジー作品では花形の職業である魔道士が危険な集団として監視されていたりと、斬新な独自設定が特徴的な作品でした。
それらの中で、代表的なものがサークル・オブ・メジャイとテンプラーズの確執です。『Dragon Age』の世界では、魔法は非常に危険なものと見なされ、魔法を扱う才能のある者は、幼いうちにサークル・オブ・メジャイに隔離されるという掟があるのです。そしてテンプラーズは対魔法に特化した能力をもつ騎士たちで構成され、危険な魔道士たちを監視する存在として、つねに疑いの目でサークルメイジたちと接するのです。幼いうちに家族から引き離され、つねに疑いの目を向けられるサークルメイジたちとテンプラーズの間には、当然のように確執が生まれてしまいます。これは『−ブラッドメイジの聖戦−』でも重要な要素となっており、随所にそういった場面を見て取ることができます。そもそも、ブラッドメイジたちは、迫害されていた魔道士たちであることがほとんどなのです。そう考えると、サブタイトルにもなっている『−ブラッドメイジの聖戦−』という言葉の意味も、いろいろと感慨深いものに思えてきます。
ほかにも、登場するドラゴンやダークスポーン、ゴーレムなど、ゲーム版の『Dragon Age』を知っていると、何かと楽しめる要素が用意されています。もし、『−ブラッドメイジの聖戦−』を存分に楽しみたいのであれば、ゲーム版のプレイを強くオススメします。全世界で高評価を得ている作品ですから、シナリオ、世界観、ゲームシステム(なにせ制作がBioWareです!)どれをとっても、太鼓判をバンバン押せちゃうくらいの作品です。
●気になる『Dragon Age II』との連動企画もバッチリ!
さて、最後にゲーム版の最新作『Dragon Age II』との連動企画について。劇場で鑑賞した人には全員に、日本語版『Dragon Age II』で使用できるアイテムカードがプレゼントされます。ダウンロードできるアイテムは、戦士用15種と、ローグ用14種、魔道士用12種と、かなりのボリューム。ゲームもバッチリ楽しみたい人には朗報ですよ! そして、映画に登場した人物も、『Dragon Age II』に登場します。カサンドラは、『−ブラッドメイジの聖戦−』のときより成長し、重要な役割を担っています。何を隠そう、彼女の視点から物語は進行していくのです。そして、その手に握られている本こそは……。さあ、この先は自分の目で確認してみましょう! ブラッドメイジの真の目的とは? 計画の首謀者はいったい誰なのか? すべての謎は白日の下にさらされ、カサンドラの無実は晴らされるのか? すべての答えは、劇場で!
山本ペンキ
『Dragon Age: Origins』を英語版、日本語版両方でクリアーしたほどのファン。映画版のカサンドラにあるかわいさが、『Dragon Age II』版にあるかが心配。なんか、尋問とか、ちょっと怖くなってるんですけど! (笑)
ゲームファンにはさらに朗報! 映画の鑑賞者全員に『Dragon Age II(ドラゴンエイジII)』(プレイステーション3版)のレアアイテムのダウンロードカードがプレゼントされるのだ。もらえるのは、戦士、魔道士、ローグのそれぞれのクラスのキャラクターが使用できる強力な武器や防具、アクセサリが詰まったアイテムパック。こちら海外では追加ダウンロードコンテンツとして販売されていたもので、相当使い勝手のいいもの! 旅のお伴に最適だ。
世界的に高い評価を得る海外発のファンタジーRPG『Dragon Age』シリーズが映画化。日本が世界に誇る一線級のクリエイターの手によるCGアニメ化が実現した。監督を担当するのは、北米におけるゲームの販売元であるエレクトロニック・アーツから直々に指名を受けた曽利文彦監督。壮大な『Dragon Age』の世界観をモチーフに、女騎士カサンドラの冒険行が描かれる。 映画のキモとなるのはアクション。ゲームでは、血しぶきに代表される"リアルな戦闘シーン"が好評を博しているが、アニメではそんなリアルな表現をしっかりと再現。血生臭さをも感じさせるほどの凄惨なアクションが描かれる。ゲームの最先端とアニメの最先端の融合が、『Dragon Age』をさらなる高みへと導く!
主人公・カサンドラは、世界を統治するチャントリー(教会)直属の騎士団、シーカーズに所属する優秀な女騎士。ある夜、彼女はチャントリーを巡る大きな陰謀に巻き込まれ、邪悪な魔道士の集団ブラッドメイジの集団に襲撃されることになる。そして、陰謀の首謀者に祭り上げられたカサンドラは、気のいいメイジのガリアンともども、ナイトコマンダー率いる騎士団テンプラーズから追われることに……。チャントリーVS.メイジVS.テンプラーズによる三つ巴の戦いの果てに明らかになる、驚愕の陰謀の真実とは?
ナイトコマンダー役で存在感を放ったGACKTが本作の主題歌も担当。『Dragon Age』の世界観を活写した楽曲『UNTIL THE LAST DAY』が映画に彩りを添える! 同楽曲のCDは、2012年2月22日にエイベックス・エンタテインメントより発売予定。"CD+DVD"では、ファン必見のスペシャル映像を見ることができる。CDを聴いて、映画の世界観に浸るべし!
『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』の7分間にもおよぶ本編映像がPlayStation NetworkとXbox LIVEにて配信中だ。こちらの映像を見て、映画の興奮を味わってみてはいかが?
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