2011年11月10日に発売となったPSP専用ソフト『俺の屍を越えてゆけ』。今回の特集では、ソフトの発売を記念して本作の魅力や、スペシャルサイト“俺のつぶやきを越えてゆけ”を全5回に渡って紹介していくぞ。
2011年11月11日より毎週催し物が予定されているキャンペーンサイト“俺つぶ”。催し物には毎週多数の投稿が寄せられている。そんな人気サイト“俺つぶ”では、2011年12月15日より“創作遺言”の募集がスタート! さらに、以前募集された“うちの子自慢”の結果発表も行われているぞ。5回目の更新となる今回は、担当編集者による座談会パート4をお届け!
豊泉 キャンペーンサイト“俺つぶ”大好評みたいですよ。
本田 そうみたいだね。投稿がすごくたくさん集まってるらしいじゃん。
豊泉 2011年12月1日〜8日まで募集していた“うちの子自慢”には、3652点もの投稿があったみたいですよ。
本田 それはすごい!
豊泉 そして、うちの子自慢の優秀作品は2011年12月15日に発表とのことなので、もう発表されているかもしれませんね。気になる方は、すぐにキャンペーンサイト“俺つぶ”にアクセスしてみてましょう!
本田 そうだね。投稿しなくても、みんなで『俺屍』について、どっぷり語るだけで楽しそうだ。ちなみに、“俺つぶ”が始まって、この1ヵ月で約20万ツイートがあったらしいよ。そんな“俺つぶ”リンクはこちらです。
豊泉 そして、2011年12月14日まで募集されていた、“あるある&失敗談”も反響が大きかったようです。
本田 へー。どんな感じだった?
豊泉 チラっとのぞいてみましたけど、おもしろいツイートがたくさん集まっていましたよ。
本田 ほほう。どんなのがあったの?
豊泉 「ボスを討伐!」と思ったら電源が落ちるという投稿を見かけました。
本田 それはおもしろい(笑)。俺はセーブを長いことしていない状態で寝落ちしちゃって、そのまま電源が切れたことがあった……。
豊泉 会社で長時間プレイしているとありがちですよね。あとは、せっかく“熱狂の赤い火”が灯ったのに、迷宮の奥に行く前に効果が終わっちゃうというのもありましたよ。
本田 それは俺もよくある。タイミングが合わないと、本当にイラっとするよ。「あともう少しだったのにー」って。
豊泉 ほかには、名前をテキトーにつけたキャラクターに限って、奥義をたくさん編み出す。という投稿をしていた人もいました。
本田 うん、あるある。フザけた名前にしたキャラクターのときに奥義を編み出されると、奥義までヘンテコな名前になっちゃうから困るんだよなぁ。
豊泉 しかも、そのヘンテコな名前の奥義が代々継承されちゃうんですよね(笑)。
本田 それは嫌だなぁ。俺、そういうときはわざと奥義を継承しないように育成しちゃうときとかある(笑)。
豊泉 え、そんなに嫌なんですか?
本田 絶対嫌だよ。だって、緊迫したボスとの戦いでヘンテコな名前の奥義が出てきたら、雰囲気壊しちゃうでしょ。
豊泉 たしかに、それでトドメを刺してもなんだかうれしくないですよね。
本田 あと、失敗というわけでもないんだけど、袋の空きがない状態で迷宮に入っちゃって宝が取れなくて困るときが多々ある。
豊泉 ありますねー。回復アイテムで袋がいっぱいになっているならまだいいんですけど、捨てたくない貴重なアイテムしか持ってないときだと、かなり困りますよね。
本田 そういうときに限っていいアイテムが出たりするんだよね。
迷宮探索の残り時間を表す、画面左上にある“火”。すべての火が消えると討伐を継続するか、屋敷に戻るかの選択を迫られる。討伐を継続する場合は、1ヵ月経過することになるのだ。この火が、激しく燃える“熱狂の赤い火”の間は、レアな宝物をゲットしやすくなるのだ。また、熱狂の赤い火が複数灯ることはほとんどないが、裏京都ではすべての火が熱狂の赤い火になることもあるのだ。
複数のキャラクターが同じ術を同時に放つ“術の併せ”。本作では奥義も併せることが可能になっている。オリジナル版以上に重要度の増した奥義だが、奥義の名称に編み出したキャラクターの名前が採用されるのはオリジナル版と同じ。たとえば、剣士の奥義“疾風剣○○”の場合は、○○の部分に奥義を編み出したキャラクターの名前が入るぞ。
本田 これも失敗というわけじゃないけど、全滅を狙っているときに限って敵の大将が剣士に攻撃して、剣士が“燕返し”(自動で反撃する奥義)で大将を倒しちゃうとかもよくあるなぁ。「そこは燕返し発動しなくていいよ!」みたいな。
豊泉 ははは。そうですね。自分たちがピンチのときは重宝するけど、そういうときは空気を読んでくれって思いますね。
本田 でしょ?
豊泉 とまぁ、やっぱり失敗談を話始めるとキリがないですね。おもしろい失敗談がどんどん出てくる(笑)。
本田 こうやって盛り上がれるのも『俺屍』の魅力のひとつだよね。ちなみに、キャンペーンサイトでつぎに募集されるネタは何?
豊泉 つぎは“創作遺言”ですね。自分の考えた遺言を投稿するんじゃないでしょうか。
本田 遺言を考えるのはけっこう難しそうだなぁ。すぐには思い浮かばない。
豊泉 そうですね。それなのに『俺屍』にはものすごいパターンの遺言がありますよね。
本田 うん。本当によく考えたなぁって思うよ。
豊泉 遺言関係で何か思い入れってあります?
本田 う〜ん、俺は、気に入った遺言は全部スクリーンショットを撮影してとっといてあるよ。
豊泉 すごい。スクリーンショット撮影機能をしっかり活用しているんですね。
本田 もちろん。ゲームを進めている中で印象に残ったシーンは全部撮影してるよ。
豊泉 さすがですね。ちなみに僕が印象に残った遺言と言えば、「神さま、クソみてえな人生をありがとう」ですよ。
本田 なんだその遺言は(笑)。
豊泉 ちなみに、その遺言を残したキャラクターは、ちょうど大江山をクリアーしたあとに生まれた一族なんです。序盤が終わって、一段階敵が強くなるところなので、何度も全滅していたんです……。それで遺言がこれだったから、なんとも言えない気持ちになったのを覚えていますよ(笑)。
本田 それはおもしろい。俺はビジュアルが気に入らなくて、あんまり好きじゃなかった一族が死んだときに、いい遺言を聞いて「見かけによらず、かっこいいじゃん」と見直すことは何回かあったなぁ。
豊泉 人は外見じゃないんですよー。
本田 その逆もあったよ。能力が高いキャラクターがいたんだけど、遺言が気に入らなくて氏神に選ばなかったりね。
豊泉 たったそれだけの理由で!? もったいない(笑)。
本作には、手軽にゲームのスクリーンショットを撮影できる機能が備わっているぞ。ゲームプレイ中にセレクトボタンを押せば、そのシーンのスクリーンショットが撮影され、メモリースティックに保存されるのだ。印象に残ったシーンを撮影して友だちと見せ合ったり、自分のブログに投稿したりと、さまざまな場面で役立つぞ。
豊泉 そういえば、PlayStation Vita(以下、PS Vita)がまもなく発売されますね。
本田 そうだね。PS Vitaはダウンロード版ならPSPのゲームも遊べるから、PS Vitaを買った人の中で、まだ『俺屍』を体験してない人は、ぜひダウンロード版を購入して欲しいよね。
豊泉 そうですね。ちなみに、この特設サイトは今回が最後になるのですが、キャンペーンサイトの催し物はまだ続くようなので、引き続きキャンペーンサイトをチェックして欲しいですね。みんなのツイートを読んでるだけでも楽しいし。
本田 そうだね。2011年12月22日の催し物は、“最後の???”と予定表にあるのですごく楽しみだしね。
豊泉 そうですね。それじゃー最後に現在判明しているレア神様をまとめて紹介しておきますか! じつは2010年12月10日に発売したばかりのeb!攻略本にもレア神様のプロダクトコードがついています。今後も新たなレア神様が公開されるとのことなので公式サイトもコマメにチェックしておくといいですね。
本田 攻略本のレア女神“秋葉48菩薩”、奉納点低ッ!
豊泉 まぁまぁ、育てる楽しみってコトで(笑)
本田 “攻略本”といえば、このページにもバナーがついてるプレイ日記連載中の“ぽっきーよ&校長”も攻略本チームのメンバーなんだよね。
豊泉 この『俺屍』特設サイトの更新は今回が最後になりますが、両極端なキャラクターと攻略法が人気の“ぽっきーよ&校長のプレイ日記”は、まだまだ続く予定です。
本田 ほかにも、マンガ連載が始まったり、小説化も決定したり、『俺屍』はワールドまだまだ広がっていきます。
豊泉 ゲームも遊びこみながら、我々も、まだまだどっぷり『俺屍』にハマりたいと思います。
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