第2弾 空想科学の世界に浸る

メーカー:ディースリー・パブリッシャー 発売日:発売中 価格:7140円[税込]
ジャンル:アクション・シューティング プレイ人数:オフライン1〜2人
オンライン1〜3人(キャンペーンモード、キャンペーン・リミックスモード)
1〜6人(サバイバルモード) CERO:15歳以上対象 通信機能:Xbox LIVE対応
備考:開発/Vicious Cycle Software, Inc.

巨大な昆虫のように見える謎の生命体"ラヴェジャー"との戦いを描く、もうひとつの『EDF』が、アクションゲーム大国のアメリカから逆輸入! 海外クリエイターによって手掛けられた本作は、襲い来る敵も、プレイヤーの装備もすべてがアメリカンテイストだ! ……とは言ったものの、本作は従来までの『地球防衛軍』シリーズと比べてどこら辺がアメリカなのか? と思っている人もいるはず。ドントウォーリー、この特集では、その疑問をズバリ解決しよう。もしかすると読み進めるうちに「ただのこじつけじゃないか!」と思う人もいるかもしれないが、アメリカではそんな細かいことは気にしないぜHAHAHA!

アメリカは"移民の国"、"人種の坩堝(るつぼ)"とも呼ばれており、世界中のありとあらゆる人種が生活している。本作でプレイヤーが操作するEDF隊員は"トルーパー"、"タクティカル"、"バトル"、"ジェット"という能力も外見も異なる4タイプが存在。あくまで憶測に過ぎないが、これは冒頭で紹介したアメリカに住む人種の多彩さに倣ったものなのではないだろうか? あくまで憶測に過ぎないうえに、あまり適当なことを言っていると怒られそうなのでこれ以上の深入りはやめるが、筆者が個人的にアメリカをもっとも感じるのは"バトル"である。そのガッシリとしたボディーは、アメリカという国の巨大さを体現しているかのようだ……。
(※メーカー注:EDF隊員は4種類のアーマーに身を包んで戦っているので、人種がどうこうは関係ありません)

▲トルーパーは機動力を重視した、EDF隊員の基本装備。飛び抜けた性能を持つわけではないが、それゆえに成長すればスキのないキャラクターとも言えるだろう。また、武器のリロードや仲間の蘇生も、ほかのアーマーより素早く行えるほか、トルーパー装備で扱える強力な武器も存在する。

▲タクティカルは適度な機敏さと防御力を持つ。攻撃力は高くはないが、自動で敵を攻撃するタレットや、敵が触れると爆発する機雷といった各種兵器を戦場に設置可能だ。兵器ファンなら使わない手はない。また、戦局を意識した立ち回りが求められるので、頭を使ったプレイが好みな人にもオススメ。

▲最高の防御力を誇るが、移動速度はもっとも低い。そんな重量系キャラのお手本とも言えるのがバトルだ。左腕のバトルシールドは、敵の攻撃を跳ね返したり、自分はダメージを受けずに爆発物を起動させたりといった形で活躍。また、バトルでなければ使えない破壊力の高い武器もある。

▲ジェットは4つのアーマーの中で唯一空中を移動できる。身軽な分やはり防御力は低いが、スピードと機動性を活かして攻撃をかわせるので、当たらなければどうということはない! アーマーからエネルギーを調達できるため、プラズマ系のエネルギー武器を多数扱えるのも特徴だ。

本作はどこがアメリカなのか? を語るうえで、大前提となる話をしていなかった。そもそも舞台がアメリカなのだ! 『地球防衛軍』シリーズの醍醐味と言えば、見慣れた日本の街を巨大生命体が破壊しまくる……もとい、巨大生命体から守るところであったわけだが、いざアメリカを舞台にしてみると、これがかなりシックリと来る。考えてみれば、アメリカはアクション大国であると同時にSFの本場でもあるのだから、巨大生命体と街並みは相性がバッチリなのだ。こじつけと思うなかれ、筆者が「なんかアメリカっぽい!」と感じたシチュエーションを見れば、じつに説得力のある話であることがわかるだろう。
(※メーカー注:あたりまえのことを自信満々に力説されると正直戸惑います)

▲画面の左に注目。クルマ社会のアメリカを語るうえで外せないガソリンスタンドだ! また、ビルの上に立てられた看板も色のくすみ具合やテキストが英語なあたり、かなりアメリカンである。

▲やや細かくて恐縮だが、クルマの進行方向を見てほしい。右側通行だ。これはもう、間違いなくアメリカである。また、奥にある建物にも注目してほしい。なんか、映画とかで見た感じではないだろうか!?

▲もはや説明の必要もないだろう。彼方にそびえ立つのは、アメリカの象徴とも言える、ワシントン記念塔である。こんなところで巨大生命体とやり合うなんて、アメリカ以外では考えられない!

アメリカと聞いたとき、まず何を頭に思い浮かべるか? 恐らく、多くの人が"自由の国"と答えるだろう。本作ではメインとなる"キャンペーンモード"のほかに、"キャンペーン・リミックスモード"、"サバイバルモード"を収録。つまりプレイヤーが地球を防衛する術は3つ用意されているというわけだ。この自由さは、アメリカ以外の何物でもない! また、キャンペーンおよびキャンペーン・リミックスでは複数のミッションが用意されているのだが、ミッションとミッションのつながりはシームレス。これは、何物にも縛られない自由の国アメリカの精神を尊重した仕様であることは、火を見るより明らかである。
(※メーカー注:シームレスなゲーム進行は、シナリオへの没入感を高め、よりストレスなく遊んでいただくための処置です)

▲ゲームのメインとも言えるモードで、巨大生命体と地球防衛軍の戦いはココから始まる。敵の排除や巣穴の破壊といったミッションはシームレスに展開し、ノンストップで物語を堪能できる。

▲キャンペーンモードクリアー後にプレイできるモードで、通常のキャンペーンと構成は同じだが敵の配置などが異なっており、新たな攻略法を考える必要がある。

▲地球防衛の限界に挑戦するならコレ。無限に湧いてくる敵を、機動力重視の"トルーパー"装備で倒し続けるのだ。6つの専用マップが用意されており、敵は倒せば倒すほど強力になっていく。

土地面積的な意味で、アメリカは世界でも屈指の大国だ。島国に住む我々からすれば広大な土地というのはうらやましい限りだが、ゲーマー的な視点から見ると広さはある意味でデメリットでもある。気のあうゲーム仲間たちと会うのもひと苦労であり、肩を並べていっしょにプレイなんて夢のまた夢……。まあこれは言い過ぎだが、仲間が集まりにくいのは多分事実であるし、何かと忙しい現代人にとって時間と場所を指定したうえで集合するのは難しい。だったらオンラインだ! 本作はオンラインでの協力プレイにも対応。キャンペーンおよびキャンペーン・リミックスでは最大3人、サバイバルでは最大6人で共闘することが可能だ。また、オフラインでの画面分割による2人同時プレイも収録されているので、すぐ隣に仲間がいるならばそれに越したことはない。
(※メーカー注:小難しいことをおっしゃっておりますが、オンラインプレイは本作の醍醐味でもありますので、記事で述べているごたくは基本無視して気軽にお楽しみください)

  • ――海外スタッフから見た『地球防衛軍』シリーズの魅力について教えてください。
  • ジム  このシリーズはテレビゲームというものが持つ"おもしろさ"そのものさ。おもしろさ以外の必要ないことにはこだわらない作品だと思うね。巨大な敵の群れと戦ったり、建物を破壊したり、大量の強力な武器を使えるのは「楽しい!」としか言えないよ。今回、日本版からアメリカ版に翻訳されたことによってゲームの印象が少し変わったかもしれないけど、個人的に大切だと思うことは『地球防衛軍』シリーズはほかのゲームシリーズに比べ、"リアルな路線なんて追求しないんだ"という感覚さ。「これはやり過ぎだろ」といえるようなプレイ体験とゲームの"おもしろさ"だけに集中した作品だと思うよ。
  • ブライアン  私にとって『地球防衛軍』シリーズには大きな魅力がふたつあります。ひとつは、ゲームを遊ぶと小さいころに見ていた『ゴジラ』映画を思い出すからです。街を破壊しまくる大きなモンスターの群れと戦うと、かなりのノスタルジアが押し寄せます。ふたつ目は、ゲームプレイ(システム)です。操作性は簡単なのに、とんでもなく楽しく、満足感があります。ゲームに深く潜っていくと分かるのですが、このゲームにはレイヤー(深み)があるのです。新しい武器を入手し、いろいろなステージでさまざまな武器の組み合わせを試してみたり、AI兵隊をサポートにつけるかつけないかで決まる攻略方法、シングルプレイヤーで使える戦術と協力プレイができること、全てがゲームにスパイスを与えています。
  • ――『EDF:IA』の制作で、いちばんこだわった部分はどこでしょう?
  • ジム  俺の役割はリードデザイナーだから、ゲームすべての要素に集中したよ。やはりゲームシステムと敵の行動、それから武器周りがもっとも重要だったと思うね。
  • ブライアン  このタイトルのリードプロデューサーとして、開発進行を全体的に見るのが私の仕事でした。ですが、以前はステージデザインをしていたので、多分ステージやミッションがちゃんとまとまっていることにいちばん集中していたかもしれません。
  • ――では『EDF:IA』の開発で、挑戦をした部分はどこですか?
  • ジム  今回のいちばんの挑戦は、俺が『EDF:IA』をプレイしたときに、『EDF2017』(『地球防衛軍3』の欧米版タイトル)をプレイしたときの楽しさに負けないぐらい、おもしろさを感じることができるようにすること……だな!
  • ブライアン  いちばんの挑戦は、これまでのシリーズを基準とする高い技術的な条件を満たすことでした。バスほどの大きさもあるアリたちによって街が破壊される前までは、当然人が住んでいる街であるため、建物で埋めつくされている必要がありました。そして、その建物すべてが破壊可能という大きな環境を作り上げるというのは、かなり大きな技術的ハードルでした。その上、ネットワークゲームでは複数のプレイヤーを圧倒するような敵の大群を登場させないといけないのですから、それでさらに複雑になったことを覚えています。困難でしたが、すべてを達成できて、いまではとても満足しています。
  • ――モードがいくつかありますが、それぞれのお勧めを教えてください。
  • ジム  メインモードのキャンペーンは、アーマーのレベル上げや新しい武器を入手するために最適さ。サバイバルモードは最高6人のプレイヤーでオンラインゲームを遊べるのさ。ちゃんと協力し合うこと、そして回復蘇生を必ずしあうことが大切なのさ。リミックスモードはキャンペーンで出会ったエンカウンターにさらに新しい敵を加えたものさ。キャンペーンをもう一度プレイする時には、挑戦しがいのあるゲームプレイ実現するぜ。
  • ブライアン  サバイバルモードはチームメイトとのコミュニケーションがいちばん重要です。ひとつひとつのサバイバルステージを生き抜くために、グループとしてうまく武器を組み合わせることも必要です。キャンペーン・リミックスはゲームのおもしろさを引き伸ばします。ミッション構成は同じなのですが、戦う相手がどんな敵かはプレイしてみるまで分かりません。通常モードより報酬が良く、武器を集めたりほかのアーマーをレベル上げしてみたりと、いろいろな楽しみ方があります。
  • ――キャンペーンモードを進めるための、お勧めの攻略法はありますか?
  • ジム  チームメイトを生かすことが重要さ。なぜなら、自分もチームメイトによって生かされているからさ。それにこのゲームは何度もプレイできるようなデザインになっているから、もしステージが難しすぎると感じたら、すでにクリアしたステージをリプレイして、武器を強化すればいいのさ。好きなアーマーを選んでそれをレベルアップするもよし。敵をたくさん倒すのもよし。難易度をハードやインフェルノに設定するとかなりスリリングなゲームがプレイできるよ。俺はそういうのが大好きさ。
  • ブライアン  私からのアドバイスは、それぞれのアーマーを試してみて、どれがいちばん自分に合ったプレイスタイルを持っているか確かめることです。あと、ほかのアーマーみたいに派手な特別能力がないからと言ってトルーパーを無視してはいけません。蘇生とリロードがほかのアーマーより速いという能力を持っていて、高レベルになるとかなり得です。協力プレイ時のアーマーに関しては、成功するためにはかなり重要だと発見しました。あと、キャンペーンを進めていくと、ミッションの難易度が上がっていくのを感じると思います。もしどこかで進めないと感じたら、いったんもどって以前のミッションをプレイすることでアーマーをレベルアップさせたり、武器を買うためのお金を集めたりすることができます。
  • ――日本のユーザーにメッセージをお願いします。
  • ブライアン  制作チームはゲーム開発をとても楽しくさせていただきました。プレイするユーザーたちにも同じように楽しんでいただきたいです。この夏はいっしょにオンラインで協力プレイしましょう!
  • ジム  俺がこれまで、日本の『地球防衛軍』シリーズを超楽しんだように、日本のファンたちも『EDF:IA』を楽しんでくれることを祈ってるよ! EDF! EDF!

(C)D3 PUBLISHER

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2009年にリリースされるや絶大な人気を博した『シュタインズ・ゲート』。その世界観をモチーフにした『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』(以下、『比翼恋理のだーりん』)が登場。本作で描かれるのは、ずばり恋愛。岡部倫太郎ことオカリンを始めとする、未来ガジェット研究所のメンバー(ラボメン)による恋愛模様が描かれる。おなじみのメンバーが織り成す恋の行方は……?

■メーカー:5pb.
■発売日:2011年6月16日
■価格:6090円[税込]
■テイスト/ジャンル:科学・恋愛/アドベンチャー
■プレイ人数:1人
■CERO:12歳以上対象
■通信機能:非対応
■備考:限定版は9240円[税込]

"想定科学アドベンチャー"として、時間をテーマにした世界観が支持を集めた『シュタインズ・ゲート』。その『シュタインズ・ゲート』のある時間を切り取ったのが『比翼恋理のだーりん』だ。主人公はもちろん、岡部倫太郎。未来ガジェット研究所で数人のメンバーとへんてこな発明に励む日々。ふと岡部が気つくと、新たなガジェットが制作され、その完成祝いとして宴会が行なわれるようだが……。とはいえ、岡部の知らないうちに、なぜ新作ガジェットが? そして、物語は思わぬ展開へと……。

本編の主人公。通称、オカリン。東京電機大学1年生。みずからを狂気のマッドサイエンティストと名乗り、その設定を自演するために悪役っぽく振る舞っている。大学入学直後、秋葉原に未来ガジェット研究所というサークルを立ち上げて用途不明のガジェットを発明している。

ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所の研究員。18歳にして飛び級で大学を卒業した才女。誰に対しても隙を見せまいとしており、いつもムスッとしている。だが本質は好奇心旺盛で、興味を持ったものにはやたらと首を突っ込んでくる。理系人間。たまに常識外れな意見を言ったりする。

私立花浅葱大学付属学園2年生。
岡部倫太郎の幼なじみで、マイペースの天然キャラ。ふんわりとした口調で、いつもニコニコしている。考えかたはとことん前向きの楽天家。争いごとは苦手で、気まずい空気のときにはしょんぼりしてしまう。

編集プロダクション"アーク・リライト"のアルバイト。極度の携帯電話依存症で、つねに携帯電話をいじっている。人とのコミュニケーションにおいては、会話とメールではまったく印象が異なる。

元気で、ちょっとがさつな子。馴れ馴れしいようで、深いところまでは踏み込まない。付き合ってみると、意外と気がつくタイプ。面倒見もいい。自分の興味があることになると、性格が豹変。積極的に行動する。自転車大好き娘。

私立金糸雀学園2年生。フェイリスというのはバイトしているメイド喫茶"メイクイー+ニャン2"での名前。まゆりとはバイト仲間である。男を虜にする小悪魔系。どうやら育ちは良さそうであるが、決してそれを表に出したりしようとはしない。

私立花浅葱大学付属学園2年生。まゆりのクラスメイト。礼儀正しく清楚な正当派美少女的な雰囲気だが……。根が真面目すぎるがゆえに、他人の言うことを簡単に真に受けてしまう。おかげで、岡部が語る話をすべて事実だと勘違いしている。

東京電機大学1年生2次元から3次元まで節操なく萌える、アクティブなオタク。岡部とは高校時代からの仲で、友人として信頼している。 プログラムやらハッキング技術やらには強い自信を持っている。基本的にいつもPCの前にいる。

お楽しみポイント3 おなじみフォーントリガーシステムは建材

お楽しみポイント4 彼女とどんな恋愛模様が描かれる?

Pick Up:秋葉原という舞台設定がリアリティーを醸しだす

アニメ放送も好調で、さらに注目度も高まる『シュタインズ・ゲート』。「これから『シュタインズ・ゲート』を体験したい!」というかたにオススメしたいのが、『シュタインズ・ゲート ダブルパック』
こちら、『シュタインズ・ゲート(Xbox 360 プラチナコレクション)』『比翼恋理のだーりん』がセットになった、お得なパック。価格は9240円[税込]となっている。

(C)2011 5pb.Inc./Nitroplus

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