Storyストーリー

主人公、タイラー・ウェルズ軍曹は9.11テロ後に海兵隊への入隊を決心した27歳の青年である。キャンプ・ペンドルトンにて射撃の特別訓練を受け、アフガニスタンなどで活躍した。卓越した狙撃の腕前を持ち、現時点での狙撃数は確認済みのものが127回、未確認のものが100回と記録されている。

 南米の独裁者バスケス将軍の排除を命じられたタイラーは、最も信頼できる戦友のオニールとともにトレノ島に向かう。そしてミッションのサポートとして、CIAの諜報員であるマイク・ロドリゲスが一足先に潜入し工作活動を行っている。将軍を暗殺しサポートについているマイクを無事に帰還させるのが今回の任務なのだ。

 ブリーフィングを受けたタイラーは、大きなリスクを負うことなく達成できる任務であると見込んでいたのだが……。

主人公のタイラー・ウェルズ軍曹

27歳の青年スナイパー、タイラー・ウェルズが本作の主人公。卓越した狙撃能力を買われ、南米の独裁者であるバスケス将軍の排除を命じられたのだが……果たしてタイラーの運命はいかに!?

戦場を生き抜くための武器が多数登場

スナイパーライフルはもちろん、サイレンサー付きのハンドガンやグレネード、そしてナイフなど、多彩な武器が用意されているのだ。

Introduction ゲーム紹介

スナイパーのタイラー・ウェルズとなってさまざまなミッションをこなしていく本作。敵に気付かれないように気配を殺して行動し、標的を仕留めることになる。ミッション遂行には、狙撃のほかにも戦況に応じたさまざまなアクションを駆使する必要があるぞ。たとえば、狙撃の行えない距離ではハンドガンを使用したり、一度に多くの敵を倒したいときには爆弾を設置したり、さらにはロープを使って這い上がるなど、さまざまなアクションが用意されている。ここでは、それらのアクションの一部を紹介しよう。

基本となるアクション

↑本作の基本となるアクション”狙撃”。相手に気付かれない場所へ位置取り、一撃で仕留めることが重要になるぞ。一度狙った獲物は、絶対に逃すな!

↑狙撃の成功は、標的を狙う位置取りにすべてがかかっていると言っても過言ではない。相手に気付かれないように移動する”ステルス”行動をつねに心掛けよう!

ほかにもさまざまなアクションが!!

ハンドガン

↑敵が接近してきた場合は、スナイパーライフルでは狙撃しにくい。そんなときは、ハンドガンに持ち換えて応戦するのだ。

ロープ

↑徒歩で進むことのできない崖は、ロープを投げてフックに引っ掛け、崖を上って目的地を目指して進んでいこう。

爆弾

↑一度に多数の敵を倒せる爆弾。敵が密集しているところを狙って、投げ込むと効果的だ。群がる敵を一網打尽にせよ!

スナイパーのハートを撃ち抜く本格的な狙撃

一般的なFPSよりも、狙撃の要素が深く掘り下げられている本作。風向きによる着弾ポイントの変化はもちろん、スコープを覗いた際の“手ブレ”までもが再現されている。これらを計算したうえで、敵に気付かれないように狙撃を実行しなくてはならないのだ。さらに、息を止めることで敵の動きがスローモーションになるシステムも搭載されている。ただし、息を止めていられる時間は限られているので、複数の標的がいるときは、素早く敵を仕留める必要があるのだ。これらのシステムを駆使して、標的を一撃でスナイプしよう!

風向きと風の強さ

現在の風向きと風の強さが表示される。この数値によって着弾ポイントが変化するので、狙撃の際には必ず確認しておきたい。

心拍数

プレイヤーキャラクターの心拍数を表している。心拍数が上がると息を止めていられなくなるので注意が必要だ。

着弾ポイント

風向きなどの条件を踏まえたうえでの着弾ポイントが表示される。ノーマルとハードモードでは表示されない。

よりリアルにプレイするならハードモードにチャレンジ

イージーモードでは、着弾ポイントが表示されたり、スコープを除くと標的が赤くターゲッティングされて捕捉しやすくなっている。しかし、ノーマルやハードモードには、これらのサポート機能がいっさいないのだ。よりリアルでハードな戦いを体験することができる。腕に自信のあるプレイヤーは、ぜひハードモードに挑戦してみよう!

呼吸を止めて照準を定める

呼吸を止めている間は、敵の動きがスローモーションになる。素早く動く敵がいた場合などは、息を止めてスローモーションにしてから照準を定めるといいいだろう。ただし、呼吸は長時間止めることはできないので、複数の標的がいる場合は、素早く仕留める必要がある。

敵の動きがスローモーションに!

標的が赤く光る!

息が上がると照準が乱れる!

ヘッドショットをキメるとカットイン!

ワンショット!ワンキル!

MultiPlay マルチプレイ

担当編集者の体験リポート!本作には、最大12人が参加できるマルチプレイモードが搭載されています。“デスマッチ”や“キャプチャーザフラッグ”といったFPSでは定番のルールに加えて、“VIP”と呼ばれるプレイヤーを倒してスコアを競うVIPモードも用意されているんです。そして、マッチング形式は、ランダムでマッチングするクイックや、対戦ルールなどの条件を設定して検索するカスタム機能が用意されている。とにかく早く遊びたい人はクイックを、自分好みの条件で遊びたい人はカスタムを選ぶといいと思います。ちなみに筆者は、面倒なことが嫌いなので、手順が少なく、すぐにマッチングして遊べるクイックを選んでマルチプレイをスタート。こうしてマッチングされたのは、自分以外がすべて敵のデスマッチ。マップは自然に囲まれたキングヒル。ちなみに、マルチプレイ用のマップは、キャンプや渓谷、田舎町、精製所、遺跡など、計11種類から選ぶことができます。筆者が挑戦するキングヒルは、あたりを見渡せる小高い丘のあるマップだ。これはもう、全体を見渡せる高台にポジショニングするしかない! 映画やマンガでもよく語られる基本です。「本当か?」と疑う人もいるかもしれませんが、実際にあたりを見渡せる場所に陣取れば、敵の動きを把握しやすく、狙撃がやりやすいのです。と、そんなわけでゲームスタート後に素早く丘の上にある小屋へ移動するべく行動を起こすことに。すると、同じことを考える人はいるもので、小屋の近くで敵と遭遇! スナイパーどうしの接近戦になってしまった。本作は、狙撃用のスナイパーライフルだけでなく、ハンドガンやナイフといった接近戦用の武器も用意されているので、筆者はすぐにハンドガンに切り替え、敵を迎撃。筆者のほうが武器の切り替えが素早く行えたせいか、なんとか敵を倒すことに成功。スナイパーライフルはスコープを覗き込まないといけないうえ、スコープを覗き込むと視界が狭まり、咄嗟に照準を合わせることが難しいのです。危機を脱した筆者は、丘の上の小屋に陣取り、伏せながらあたりを見回して索敵を開始。すると、丘の下を流れる川にかかる橋に人影が! どうやら誰かが向かいの茂みに潜むプレイヤーを狙っているようだ。丘の上にいる筆者にはそれが丸見えなので、呼吸を止めて橋にいた敵に照準を定め、ヘッドショットに成功! 敵を一撃で仕留める快感は格別ですね。そして続けざまに茂みの敵を狙おうとしたが、すでに姿を消していた。ガッカリ。調子に乗って別の敵を探そうと、立ち上がって動いたそのとき……。ズキュン! と何者かに撃ち抜かれてしまいました。高台に陣取るというのはセオリーですが、相手が人間であれば話は別で、逆に狙われやすい場所でもあるわけです。こういった駆け引きもマルチプレイの醍醐味ですね。また、当然ですが、シングルプレイと違って相手は人間なので、敵を発見すれば容赦なく、そしてかなり的確に狙撃(人にもよりますが)してきます。そのため、まさに戦場の敵すべてがスナイパーという緊張感のある戦いが体験できます。一般的なFPSに飽きを感じているそこのアナタ! ぜひ一度本作を遊んでみてください。従来のFPSとはひと味異なる戦いが楽しめるはずです。

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