世界設定 3国が争う大陸――リスティア

 本作の舞台となるのは、リスティアと呼ばれる大陸。この大地には、ユニオン、ログレス、アヴァロンという3つの国家が存在する。かつて“剣の聖女”が平穏をもたらしたこの地は、ログレスの起こした動乱により、“終わらない戦い”に直面しているのだ。プレイヤーは、こうして争う3国のいずれかに所属する騎士団長となって戦う。ユニオン、ログレス、アヴァロンのうち、果たしてどの国に仕え、そして戦うか? それは、プレイヤーの自由だ。

ログレス

深き山々に周囲を囲まれている、古き国ログレス。民は暴君アルスの圧政により虐げられていたが、ファウゼルの起こした謀反によって革命が成し遂げられた。

ファウゼル王 (声:杉田智和)

「赤き礎を越え、世に不条理の矢を放て
我が覇道は戦乱を導く篝火なり。」

ユニオン

リスティア北方の大地に広がる“騎士の国”。古くから剣の聖女と教会を信奉している。国民たちは、勇敢で誠実な騎士であることを誇りとする。

レオン王 (声:岸尾だいすけ)

「我に集う戦士達よ!
 己が誇りを剣にかけ、盟友との誓いを果たせ!」

セフィア皇女 (声:悠木 碧)

「父の残した禍根を断つため
 騎士様の力、どうか私にお貸し下さい」

アヴァロン

迷いの森のさらに奥、辺境に潜む魔法の国。偉大なる魔女テレジアを祖としており、魔術信仰の影響を強く残す。また、国民には自然との調和を重んじる気風がある。

ミューズ女王 (声:井上喜久子)

「歴史を手繰るは我が宿命なら
 星の導きにて古き叡智を取り戻しましょう」

システム キャラメイクで自分だけの騎士団を編成

 プレイヤーは騎士団長となり、自身の騎士団を編成して戦場へと赴く。プレイヤーの配下の騎士は、自由にエディットすることが可能だ。ここでは、こうしたキャラクターエディットの詳細を公開! ナイト、ウィザードといった騎士の職業だけではなく、髪の色なども設定することができる自由度の高さに注目してほしい。

細部にまで こだわった エディットが可能

←ボイスタイプやボイスピッチといった、思わず「ここまでエディットできるの?」と思ってしまうほど詳細な部分まで設定できる。納得いくまで、とことん作り込もう。

1 まずはベースとなる“タイプ”を選択

まず初めに、キャラクターの職業とタイプを選択する。ナイトの中にも重戦士、聖騎士、戦乙女といったタイプがあり、職業ごとに複数のタイプが用意されているぞ。また、職業によって覚えられるスキルなども異なるのだ。

職業ごとに 複数のタイプが

職業“ナイト”の場合

重戦士タイプ

聖騎士タイプ

戦乙女タイプ

2 武器やヘアカラーなどをエディット

職業とタイプを選んだら、つぎはキャラクターの詳細を設定。武器、アクセサリ、ボディカラー、ヘアカラーといった項目のほか、ボイスのタイプやピッチも設定可能!

3 最後に基礎パラメーターを決定

キャラクターの能力の基本となる、基礎パラメーターを決定。パラメーターには、力、体力、技術、魔力、加護、敏捷、運といた項目があるぞ。

←基礎パラメーターを決定したら、キャラクターの完成。主人公と騎士団のメンバーをそれぞれ作成し、これから始まる戦いの物語へと赴くことになる。

パラメーターは 訓練でアップさせられる

キャラクターのパラメーターは、“訓練”を行うことでアップさせられる。アップさせたいパラメーターごとに異なる訓練が用意されているので、鍛えたい項目に合った訓練を選ぼう。

システム 2Dキャラが躍動するバトル

 街での訓練や準備を終えたら、騎士団を率いて出発! 冒険中にはバトルが展開される。騎士たちの職業や隊列、位置取りを考慮して戦おう。なお、バトルシステムは王道のターン制。ときには巨大なモンスターとの戦いもある。動きのあるバトル演出は必見だぞ。

“陣形”が重要!

←バトルでは、騎士団の“陣形”が重要になる。陣形には多くの種類があり、陣形ごとに“毎ターンHP回復”などの効果が設定されているのだ。また、敵からの攻撃を受ける範囲も、組んでいる陣形によって変化するぞ。

武器ごとに異なる“スキル”

キャラクターを作成する際、武器の種類が選べる。武器をバトル中に使用することで、武器種ごとに熟練度が上がっていくのだ。一定値まで熟練度が上がった後に“秘伝書”を使用すると、新たなスキルが手に入るぞ。ひとつの武器種を極めて強力なスキルを身に付けるか、さまざまな武器をバランスよく使うかはプレイヤー次第だ。ここでは、こうした武器種とスキルの一例を紹介しよう。

  • 細剣 フラッシュコード
  • 槍 ギャロップビート
  • 魔法 ジャッジメント
  • 大剣 スカルファング
  • 弓 ブレイズレイン

システム そして戦場は無限〈ネットワーク〉の世界へ!!

 ネットワークでは、領土を奪い合うバトルが楽しめる。プレイヤーはゲームの最初に選んだ国に所属し、その国の騎士団として戦うことになる。陣地をめぐる攻防が、日々くり広げられるというわけだ。なお、戦況はリアルタイムで更新されていき、ひとつの戦いは数日で終結する。各国に所属するプレイヤーたちの活躍が、この戦いの勝敗を決することになるぞ。ちなみに、本作のネットワークプレイは、オンラインにつなぎっぱなしで遊ぶものではない。そのため、たとえば電車の中でもネットワークバトルを行うことが可能なのだ。

戦争への参加方法はふた通り

キャラクターを直接操作して出撃

騎士団の中から最大で4人を選んで部隊を編成し、“出撃”を選んで戦場へ。フィールドに点在する“BATTLE”と表示されたポイントに移動すると、ほかのプレイヤーが登録した騎士団とのバトルになる。このバトルの結果に応じて戦線の押し引きが行われるほか、戦況も変化して“BATTLE”と表示されるポイントも移動するのだ。

操作をAIに任せて 自動進軍

AIが設定した部隊を“自動進軍”させることで、プレイヤーが離れているときでも戦争に参加することができる。ひとつの部隊だけでは物足りない人は、“出撃”と合わせて最大3つの部隊を戦争に参加させられるぞ。もちろん3部隊すべてを“自動進軍”に設定することも可能。プレイする時間があまりないときなどにオススメだ。

戦場で活躍する
褒賞が手に入る

戦場での活躍に応じて、戦争の合間に兵士から支援物資をもらうことができる。また、働きによっては王様から直接アイテムをもらうこともある。さらに、王様からは謁見の間で“部隊旗”を授かることもあるようだ。

ほかのプレイヤーの
動向をチェックできる

“コミュニティ”という項目では、ネットワークプレイに参加しているほかのプレイヤーの戦闘履歴や、ネットワークプレイの進行度、さまざまなランキング(勝利数・貢献度・獲得金額など)を閲覧できる。また、特定のプレイヤーを“フォロー”することで、フォローした相手の記録を閲覧することもできるのだ。

敵 緻密に描かれた敵キャラクターの数々

 細部まで描き込まれた敵キャラクターの2Dグラフィック。これこそがヴァニラウェアの真骨頂とばかりに、ドラゴンのウロコ1枚1枚にいたるまで丁寧に描かれている点に注目してほしい。そればかりか、これらのキャラクターがバトルシーンで激しく動くというのだから、ヴァニラウェア作品のファンにはたまらない! そんな敵キャラクターの一部を紹介しよう。

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