『レッドファクション:アルマゲドン』の世界

本作は、前作から50年後の火星が舞台となっている。ここでは、ゲームストーリーから重要な登場人物まで、本作の世界設定を紹介するぞ。

BACKSTORY

21世紀、人類は地球外へと進出を果たし、火星を植民惑星化することに成功した。
それから約半世紀を経た2125年――。
テラフォーミングにより大気を得た火星は、
地球から派遣されたEDF(Earth Defense Force=地球防衛軍)と官僚たちによって統治されていた。
しかし、かつて火星を救うために迎えられたEDFの力は植民者らの生活全般にまでおよび、
抑圧者として彼らを苦しめ、抵抗が勃発すると徹底的な弾圧がくり返されるという状態に陥っていた。
圧政に耐えかねた人々は、抵抗勢力“レッドファクション”を結成。
激しいゲリラ活動の結果、レッドファクションはEDFからの火星の解放に成功。
ようやく安息がもたらされると思われた……。

STORY

レッドファクションがEDFから火星を解放した50年後。謎のベールに包まれた新たな脅威により、火星は再び窮地に追い込まれていた。アダム・ヘイルにより、火星に地球同様の天候をもたらす巨大装置“テラフォーマー”が破壊されたのだ。これにより火星の地表はカオス化。巨大な竜巻や稲妻が惑星を飲み込んでいた。そのため植民者達は地下に潜ることを余儀なくされ、人々は居住用のネットワークを構築するために洞窟を掘り進める日々を送っていた……。
ダリウス・メイソンは、地下都市の中枢・バスティオンで金になる仕事を始めていた。仕事といっても採掘やゴミあさりといった金目当ての何でも屋だ。彼にとって仕事は危険であればあるほど好都合だった。危険である分、稼ぎがよくなるからである。とある日。ダリウスは請け負った仕事でマローダーの古い寺院にある謎のシャフトを開いてしまう。これにより永い間封印されてきた凶暴なエイリアンが解放されてしまい、火星にアルマゲドンをもたらしてしまう。人類の未来はダリウスとレッドファクションに託された。戦いは、彼らを嵐で荒廃した惑星の地下へと誘っていく。言葉にできない脅威の核心へ。

ダリウス DARIUS MASON

火星革命の立役者であるアレック・メイソン(前作の主人公)とサマンヤの孫。レッドファクションとしてコロニーを守る任務の際に、ダリウスはアダム・ヘイルによるテラフォーマーの破壊を阻止できなかった。それから月日が流れ、彼は罪悪感を拭い切れぬまま没入できることを探していた。採掘やゴミあさりといった何でも屋として生計を立てることで、サバイバルの方法や群衆へのまぎれかた、戦いかたを学んだ。彼自身が過去に犯した失敗を許し忘れることをできぬままに……。

カーラ KARA

マローダー生まれ。ストリートの掟から科学に至るまですべてを知り尽くした、鼻っ柱の強い密輸業者。若いころにマローダーの厳格な階級社会からドロップアウトした。そして、地下深くでの作業中にダリウスと出会う。ダリウスとカーラは似た者どうしだった。ダリウスはその日暮らしの労働者であり、カーラは皮肉屋で人を信用しない。ダリウスは自分自身の人生を生きるために権力からの回避を望み、カーラはつねに喧嘩腰。なによりも“隠れた存在でありたい”という共通の想いが、ふたりを自然な友情でつないでいた。

フランク・ウィンターズ FRANKWINTERS

たくましい肉体と行動力を併せ持つレッドファクションの軍曹であり、惑星一のタフガイ。彼は部下と最前線にいることを好み、幾度となく我先に戦線に特攻し帰還してきた。その無茶苦茶な戦歴はもはや奇跡とも言えるほどである。課せられた任務が彼のすべてであり、いかなる理由であれ彼のミッションを妨害するには、それ相応の覚悟が必要になるだろう。

アダム・ヘイル ADAM HALE

EDFの大佐だった彼の父は、2125年に起きた火星革命でアレック・メイソンに殺害された。それによりアダム・ヘイルは、EDFの生き残りに育てられた。2150年、植民者に対して新たな宣戦布告となる“ホワイト・ファクション計画”を実行するも、アレック・メイソンとその息子ジェイクらに阻止されて戦いの後、姿を消した……。時は流れ、彼はマローダーの過激な分離主義者らの救世主として戻ってきた。ヘイルを支持する狂信者らは、彼こそが火星の輝ける未来を約束すると主張。しかしほかの者から見れば、彼は惑星を破壊しかねないイカレた男にほかならなかった。

多彩な武器でエイリアンに立ち向かえ

凶暴なエイリアンどもを倒すには、強力な武器が必要となる。ここでは、本作に登場する多彩な武器を紹介しよう。

←↑ステージクリアー型の三人称視点シューティングゲームである本作。小型エイリアンの大群や、10メートルにも及ぶ巨大エイリアンたちを撃破して、火星に平和を取り戻そう!

アサルトライフル

トリプルバレル式のフルオートライフル。レッドファクション兵士の標準装備。

バンシー

高い威力を誇るが、連射速度の遅いデュアル式ピストル。密輸業者やサルベージャーが愛用している。

プラズマビーム

収束されたプラズマビームを放出し、ほとんどの物質を焼き払う。

マグネットガン

2段式機構のサルベージュ装置。熟練者が使用すれば恐ろしい武器となる。

ナノライフル

ナナイトを連続で発射するマローダーが開発したライフル。ほとんどの物質を分解できる。

レールドライバー

最新技術のバイオメトリックスコープを搭載した強力なライフル。敵を識別することが可能。

重力キャノン

範囲内のあらゆるものを飲み込むブラックホールを放つことが可能。

アップグレードが連動

オンラインモードは、オフラインモードと連動しているぞ。オンラインモードで入手した武器やアップグレードは、オフラインモードにも適用されるのだ!

ダリウスが受け継ぐナノフォージとは?

ダリウスが先祖から受け継いだという装置“ナノフォージ”。本作でもっとも重要なアイテムのひとつを解説していこう。

ナノフォージ

ダリウスが先祖から継承した装置。物質を分子レベルに分解・修復できる。破壊された人工建造物を修復するだけでなく、遺されたモノの情報や記憶の具現化が行える。さらに、アップグレードを行うことでさまざまなスキルを付加することも可能。

修復を活かした戦略的なバトル

ナノフォージを使えば戦略的なバトルが展開できる。たとえば、壁を破壊してその場所に逃げ込み、その後にナノフォージで壁を修復すれば、即席のシェルターを築くこともできるのだ。

さまざまなスキルが付加できる

ゲームを進めることでアップグレードできるナノフォージ。アップグレードすれば、球状の防護エネルギーを展開する“シェル”やエネルギー波で敵を麻痺させる“ショックウェーブ”といったスキルが付加できるのだ。

強力な搭乗兵器を使いこなせ

小型エイリアンの大群のほか、10メートルにも及ぶ巨大エイリアンなど、さまざまなタイプのエイリアンが登場する。そんな強敵に立ち向かうために欠かせないのが、戦闘用の搭乗兵器だ。ここでは、複数ある搭乗兵器の中からエクソスケルトンを紹介するぞ。

エクソスケルトン

レッドファクションにより開発された対多数戦闘用搭乗兵器。50口径のマシンガンと熱追尾式ロケットミサイルを装備。強化された耐久性を活かして格闘戦もこなせる。頑強なボディーと機動力からくり出すショルダータックルは、エイリアンだけでなく遮蔽物の粉砕もできるほどの威力である。

本編とは異なるふたつのゲームモード

ストーリーに沿ってステージをクリアーしていく本編とは別に、サバイバルモードとスクラップモードというふたつのゲームモードが収録されている。ここでは、サバイバルモードをゲーム実況ユニットえどさん”&ふみいちが実況プレイしている映像とともに紹介するぞ。

サバイバルモード

最大4人で協力プレイが行えるサバイバルモード。エイリアンの殲滅をおもな目的とした”サバイバル”と、任務遂行を目指す”ディフェンス”の2タイプのミッションがプレイできるのだ。

スクラップモード

好みのマップを選択して破壊を楽しむモード。破壊行為によりポイントが得られ、目標スコアを超えると新たなマップがアンロックされていく。オンラインランキングにも対応しているぞ。

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