元極道の教師である主人公の梶虎男（通称トラ）が龍ヶ峰学院で巻き起こす、新感覚の学園アクションアドベンチャーゲームが登場。それぞれの理由で心を閉ざしてしまった生徒たちの悩みを解決すべく、独特なバトルや豊富なミニゲーム、授業を通じて生徒たちとの交流を図ろう。学園生活以外にも、街の多彩な施設を利用できるなど楽しみかたはさまざま。ゲーム史上もっとも破天荒な教師による、まったく新しい学園ドラマがいま幕を開ける！
幼いころに両親に捨てられ天涯孤独の身の上だったトラは、任侠集団・大神組に引き取られ組員として育つものの、ある理由から龍ヶ峰学院の教師になることに！ 高校教師の経験など当然ないトラの教え子となるのは、生意気で個性的な3年D組の生徒たち。彼らは各々の事情から人に言えない悩みを抱えているのだが、果たしてトラは彼らの悩みをどのように解決していくのだろうか！？
トラは生徒ひとりひとりの悩みを解決するためにガチでぶつかり型破りな方法で解決していく。しかし、学院が“非常に難しい問題”を抱えていることが次第に明らかになることで、舞台は学院だけでなく龍ヶ峰市全体へと広がっていく…。
生まれ持った度胸と腕っ節の強さを買われ、大神組の中でもメキメキと頭角を現し、“人喰いのトラ”と呼ばれていた有名な元極道。とある理由から教師となるが、いつも本能的かつ感情的に行動するため、その行動はあまりにも型破り。
3年D組の担任で英語教師。教育者だった両親のもとで育ち、教師となったいまも両親が口にしていた“本物の教師”を目指して奮闘している。しかし、高い理想と現実のギャップに悩むことも。始めは素行の悪いトラを毛嫌いするが、そのバカ正直な姿を見るうちに心境の変化が……。
3年D組の生徒であり、日本中の誰もが知る国民的アイドルでもある。しかし、そのことを鼻にかけるわけでもなく、誰からも愛される明るい性格の少女。そんな彼女が、ある日校舎の屋上から飛び降り自殺を図ろうとする。それを聞きつけた報道陣が学院に押しかけ……。
3年D組のリーダー的存在。将来有望なスポーツ選手だったが、不祥事を起こし、退部させられた過去を持つ。それ以来、完全な不良と化し、周囲に当り散らす日々を送っている。胡散臭いトラや、トラを受け入れようとするクラスメイトたちが気に入らず、その軋轢から事態は悪化の一途を辿ることに……。
保健室のマドンナで、男子生徒や教師の憧れの的。色気たっぷりのきわどい谷間と言動の彼女だが、じつはさばさばした性格で、女子生徒からも人気がある。懐も深く、トラのよき理解者となる。保健室では、“小峰の愛情ヒーリング”なるものが受けられるらしいが、それは気に入られた人間しかしてもらえないらしい。
リストラに遭った父親と病弱な母親、そして幼い3人の弟妹たちをアルバイトの掛け持ちで支えている、明るく健気な勤労少女。自分の生活を犠牲にしてまでギリギリで保ってきた生活だったが、学校にガラの悪い取立て屋が押し入ってきたことで状況が一変してしまう。
ジャーナリストを目指す新聞部の部長。ペンは剣より強いということを真剣に信じており、みずからが制作している学校新聞が、ほかの生徒たちのあいだでは“チクリ行為”と疎ましく思われていることに気づいていない。あるスクープ記事を出すまでは……。
幼いころのトラウマによって、口がきけなくなってしまった少女。いつもPDA（携帯端末）を持ち歩き、会話もPDAで文字をタイプして行う。つねに髪で顔を覆うように隠しているため印象が薄いが、とある出来事をきっかけに彼女の暴走が始まってしまう。
3年D組の学級委員長。父子家庭の中で育ち、厳格な父の影響もあってか、しっかり者としてクラスでは一目置かれている。かと言って固すぎることもなく、萌や結衣とも仲がよい。幼なじみでクラスメイトの石川翔に恋をしており、日々悩んでいる。
家族思いで友だち思いの性格だが、悩みを抱えて引きこもりになってしまう。そんな息子の様子を見かねた陽一の母親は、ひきこもりになった責任を学院に押し付け、モンスターペアレントと化して学院に押しかけるが……。
不敵な笑みを浮かべる謎の男。左目に負った古傷の奥には、冷たい眼差しが光る。偶然目にしたトラの姿を見て、彼の表情は怒りに似たものへと変わっていく。果たして、彼らのあいだにある因縁とは……？
トラに対して、完全に無視を決め込むD組の生徒。石川翔とつるみ、トラを陥れる計画を立てているらしい。しかし、トラをそれほど嫌悪するには、何か理由があるのだろうか……？
トラをしつこく追い掛け回すフリージャーナリスト。元極道であることを隠しながら教師を続けるトラを怪しんでいる。しかし、ここまで追い込むのには何か別の理由もあるようだが…。じつは、『428 〜封鎖された渋谷で〜』に登場する御法川実の妹でもある。
見た目はギャルだが、友だち思いで素直な女子高生。行動派で、考えるよりも先に行動してしまうことから、痛い目に遭うことも多い。同級生の夏目総司と付き合っている。
イマドキの高校生。真山令子とともに、援助交際に見せかけた美人局を行って金を稼ごうとする。しかし彼が金に執着するのには、とある理由が……。
医師の家系に育ち、医師になることを義務付けられているエリート。しかし非常に存在感が薄く、誰も彼のことを気に掛ける様子はない。そんな彼の心の闇が、大きな事件を引き起こすことに……。
3年D組の生徒を始め、悩みを抱える人々が多数登場する本作。彼らの本音を聞きだして、悩みを解決するための方法が“ソウルヌードバトル”だ。ソウルヌードバトルは、熱い激論の様子を具現化した、精神的な戦いを表現するアクションバトル。パンチやキックなどの攻撃や、それぞれの個性を生かした多彩な攻撃方法で、互いの体力を削りあうのだ。あくまで、イメージの戦いなので、実際に生徒を殴っているわけではない！ と強く言っておこう。
↑→攻撃をくり出すと、背景で行われているお互いの激論の発言に反映される。ここで相手の発言をしっかり見ておくことが、バトルのクライマックスに活きてくるぞ。
バトルの相手に一定のダメージを与えると、相手はブチキレ状態に！ ブチキレ状態になると、相手は“心の壁”を身の回りに張り巡らせてくる。心の壁があると相手に直接ダメージを与えられないので、まずは心の壁を攻撃して壊す必要があるぞ。さらに、この状態では個性的で強力なガード不能技を放ってくる。萌は、家族を支えるためにバイトを掛け持ちする彼女ならではの巨大ガマ口召喚技で、トラをひと飲みする。
バトル中には、トラの魂を込めた言葉“虎語録”を方向キーにセットして使うことが可能だ。虎語録は画面左下にある青い“心力”ゲージを消費して使用する技。遠距離攻撃の“飛ばすぜ！”や、体力を小回復する“かかって来いよ！”など、種類もさまざまだ。新たな虎語録は、バトルを通じて覚えていくぞ。
相手が幾重にも張る心の壁を壊すたびに、相手を説得するシーンがインサートされる。始めはトラを拒絶してくるが、クライマックスでは相手の悩みをぶっ飛ばすためのキーワード選択画面が登場。そこで、相手の悩みを解決するひと言を選ぶことができれば、相手の心を開き、魂を丸裸にすることができるのだ！
元極道といえど、トラの本職は教師。校長からの頼みで、生徒たちに授業を行うことになる。授業の目的は、生徒の能力を高めて、全員を卒業させること。能力が足りない生徒は、卒業することができなくなってしまうのだ。本の入手や人助け、ミニゲームの結果などによって、教えられる授業の内容は増えていくぞ。
←↑授業の中身は一見役に立たなそうな内容……。しかし、数をこなしていけば生徒のパラメーターが成長し、一定以上の能力値を満たせば卒業見込証が手に入るぞ。
授業だけでなく、部活を通じて生徒とのコミュニケーションを図るのも教師の務め。ゲーム中の条件をクリアーしていくことで、さまざまな部を指導することが可能になるぞ。部活はそれぞれミニゲーム形式となっており、生徒とのコミュニケーションを楽しむことができる。ここで紹介するほかにも、野球部やプロレス同好会など、種類も豊富だぞ。
↑→2ゲーム先取制の“セットマッチ”などでテニス勝負。ロブやトップスピン、スマッシュなど、多彩な弾道の球を打ち分けられる本格派だ。ゲーム中は、あらぬところに目を奪われることなく、ボールを追いかけろ！
本作では、学園生活以外の街での楽しみも多い。街には歓楽街や住宅街、繁華街や公園など、立ち寄れるスポットが満載だ。お店で服や回復アイテムを買ったり、理髪店で髪型を変更することもできるぞ。ほかにも、釣りができる場所や、お金を借りられるそっち系の店“グレーゾーン”など、多彩な施設が揃っているのだ。
↑街では生徒以外の人々とのソウルヌードバトルが展開することも！ サラリーマンの日ごろのうっぷんを晴らし、悩みを解決してあげるのだ。
龍ヶ峰市イチのホットなお店として話題を集めているのが、“メイドぱらだいす”だ。メイドぱらだいすでは、メイドさんとトランプやクイズゲームができたり、写真撮影が可能。また、メイドさんが作ったメイド料理を食べることもできるのだ。どんな効果があるのかは、製品版で確かめよう！
↑→風船早押しクイズでメイドさんと対戦！ 多彩なジャンルのなかからランダムで出題されるクイズに答え、メイドさんよりも先に8問正解しよう。クイズに間違えると頭上の風船がどんどん膨らみ、負けると破裂。敗者はミルクまみれになってしまうのだ！
市内のお店の多くが、実在する企業のタイアップにより出店されている。デニム&カジュアルのRight-onでは、服が購入可能。サークルKサンクスでは食料系アイテムが、タックルベリーでは、釣りに使うアイテムが買える。また、ステーキのどんでは食事ができ、映画館“シネマRYUGA”では、富士急ハイランドの人気映像コンテンツ『絶叫戦隊ハイランダー』が上映されるぞ。
Right-onなどで購入した服を自由にコーディネイトして、好みのスタイルで遊ぶことができる本作。そして、スパイクのPSP用ソフト『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』や『喧嘩番長5〜漢の法則〜』のセーブデータを持っていれば、特別なアイテムが手に入ることも判明。『ダンガンロンパ』のデータでは名物キャラクター“モノクマ”の着ぐるみが入手でき、『喧嘩番長5』のデータでは、“番長リーゼントカツラ”を入手することができるのだ。また、配信中の本作の体験版のセーブデータがあってもいいことがあるようだぞ。
物語を進めていくと生徒の悩みに直結したミニゲームが発生することがある。ここでは、その一部を紹介。ちょっぴりエッチなものから硬派なものまで種類豊富に用意されているぞ。
どのような経緯かは不明だが、悠美の羞恥心を限界まで追い込むために、インターネットに彼女の恥ずかしい動画を撮影して配信することに。画面に流れるコメントの中から、彼女の羞恥心をくすぐるコメントを選び、ボタンを押そう。すると彼女の“恥ずかしメモリ”が上がり、限界まで高まれば成功となるぞ。ただし、けなすだけのコメントはNGだ。
生徒の悩みを解決するために、なぜか横スクロールのシューティングゲームに挑戦することに！ ひたすら敵機を撃ち落してハイスコアを叩き出そう。倒すとボーナスポイントがもらえる敵編隊が登場したり、ボスも待ち受けているぞ。いったいこの生徒の悩みとは……？
ある女子生徒の悩みを解決するために、ツボ押しをしてあげることに。生徒の体をタッチして、制限時間内に正しいツボを見つけ出せ！ ツボ以外にあるキワどい“乙女のツボ”を押してしまうと、生徒がうっかり感じすぎてしまうことも!?
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ある生徒の悩みを解決するためにパパラッチを追いかけろ。数々の障害物を乗り越えて、パパラッチに追いつけば成功だ。障害物は、表示されるボタンをタイミングよく押すと避けることができるぞ。