備考:PS Store ダウンロード版は4200円[税込]、プロデューサー:渡辺一弘、ディレクター:平井誠二、開発:バレット
過去のシリーズ作品を凌ぐ、熱いドラマとケンカバトルが展開される本作。ただ、四の五の言ってもピンとこねえんじゃねえか? だったらまずは、『喧嘩番長5〜漢オトコの法則ルール〜』の最新プロモーションビデオをチェックしな! 漢だったら、興奮せずにはいられないぜ!
物語の舞台となる阿弥浜沿線は、さまざまな高校やチームがひしめき合い、覇権争いがくり広げられているんだ。プレイヤーは、その阿弥浜沿線の鶴目地区に引っ越してきた主人公となり、群雄割拠の抗争に身を投じることになる。ここでは、主人公の成瀬直人を始めとする個性豊かなキャラクターを、一挙紹介するぜ!
←↑引っ越してきたばかりの主人公には知り合いがひとりもいない状況だ。街を歩けば、とにかく不良たちに絡まれる。
阿弥浜沿線の鶴目高校に転校してきた漢。竹を割ったような性格で、損得抜きに思うがまま生きる。おせっかいゆえ、ケンカに巻き込まれることも多い。
主人公、成瀬直人の転校先となる阿弥浜沿線・鶴目地区にある高校。昔ながらの不良文化を受け継ぐ風習はないが、高津、進藤というふたりの漢が、校内の頂点に立つべく、熾烈な派閥争いをくり広げている。
ひねくれ者で、冷めた性格。過去に高津といざこざを起こし、以来対立している。自分に付いてくる人間には、「高津に近づくな」と命令するほど彼を嫌っている。
クールな進藤に惚れ込んでいる。穏やかで無邪気な性格だが、ミーハーなところもあり、権威に弱い。進藤に憧れるあまり、無茶な振る舞いを見せることもある。
のんびり屋の一匹狼。来る者は拒まず、去る者は追わないのがポリシー。面倒ごとは嫌いだが、頼まれると拒否はしない。思ったことを口に出し、行動に移す。
モテる高津に憧れと嫉妬心を抱きつつも、彼を慕う。年下の面倒見がよく、先輩風を吹かせて慕われることに、この上ない喜びを感じる。
ひょうひょうとしているがじつは世話好きで、頼まれると断れない性格。同じ1年の若宮とは、昔からの友だちだが、進藤派ではなく高津派に属している。
阿弥浜沿線・鳴水浜地区にある、世間知らずなセレブの坊ちゃんやお嬢様が通う進学校。同校創立以来、不良はいなかったが、宇都宮を筆頭とする一部生徒がワルい振る舞いを見せる。
白金学院始まって以来のワルだが、ほかの学校から見れば、パシリレベルの不良。強い人間におごったりパシリをすることで、ほかの不良との関係を保つ。“虎の威を借る狐”という言葉がピッタリな漢。
学院内では宇都宮に次ぐ、ナンバー2の不良。ワルに憧れて調子に乗っているだけの世間知らずなお坊ちゃんで、宇都宮の力を借りて威張っている。
父親の仕事の都合で海外留学をしていたが、最近帰国し同学院に入学したセレブ。海外での生活が長かったため、語気が強く、それゆえに相手の神経を逆なでするケースが多い。
己の欲望のままに動く少年たちにより結成されたギャング集団。関成地区にある中華街の奥にアジトを構え、街の覇権を巡って抗争をくり広げる。最近、鳴水浜に進出してきた。
骸の2代目ヘッド。わがままで気まぐれ。自分の思い通りにならないと暴れ出す残虐な性格。ヘッドとしてのプライドが高く、服従しない相手にはたとえワビを入れてきても徹底的に攻撃する。
組織やチームなど、どうでもいいという考えの持ち主。人を殴ることと遊ぶことが大好きで、弱い奴を見つけるといじめたくなる性格。池谷とは利害が一致しているためつながっている。
球技や陸上、格闘技など、さまざまな運動競技の特待生が集まる鶴目高校の学科。練習時間を考慮し、普通科とは違うカリキュラムが組まれている。親元を離れ、寮で暮らす生徒も多い。
野球部の主将。気の荒いところがあり、短気ですぐに手が出てしまう。一直線で真面目な面もあり、責任感が強い。
野球部副主将で、野球に関して真面目に取り組んでいる。自分のために野球をしており、チームメイトですらライバル視してしまう。自分の将来の邪魔になりそうな不良が大嫌い。すぐに感情的になる久保とは相性が悪い。
野球部の補欠。レギュラーの座を手に入れようと、雨の日でも走り込みを欠かさない。体育会系らしく礼儀正しい漢で、キャプテンである久保を尊敬し、信頼している。
阿弥浜沿線の山側の終点駅にある歴史ある高校。昔から続く伝統を重んじ、年功序列を基とする不良が通う。後輩にどれだけ実力があっても、先輩の命令は絶対。近年は、紅北の街の過疎化で新入生に恵まれず、不良の世界では落ち目の学校となっている。
“超”が付くほど慎重派の紅北高校番長。生まれも育ちも紅北という生粋の紅北っ子で、学校と街を愛している。一昨年前に卒業した元番長に憧れているが、自身は彼ほどの実力がなく、後輩にナメられてしまっている。
紅北高校の幹部で、学内をシメることを目標としている。負けず嫌いな性格で、同じ2年生の船木のことを嫌っている。威張り散らすことが好きだが、自分に従うものはかわいがる、兄貴肌な面を持っている。
紅北高校幹部。ライバルである紅南高校を倒すという理想を持つ武闘派。自分で行動せず、周囲の人間に何かをやらせるため、口だけの男に見られている。
番長の加納同様、紅北で生まれ育った。彼に憧れ入学するなど、真面目で一本気な性格の持ち主。先輩の言うことは絶対としながらも、紅南高校との対立で不甲斐ない先輩たちに失望もしている。
数年前までは、統制のとれていない中堅の不良高校だったが、現ヘッドの国井の入学で状況が一転。絶対的な統制により凶悪な群れへと変貌を遂げた。国井に続き、近隣中学から有名不良が多数入学し、現在では阿弥浜沿線でもトップを狙える位置にいるとささやかれる。
不良だらけの外関をシメる漢で、近隣高校の頂点に立つことを目標にする。勝つために手段を選ばず、数の暴力で相手をねじ伏せる。決断力と判断力に長けた圧倒的な恐怖のカリスマだ。
国井と並ぶ実力を持つ、外関ナンバー2の男。冷静な判断力を持つ漢だが、ひとたび抗争になると先陣を切って大暴れする。
国井、赤松と比較しても遜色のない外関ナンバー3。1年のころから国井とはそりが合わず、やや距離を置くことも。言葉少なく、何を考えているのか読めない不気味な漢だ。
福永のライバルであり親友で、その実力は拮抗している。しかし、頭のキレで彼に及ばない。単純ゆえにしぶとく、なかなか負けを認めようとしない性格。
福永の中学時代の後輩。福永と岸のスカウトで入学。すぐに1年をシメてしまうほどの実力者だが、つねに上から目線で先輩であろうがナメた態度を取る。
赤松を尊敬する2年生。キレやすさと容赦ないケンカスタイルは、赤松並み。その姿勢は国井からも信頼されており、次期ヘッドの有力候補の呼び声が高い。
同じ1年の大沢に従っている。3年の飯塚とは家が近く、幼いころから知り合いで、彼に何かと目をかけてもらっている。言葉少なでつかみどころがない男だが、信義に厚い。
関成地区の再開発エリアをアジトにしているチーム。来るものは拒まず、受け入れた仲間は何があっても見捨てないことを信条としている。骸とは敵対関係にあり、抗争が続いている。
体が大きく力持ち。だか、その姿からは想像できないほどやさしい漢。ゆえにケンカが嫌い。昔、体が大きかったことでいじめられ、大暴れしたことが原因で周囲に無視されたという過去を持っている。
パラダイスを牽引するヘッド。チームを守る気持ちから威圧的な態度となることもあるが、心根は優しい男。
明るくおどけた性格で、裏表がない。人見知りすることもなく、誰とでも仲よくなれる。ケンカが好きなわけではないが、パラダイスが大好き。
阿弥浜沿線最強の名を欲しいままにしてきた不良のエリート校。いつの時代も近隣の高校に怖がられていたが、先代番長が学校を去り、現在は統率が取れていない状態にある。
阿弥浜沿線の不良に詳しい情報屋。情報を得るために危険なこともする。お調子者で、状況に合わせる柔軟性を持つ。現在、情報屋ブログを開設している。
紅南高校のアタマ。先代番長が去った後、トップ争いを勝ち抜き番長になる。だが、高圧的な性格と言葉数の少なさで、人望を得られていない。内心は紅南を愛している。
3年生の幹部。思ったことをすぐに口にしてしまう率直なタイプ。現在、八神との仲がうまくいっていない。三沢とは意見が合うため、よく彼に相談をしている。
漢気溢れる性格で、冷静沈着な3年生幹部。その落ち着いた行動で、八神と川上の仲裁に入ることが多く、板ばさみの苦労が絶えない。
3年生幹部。先代番長とのケンカ以来、紅南高校を盛り立ててきた。臆病な性格が表に出ることもあり、そのたびに自分を戒め、奮い立たせている。
留年中の3年生。すでに現3年生に地位を譲り、いまは就職活動に励んでいる。昔は次期番長候補だったこともあり、ほかの不良に相談を持ちかけられることが多い。
鳴水浜のコンテナふ頭を拠点とするバイクチーム。硬派、武闘派でその名が通り、メンバーひとりひとりの実力も高い。かつて、関成では最強、最高のチームと言われていた。いまの阿弥浜沿線の覇権争いには参加していない。
現3年生に尊敬の念を抱いておらず、スタンドプレイに走る。気合が入りすぎて止まらなくなり、暴走してしまう。
2年の小野田の舎弟。不良のエリート校に入学したことを盾に、周囲にケンカを売りまくっているが、ケンカが弱いため、トラブルを収拾することができない困り者。
鶴目高校スポーツ科で、野球部のマネージャーを務める。困っている人を見過ごせない性格で、つい世話焼きに走ってしまう。不良だろうがスポーツマンだろうが、芯が通っていてがんばっている漢が好き。高津に憧れを抱いている。
装飾店でバイトしているいまどき風のギャル。あるギャング集団のヘッドに気に入られ、付きまとわれて迷惑がっている。強くてかっこよく、お金を持っている人が好き。
白金学院の生徒会委員。風紀にうるさいが、頭と聞き分けはいい。不良が嫌いで、汚いものを見るかのように見下しており、学院の風紀を乱す宇都宮や緒方を目の敵にしている。
紅北地区に住む女の子で、高校には通っていない。子どもっぽくわがままで、他人の都合を考えない。自分のことには一生懸命に突き進むゆえ、周囲が振り回されることになる。
紅南地区にある白百合学園に通う2年生。小野田の中学時代の同級生。惚れっぽく、強気な性格。紅南高校の内情に詳しいらしい。
『喧嘩番長』は、シリーズを追うごとにストーリーの質、登場人物の魅力、ケンカバトルの爽快感などが進化してきた。そして本作でも、それらの要素が格段にパワーアップ! ここでは、新たに生まれ変わったシステムを紹介していくぜ。
5つの高校と3つのチームに属する血気盛んな漢たちが、覇権争いをくり広げる阿弥浜沿線には、さまざまな地区が存在する。その数はシリーズ最大のボリュームで、各地区ごとに地域色が表現されているんだ。あまりにも広すぎるから、迷子になっても知らねえぞ!
←マップが広大になったため、各地区への移動は電車を利用することになった。もちろん、駅のホームや車内でもケンカを売られるので、気を抜くな!
↑ケンカを始める前の礼儀と言えるメンチビームも健在! タンカバトルでは、選択できる4つのタンカそれぞれに設定された様々な効果を、アイコンでわかりやすく表示されるようになっているのだ。
『喧嘩番長』と謳っている以上、ケンカバトルがシャバいんじゃ話にならねえ! 本作はメンチビームやタンカバトルなど、シリーズの代名詞と言えるシステムはもちろん、ケンカをさらにヒートアップさせる新要素が多数追加されているぜ!
↑本作では、物語のクライマックスで集団対集団のケンカバトルが楽しめる! より一層、ド迫力のケンカバトルが楽しめるぞ。
↑本作の新要素のひとつ。敵の攻撃を受けて、主人公のフラストレーションが一定以上溜まると、ブチギレ状態に! 一気に形勢逆転ができるイカしたモードなのだ。
↑相手がザコなら、たった一発の攻撃で倒してしまうことができるクリーンヒットも本作ならではの要素。ズバッとクリーンヒットが決まったときの爽快感は抜群だ。
本作のテーマは“絆”。転校してきたばかりの主人公には友だちも知り合いもいねえ。しかし、ケンカを通じて拳を交えた敵とダチる(友だちにする)ことができるんだ。倒した敵が白旗を揚げたときに手を差し伸べれば、そいつがダチになり、主人公の漢の器がアップするぜ。たくさんの敵をダチって、友だち100人以上作っちまいな。
↑ぶっ飛ばした敵の頭上に白旗のアイコンが表示される。これがダチる合図となるのだ。
↓地べたに座り込んだ敗者に手を差し伸べようとする主人公。ケンカが終わればノーボーダー。
↑敵が主人公の手を握って、めでたくダチることに成功! どんどんダチを増やしていけ。
転校してきた主人公にとって、阿弥浜沿線は新天地。各マップにある複数のエリアは、すでに不良たちの縄張りになっており、主人公がエリアに侵入するたびに、因縁を付けられる……こいつは面倒臭え! 街中を快適に歩くためには、エリアを支配している奴を倒してダチる必要があるんだ。そいつらとダチになれば、その場所を自分の縄張りにできるんだぜ。
↑→入手していない縄張りエリアを歩いていると、ガラの悪い奴がメンチビームを撃ってきた。売られたケンカは買って、実力の差をわからせろ!
↑エリアを支配する敵を倒せば、その縄張りを獲得できる。自分が縄張りにした場所と、していない場所は、マップを見て確認することも可能なのだ。
『喧嘩番長』シリーズと言えば、さまざまな企業とのコラボレーションもウリのひとつ。もちろん本作でも、イカしたコラボレーションが実現! 現在判明しているタイアップ情報を紹介するから要チェックだぜ。
前作『喧嘩番長4〜一年戦争〜』でコラボレーションした中華料理レストランチェーン店“餃子の王将”と、再びタイアップ! 餃子や炒飯を始めとするおなじみのメニューが、主人公のお腹を満たしてくれるのだ。
↑→阿弥浜沿線の街に餃子の王将が登場! 餃子を食べてパワーを付けよう!
カジュアルなファッションアイテムを豊富に取りそろえる“ジーンズメイト”とのタイアップも決定! 実際にジーンズメイトで展開される服などをゲーム内で購入して、主人公に着させることもできるぞ。
→↓ブレザーや学ランでは物足りないプレイヤーには、ジーンズメイトの参入はうれしい限り。
弁当や丼ぶりの持ち帰りチェーン店“本家かまどや”。同店舗もゲーム中に登場する。また、実際の本家かまどやでも、『喧嘩番長5』のキャンペーンが実施される予定。
↑→高校生と言ったら弁当! 低価格でボリューム満点の定番メニューが登場するぞ。
↑『喧嘩番長4〜一年戦争〜』の企画記事から誕生。週刊ファミ通編集部が千代田区三番町にあるため、その名が付いた。こう見えて争いごとが嫌いで低姿勢。好きな女性のタイプは色白、ぽっちゃり、コアラ顔だとか。
よお! 俺様は、千代田区三番町を縄張りにしている三番町番長様だ。今回は、1年ぶりに発売される『喧嘩番長』シリーズ最新作をプレイした感想をてめえらに教えてやろうと思う。
率直に言うと、やっぱシブいゲームだぜ。登場キャラクターやマップなど、過去シリーズを圧倒的に上回るボリュームながら、メンチビームやタンカバトルなんかの定番システムは健在。とくにケンカバトルは、敵にやられまくったあとのブチギレ状態で反撃できたり、クリーンヒットが決まって敵をノックアウトしたときの爽快感はたまらねぇ! 漢のケンカ魂がうずうずしてくるぜ。
そして本作は、ケンカに勝った敵をダチることができたり、縄張りを広げることができる。これがまたいい! 最初は友だちがいない主人公だけど、拳を交えることで友情の輪と縄張りが広がっていく。ジワジワと阿弥浜沿線が自分の街に思えてくるから不思議なもんさ。
もちろん『喧嘩番長5』の魅力はこんなもんじゃねえ! 登場するヒロインたちとの甘酸っぱい恋愛イベントや、捨てられた子犬を育てるモードなど、もう戻らないあの日の青春がフラッシュバックするくらいのめり込んじまうぞ。てめえらもガタガタ言ってねえで遊んでみろや!
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