マインドジャックの世界

2031年の近未来都市を舞台に、政府と企業、非政府組織が絡み合う陰謀劇が描かれる本作。ここでは、主人公のジムとレベッカ、そして物語の鍵を握るナーカス社についての情報を紹介しよう。

Story

西暦2031年。テクノロジーの進化が人々の想像を超え始めた時代。ジム・コービンとレベッカ・ウェイスの出会いは突然のテロで幕を開ける。しかし、そのテロ行為は始まりにすぎなかったのだ。街に張り巡らされたネットワークを通じ、人格を乗っ取る技術"マインドハック"。公にされていないその技術を使い、戦場を拡大させていく"彼ら"こそ、2031年の真の支配者と言えるのであった……。

主人公ジム・コービン

連邦諜報局(FIA)の諜報員。レベッカの尾行を始めたことを契機に陰謀へ巻き込まれる

レベッカ・ウェイス

反進歩主義NGOの支援者であり、フリーの反国家活動家。テロ組織から狙われている。

物語の鍵を握るナーカス社とは?

サン・ミラ市に本社を置くナーカス社。国家と並ぶ影響力を持った世界的大企業だ。普及しているヘッドセットといった民生品だけではなく、世界中の国家に対して供給されている兵器もナーカス社製である。ジムたちが遭遇したテロと、ナーカス社にはどのような関係があるのだろうか? ゲーム中にボスとして登場するナーカス社の兵器を紹介していこう。

KM-987ヘッドセットコントローラー

ナーカス社開発のヘッドセットコントローラー。脳波コントロール機能を搭載しており、電話の機能や外部デバイスのコントロールが可能。ネット接続も可能で、脳波コントロールにより情報入力ができ、内容は網膜に投影される。

ヘルメス

ナーカス社製のディスク型ターボファンエンジンを2基搭載したVTOL(垂直離着陸)機。兵員の輸送が可能なうえ、機銃やレールガンを装備している。世界的に普及しているVTOL機であり、ジムが所属するFIAにも配備。

ゴーレム

ナーカス社製のパワードスーツ。搭乗者の動きを直接電動アクチュエーターの動力に伝えることで操縦する2門のガトリング砲を装備。さらに、2対のマニュピレータの先に装着する機銃による死角のない攻撃が行える。サン・ミラ市警察に多く配備されており、おもに要人の護衛や暴徒鎮圧用として使用されている。

タイタンMK-II

ナーカス社の生命技術開発部が生み出した兵器。ゴリラ型クリーチャー“タイタン”をベースに、運動能力、攻撃性、防御力を増強。試作段階のため、1体のみ存在している。

レイス

ナーカス社の私設部隊所属。部隊の中から選抜され、特殊な訓練を受けた少数精鋭部隊。インプラント手術により、骨格補強や器官強化がされている。また、電磁ナイフを駆使した格闘戦も得意とする。

ギガンティックフット

都市の制圧用に開発された超大型の破壊兵器。レーダーによる広範囲の索敵と、地対空攻撃も可能な大型レールガンを2門装備。また、近距離、多数の対象への攻撃用に、バルカン砲と小型飛行メカを内蔵している。

他プレイヤーのストーリーに介入する斬新なゲームシステム

本作は、ホストポータルとハックポータルというふたつのゲームモードから、どちらかを選んでプレイすることになる。ホストポータルは主人公としてストーリーを進め、ハックポータルはほかのプレイヤーのストーリーに介入できるのだ。ふたつのモードを中心に、重要なゲームシステムについて詳しく解説していくぞ。

ホストポータルとハックポータルの関係

ホストポータルとは?

ホストポータルは、ストーリーの主人公として自分のゲームをプレイするモード。ゲーム機本体をネットワークに接続していると、ほかのプレイヤーたちがハッカーとしてキャラクターを乗っ取り、自分の物語に侵入してくるぞ。

ルールの設定は自由自在!

↑ホストポータルでは、ルールの設定が可能。自分以外の侵入者が全員レッド、一発が命取りだが、経験値が入手しやすいものなど、さまざまなルールがあるぞ。もちろん、ストーリーをじっくり楽しみたいのであれば、ハックポータルの侵入を不可にすることも可能だ。

ポイント

  • ゲームの主人公としてストーリーを進行
  • 他プレイヤーがストーリーに侵入してくる
  • ホスト側が物語への加入の可、不可を設定可能

ハックポータルとは?

ホストポータルのストーリーに侵入して、ゲームをプレイするモード。ハックポータルのプレイヤーは、ホストポータルの協力者なのか、敵対者なのかを選択することができる。ちなみに、マインドハックを行う前の状態である“ワンダラー(電子的魂)”のカラーが協力者はブルー、敵対者はレッドで表示される。

他人の物語に侵入せよ!

↑→宙をさまよう魂のようなものがワンダラーだ。カラーが異なるため、ひと目で協力者か敵対者かがわかるぞ。カラーはストーリーに侵入する際に自由に選べるのだ。

ポイント

  • ホストポータルのストーリーに侵入する際、 主人公の協力者が敵対者かを選べる
  • 協力と敵対でカラーが異なる

レストア&マインドスレーブ

主人公のジムとレベッカが倒れてから一定時間が経過するとゲームオーバーになってしまうぞ。ホストと協力者は倒れたジムたちをレストアで復帰させ、ゲームオーバーを回避しよう。また、意識を失った者や機能を停止したメカを支配下における“マインドスレーブ”を駆使して敵を従属させれば、戦いを有利に進められるぞ。

ジムとレベッカを守り抜け

↑→主人公の協力者として物語に侵入した場合は、レストアやマインドスレーブを駆使して、ジムとレベッカの身を守ろう!

マインドハック

“マインドハック”は、市民や兵士、メカといったストーリーに登場するさまざまなキャラクターの体を乗っ取って操作できるシステムのこと。戦況に応じたキャラクターを乗っ取って戦いを有利に進めよう。ちなみに、主人公、協力者、敵対者でマインドハック可能なキャラクターが異なるぞ。

戦況に応じた人物を乗っ取って戦おう

←マインドハックで乗っ取ったキャラクターを操り、敵対者を攻撃。うまく活用してジムたちを守り抜け!

マインドハック可能なキャラクターの一部を紹介

ボノボ兵

ナーカス社の生命技術開発部開発。人語を解す天才チンパンジーの体細胞クローンに遺伝子操作を施し、生み出した量産型クリーチャー。ボノボ兵専用の形状と機能を持つ簡易プロテクターを着用。

ナーカス重装備兵

ナーカス社の私設部隊所属。強固なボディアーマーを装備。強靭な体力とロケットランチャーといった武器で、移動力不足を補う。

フライトアテンダント

欧州に本拠地を置く大手国際空港会社Luna Airwaysのフライトアテンダント。レベッカと同じ便でサン・ミラ市に到着した。

ナーカス中装備兵

ナーカス社の私設部隊所属。もっも多く配備されている兵士であり、ヘルメットにはヘッドセットが内蔵されている。ハンドガンやマシンガンなど多彩な武器を駆使する。

ガンホイール

リニア駆動のインホイールモーターによる一輪走行が可能な兵器。2対の小型火器を備えている。小型火器を破棄し、自爆に特化した赤いカラーリングタイプも存在する。開発は、ナーカス社の軍事技術開発部。

空港職員(男性)

Luna Airwaysの地上職員で2000年に入社している。管理職の立場からサン・ミラ国際空港の地上スタッフの管理運営にあたっている。

タイタン

ナーカス社の生命技術開発部が生み出したクリーチャー。巨大な体躯とパワー、俊敏さを持つ突然変異ゴリラの体細胞クローンに遺伝子操作を行って生み出した。

リューリー

ナーカス社の軍事技術開発部開発。2対の火器と、超小型低温式ヴァルターロケット方式の推進装置を持ち、空中からの戦闘支援を行う。

マインドハック可能なキャラクターはまだまだいるぞ!

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