今回の体験版は、シングルモードでのプレイが可能となっている。まずは、ヤリーダ、タテラーゼ、ユミヤッチャの3種のクラスからヒーローを選択。その後、トン・チン・カンとはたポンのパタポンズを仲間にしてクエストに出発しよう。はたポン以外のパタポンズのクラスも自由に変更することができるので、ヒーローのクラスとのバランスを考えて、パーティーを編成するといいぞ。
シングルプレイの場合は、プレイヤーが入力した前進や攻撃、防御などのコマンドはパーティー全体の動きに反映される。そのため、移動、攻撃、防御など、すべての行動は全員いっしょに行われるのだ。敵の攻撃を見極めて、パーティーに最適な行動を取らせることが大事になるぞ。しかし、そのうち攻撃と防御をいっしょに行う必要があるときが来るかもしれない。そんな時は……。
マルチプレイは、PSPを持ち寄って行うアドホックモードと、オンラインを介したインフラストラクチャーモードの両方に対応している。それぞれのプレイヤーが育てたヒーローを操って、いずれかのプレイヤーの世界に集結し、パーティーを組んで冒険に出かけることができるのだ。異なる能力のクラスを組み合わせて、最強のパーティーを編成しよう。マルチプレイ中は、豊富なパターンが用意された定型文チャットでコミュニケーションを取ることができるぞ。製品版ではさらに、会話文を自由にエディットできる機能も搭載予定だ(この仕様は体験版には実装されていません)。
マルチプレイでは、パタポンズではなくヒーローたちでパーティーを編成する。最大の利点は、それぞれのプレイヤーが自由にコマンドを入力することが可能な点。シングルでは、パーティー全体で同じ動きをしていたが、各自が自由なタイミングで行動できるので、攻撃役、前線で守る役、後ろで回復する役など、より役割分担が明快になり、守りながら攻めるなどの動きが可能になるのだ。強敵に挑むには、マルチプレイが向いているぞ。
今回の体験版で、ヒーローたちの冒険の拠点となるのが“アジト”だ。かつて伝説の英雄たちが“悪しきもの”たちと戦ったときにも拠点となった場所で、冒険の準備に役立つさまざまな施設がある。ここでは、その施設と役割をそれぞれ紹介するぞ。
キャンパでは、ヒーローとパタポンズの装備やクラス変更が可能。装備はクエストをクリアーすることで手に入る。槍や弓、盾など、各クラスごとに装備できるものの種類が異なるぞ。また、クラスごとに備わった能力“クラススキル”の設定も可能だ。それぞれのキャラクターがどのような能力を持つかによって、パーティーの強さや戦法が変わってくるので、自分なりの編成を試してみるといいだろう。
クエストのフィールドや登場する敵の種類に応じて、装備を変更しよう。炎を使う敵がいる場合は、炎を軽減する“氷”系の防具を、また巨大なモンスターは“睡眠”効果のある武器などで眠らせると倒しやすいぞ。このように、攻撃力や防御力以外の効果も考慮しながら戦術を立てていこう。
クラススキルは、クラスごとに持つ固有の能力。スキルを使い続けることで経験値が得られ、それによって成長し、新たなスキルが解放されたり、そのほかのスキルとリンクしてさらに真価を発揮してくれるようになるのだ。どれも、そのクラスの特徴をさらに強化してくれるぞ。
セットスキルは、クラススキルと同じくレベルアップすることで習得可能なスキル。能力アップやさまざまな効果が付与されるなど、多数のメリットがある。セットスキルはクラススキルとは異なり、違うクラスにチェンジしても装備して使うことができるのだ。しかし、クラススキルの装備できるスロット数は決められているので、状況に合ったスキルを装備し直してクエストに挑むのだ。
キャンパでパーティーを編成する際は、ヒーローやパタポンズのクラスの組み合わせが大事だ。クラスごとに大きく異なる能力を把握して、戦術に合った編成をしよう。ここでは、開発陣がオススメする戦術ごとのパーティー編成を紹介しよう。
ヒーローを、中距離から安定して攻撃できる“ヤリーダ”に設定。パタポンズは、前線での防御役“タテラーゼ”、後方からの攻撃役“ユミヤッチャ”とヤリーダをもうひとりにした、役割分担が明確なオーソドックスパターン。このままクエストに出られるぞ!
ヒーローのクラス“パイケロン”は、“ガマンガーマ”の能力でパーティー全体の攻撃力を一定時間高めることが可能。パタポンズは、前線での強力な攻撃が可能な“トンデンガ”、馬に乗ったままの突進が強力な“キバッタ”、後方から“音玉”で攻撃できる“ワンダラッパ”と、攻撃に特化した押せ押せパーティー。
ヒーローは強固な防御壁を作って敵の攻撃をことごとく無効化する技“デカイドーン”を持ったクラス“ガーディラ”。攻撃は、トンデンガ、ヤリーダ、ユミヤッチャのパタポンズに任せ、ひたすら守りに徹する堅実パーティー。
トンデンガのヒーローは前線にて攻撃、さらにパタポンズのひとりのパイケロンで攻撃力をアップ。しかし、ピンチのときは、タテラーゼが前線で守り、後方に控えたピングレッグが体力を回復する、石橋を叩いて渡る人にオススメなパーティー。
武器や防具など、パーティーの装備品を強化できるのがカジヤン。チャリン(お金)と素材を使って、攻撃力や防御力を上げられるのはもちろん、敵のノックバック率やクリティカル発生率なども強化できるぞ。
←↑カジヤンで鍛えるごとに、“+1”や“+2”など、名前に数字が加わっていく。愛着のある武器も、鍛えることで長く使えるようになるぞ。
アルマリでは、余った武器や防具を解体して、チャリンと素材を得ることができる。強力な武器や防具ほど、手に入るチャリンも多く、良質な素材が手に入るので、余り物はどんどん解体して、素材にしてしまおう。
マスターオベリクから、すべてのクエストに出発することになる。“いかれる巨人の原野”など、各マップには複数のクエストが存在し、その中のストーリークエストを進めていくことで物語が進行する。クエスト情報の欄に表示されている“推奨レベル”を参考にして、多彩なフィールドをクリアーしていこう。
←↑クエストの中には、何度も挑戦できる“フリークエスト”がある。レベル上げなどに活用しよう。また、洞窟フィールドは複数の階層に連続で挑むことになる。ひとつの階層をクリアーしたときに途中で引き上げれば、アイテムをそのまま持ち帰ることができるが、ゲームオーバーになると最初からやり直しに!
友だちや全国のユーザーなど、仲間とともにパーティーを組んで行うマルチプレイこそ本作の醍醐味。このヒーローゲートからユーザーどうしのアジトを行き来して、マルチプレイを始めよう。ホストプレイヤーは自分のアジトに招く設定を、ゲストプレイヤーはここから相手のアジトに出向けばマルチプレイが始まるぞ。その後は、ホストが遊ぶクエストを選び、マスターオベリクから出発しよう。なお、訪れたホストのアジト内の施設は、自分のアジトと同じように使用することができるぞ。
↑アドホックモード、インフラストラクチャーモードのどちらにも対応している。
オンラインを通じてつながるため、事前に会話ができないインフラストラクチャーモード。しかし本作では、マルチプレイ開始時に目的を設定することで、同じ目的どうしのユーザーを探すことができる“まっちんグゥ”機能を搭載。ホストの場合は、アジトの解放時に目的を選ぶことで、その目的を検索したユーザーのだけをアジトに呼び込むことが可能になるぞ。また、解放の目的をコメントすることも可能なので、「レベル上げをしましょう」などと書いておくことで、より具体的な目的を持ったユーザーが集りやすくなるぞ。
さらに! 『パタポン 3』では、全国の仲間とのマルチプレイをいっそう便利に楽しくさせてくれる“コミュニティーサイト”をオープン! マルチプレイ募集の掲示板を使えば、仲間の募集や目的に合わせたマルチプレイに参加しやすくなるぞ! 掲示板はtwitterの機能を使用しているので、#patapon3comというハッシュタグを探せば、携帯電話などでもマルチプレイの募集を確認することが可能だ!
チームだよ全員集合

同じチームのメンバーのみが集うことを目的としたアジトの解放。特定の仲間と遊ぶときに。チームについては、“エンターク”の項目を確認しよう。

ノラで協力しましょ

不特定のユーザーに対し、協力プレイを呼びかける場合に選択。ストーリー進行を助けたいときなどに便利。

ノラで対戦まっちんグゥ

対戦プレイを目的としたアジトの解放。対戦プレイに関しては、“バトルゲート”の項目を確認しよう。

マル専やろうぜ

マルチ専用クエストに挑戦することを目的としたアジトの解放。シングルでは進むのが難しいマルチプレイ専用のクエストに挑む仲間を集めよう。

つかってカジヤン

本作では、自分のアジトのカジヤンで最強まで鍛えられる武器はひとつしか選択できない。そのため、もし剣を選んだユーザーがほかの武器を最強まで鍛えたいときは、違う武器を選択しているユーザーのカジヤンを借りるためにアジトを訪ねよう。

おしゃべりモード

ほのぼのチャットしながら遊ぶことを目的としたアジトの解放。本気でクエストに挑むのではなく、ゆるーく遊びたいときはこれで募集しよう。

特定ッオンラインID

PlayStation NetworkのオンラインIDを直接入力することで、特定のユーザーどうしで集ることを目的とした解放の方法。

ヒーローゲートを通じて集った仲間たちは、このエンタークへ集合することとなる。エンタークでは、“チーム”を作成することが可能。マルチプレイで集ったメンバーは、そのうちのひとりをチームリーダーとして、そのリーダーの“チームカード”を受け取ることでチームに所属することができる。メンバーどうしになれば、インフラストラクチャーモード時のマッチングが容易になるほか、チームに与えられる“チーム目標”を達成することで、特別なアイテムを全員が入手できるのだ。また、エンタークではチャット内容のセッティングも可能だぞ。
↑クエスト中に使用できるチャットのパターンは9種類なので、あらかじめ会話のパターンを豊富な項目の中からエディットしておく必要があるぞ。
バトルゲートからは、最大8人のヒーローどうしが火花を散らす、“対戦プレイ”を行うことができる。対戦はチームどうしで行い、始める前に制限時間やさまざまなルール設定が可能。ヒーロー対ヒーローの対決は、通常のクエストとは違った戦術が求められるので、テキストチャットで仲間との連携をうまく取り、バトルに挑もう。
←100時間体験版の醍醐味は、まさに対戦にあり。チーム編成次第で、幾通りもの戦術があるので、パーティーのクラスバランスや相手チームとの相性を考えて対戦を楽しもう。ルールの設定次第では、カジュアルな対戦も、ひとつのミスも許されないガチンコの対戦も実現可能だ!
©Sony Computer Entertainment Inc. ©Rolito/Interlink ※画面は開発中のものです。
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