プレイステーション3版/Xbox 360版の最大の特徴は、警察とレーサー双方でプレイできるという点。警察の場合は走り屋を捕まえる、レーサーの場合は警察もライバルもブッチ切るなどして、スピードレースだけでは終わらない攻撃的なバトルをくり広げ、ランクを上げていく。バトルに勝つことで新しいマシンを手に入れていき、ランクを上げて警察のトップまたは最重要指名手配の座にまで上り詰めるのが目的となる。どちらのキャリアでトップを目指すかは、プレイヤー次第だ。

北米と欧州では、本作の『Limited Edition』にのみ、世界各国の超速マシン6車種を入手できるアンロックコードがついている。このアンロックコードを、なんと日本版では通常パッケージに収録! 日本版を購入した人全員が、6台の限定マシンを手に入れられる。なお、この6台は、コードがないと入手できない“アンロックコード限定マシン”2台と、ゲームを進めるとロックが解除されるマシンがすぐに入手できる“アーリー・アクセス マシン”4台となっている。“アンロックコード限定マシン”はAlfa Romeo 8C CompetizioneとFord Shelby GT500、“アーリー・アクセス マシン”はAudi TT RS Coupe、Chevrolet Camaro SS、Porsche Cayman S、Dodge Challenger SRT8だ。

※アンロックコードを利用するにはオンライン接続環境が必要になります。

オンライン関連の新要素として特筆すべきなのが、“AUTOLOG”機能。シングルプレイ中でも、つねに世界のプレイヤーとつながっており、タイムレコードやランクなどの情報がリアルタイムで更新されていく。フレンドのステータスを見て勝負を申し込んだり、ほかの誰かからの挑戦を受けたりといった対戦が楽しめるのだ。また、“AUTOLOG RECOMMENDS”では、フレンドの記録が目標として設定されたCAREERモードのおすすめイベントをプレイできる。
Wii版の特徴は、分割画面で最大4人での同時対戦が楽しめるところ。走行中にWiiリモコンを振るだけでニトロを発動できるなど、他機種版とは一風変わった操作でプレイできる。また、キャリアモードで世界各地のレースを転戦してストリートキングを目指したり、クイックプレイのインターセプターモードで街中を爆走するレーサーのマシンを止めて逮捕したりと、本作ならではのプレイを存分に楽しむことができる。
CAREERモードを進めていくと、イベントの種類によってウェポンが使用できるようになる。時間の経過とともにウェポンメーターが溜まっていき、最大まで溜まったら対応した方向キーで発動が可能だ。なお、ウェポンはレーサーマシンと警察車両で使用できるものが異なる。
ヘリコプターを要請し、飛来したヘリから前方のマシンの前にスパイクを落とす。
警察のみ使用可能なウェポン。
仲間の警察車両に前方の道路を封鎖させる。
封鎖している警察車両に突っ込んだマシンはダメージを負うことに。
電波障害を引き起こし、ほかのマシンのウェポンを一定時間使えなくさせる。
レーサーのみ使用可能なウェポン。
ナイトロよりも加速が早く、かつ長時間加速が続く。
使用すると、ウェポンメーターがなくなるまで加速が続く。
発動すると表示されるロックカーソルでとらえたマシンにEMP(電磁波)を飛ばし、
一時的にコントロール不能にする。
自分のマシンの後方にスパイクを落とす。
スパイクを踏んだマシンは、タイヤにダメージを負ってクラッシュする。
本作の舞台となるSeacrest Countyには、特徴の異なる4つのエリアがある。各エリアに用意された、さまざまなコースでレースが楽しめるのだ。なお、ロケーション選択時に“フリードライブ”を選ぶと、コースを自由に走ることができる。イベントに挑む前にフリードライブでコースを確認するもよし、細かいことは気にせず気ままにドライブを満喫するもよしだ。
太陽が降り注ぐビーチ、青い海水、そして大海原が広がるエリア。夕日がどんなに美しいからといって、脇見運転は禁物だ。
見渡す限り砂と埃の世界。身を隠す場所を熟知している警察が暴走レーサーたちの視界に突如現れるため、注意が必要だ。
木々や動物など、自然に囲まれたエリア。しかし、レーサーたちが爆音をあげて駆け抜けるため、静かな環境は大なしだ。
雪化粧を施された山々がコースに。道は曲がりくねっており、ちょっとした不注意でガードレールに突っ込む羽目になる。
究極の逃走劇、もしくは追走劇!!
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