ケンカに青春を捧げる不良たちを、ユーモアかつシリアスに描いたアクションアドベンチャー!『喧嘩番長』シリーズの最新作が、PSP(プレイステーション・ポータブル)で登場する。札つきの悪ガキたちが集まる紅南高校を舞台に、主人公の速水勇太が全校生徒300人の頂点を目指す!
紅南地区の不良少年たちが集う、伝統ある学校・紅南高等学校。主人公の速水勇太は、そんなギラついた学校に入学してきた新入生。「紅南には、エリア最強と称される男・阿久津がいる!」そのウワサを聞きつけ、紅南高校への入学を決めた勇太。「1コや2コの年の差なんて関係ねぇっ!
いちばん強えぇヤツがいちばんスゲェ!」
しかし、ここは不良たちのエリート校。一年生による頂点制覇という大それた目標を持つ勇太以外にも、イキのいい一年生たちが集まってきている。
もちろん、阿久津を中心にまとまる三年生、次期番格の地位を狙う二年生たちも----。
例年になくアツい、紅南高校の一年が始まろうとしていた。
紅南高校は1クラス20人、1学年5クラスという構成で、総勢300人の不良たちが学校生活を送っている。全校生徒の頂点に立つためには、番長の阿久津を振り向かせることが重要。まずは、学校内で男気を見せて、存在感を示す必要があるぞ。
校内には不良たちがたむろする"たまり場"が存在する。たまり場にいる不良を倒すことで、その場所を主人公が使用できるようになる。たまり場では、技エディット、セーブといった、通常自宅に戻らなければできないことが可能になる。また、校内や街に存在する椅子など手に入れることで、たまり場をプレイヤーの好みの空間にカスタマイズすることもできる。
ケンカの舞台は校内だけじゃない! 紅南高校の周辺には、ファミレスや駅前商店街、公園など、さまざまな施設、エリアが用意されている。街中を闊歩するチンピラと戦ったり、学校外でしか出会えない女の子キャラクターとの交流など、校内とは違ったイベントが盛りだくさん!
主人公をプレイヤー好みにカスタマイズできるのも本作の魅力。クールでスマートな不良を演出するもよし、ハードで貫禄のある不良を演出するもよし! パーツを組み合わせて、自由に決めろ。
高校生活にスポットを当てている本作では、学生ならではの行事やイベントが発生することがある。ケンカもいいけど、たまには息抜きをして、高校生らしい青春を満喫してみては?
シリーズ独自のシステム"タンカバトル"が大幅にリニューアル! これまでのタンカバトルでは、決められたタンカの中から言葉を選択していたが、本作では好きなタン語を設定できるようになった。自分の心に響く熱いタンカで勝負しろ!
主人公が装備するタン語は、校内や街中のさまざまな場所に隠されているぞ。目印になるのは、マップ上に光るポイント。そのポイントを狙ってメンチビームを撃つことで、新しいタン語を手に入れることができるのだ。
本作のタンカバトルのポイントはタイミングだ。メンチビームを撃つときに選択したタン語が、いくつかの文字に分かれて画面左から流れてくる。主人公と敵のビームが重なるところに文字が来たときに、タイミングよくボタンを押せば、ケンカで先制攻撃が可能となる。タン語の文字数が多いほど、先制攻撃時の威力が大きい。
タン語を発しながら攻撃することで、通常よりも大ダメージを与えることができるのが、新要素"気合技"だ。効果的に敵を倒せる反面、協力ゆえに息切れを起こしやすいという欠点もあるので、乱発は禁物。
気合技の上位技である超気合技は、起死回生をはかることができる切り札だ。ド派手なアクションからくり出される強力な攻撃をお見舞いして、敵を蹴散らすのだ。
ケンカに明け暮れる日々を送る主人公だが、高校生なら甘酸っぱい恋も体験するべき! 紅南高校は悪ガキだらけでも、街に出れば魅力的な女の子と知り合うことができる。ここで紹介している3人のキャラクターと、いったいどんなロマンスが生まれるのか?
2009年11月29日に開催された“チュンソフト×スパイク 大収穫祭09-10”。このイベントで、“アッキーナ”の愛称で人気を博すタレントの南明奈が、本作のプロモーションイメージキャラクターに起用されることが発表された。自身も熱心な「喧嘩番長」ファンとのこと。現在、公式サイトで応援メッセージを視聴することができるぞ。
本作のテーマソングを、人気ロックバンドの氣志團が歌う! 楽曲『拳の中のロックンロール』は、『喧嘩番長4』のために作られたもので、ゲームの雰囲気にマッチしたハードでアップテンポなナンバーになっている。また、氣志團のメンバーが着用している学ランがゲーム内に登場し、主人公が身につけることができるのだ。
リーズナブルな値段でおいしい餃子が味わえる“餃子の王将”が、ゲームに実名で登場! お店に入ると、餃子や天津飯、焼きそばと いった定番メニューを注文でき、食べると主人公の体力が回復するぞ。また、餃子の王将が大好きなキャラクターも登場。
オッス! 俺様は週刊ファミ通編集部のある、千代田区三番町エリア最強の漢を目指している三番町番長だ。今回は、スパイクってマジハンパねぇメーカーが送り出す『喧嘩番長4〜一年戦争〜』をプレイした感想を、俺様がシブくお届けするぜ。
俺様の分身として、ゲーム内で大暴れする主人公の速水勇太は、紅南エリア最強の漢、阿久津を倒すために紅南高校に通うことになった気合バリバリの男。一見、怖そうに見えるけど、冒頭の神社の場面で「阿久津を倒せますように!」ってお祈りする姿はちょっと かわいらしいじゃんか。しかも、賽銭を100円にすっか、500円にすっか悩んでいるあたりが、俺様的には好感が持てる主人公像だったわけ。
でよ、早速紅南高校に行ってみたら、「あぁ、学校ってこんな雰囲気だったよな」と思わせるほど、校内がリアルに再現されているから、歩いているだけで楽しいぜ。もちろん、そこかしこにガラの悪い奴らがうようよいるから、いつケンカ売られるかと内心ビクビクだけどな。とりあえず、俺様の最大の目的は阿久津を倒すことなんだけど、1年のアタマになって存在感を見せつけなきゃいけねえらしく。だから、まずは自分のクラスである1-A制覇が最初の目的というわけだ。
ケンカバトルは、いきなり殴りかかると、漢の器が小せえとみなされ、シャバゾウ(かっこ悪い)扱いされるから、作法としてメンチビームを撃つことが大事だ。で、タンカバトルになったら、好きなタンカを選んで、リズムゲームの要領で、ビームがぶつかり合うところにタンカの文字がきたらボタンを押すんだ。ビームはスティック操作で相手側に押しかえすことができる。ビームのぶつかり合う位置が動くから、最初はタイミングをつかむのが難しいけど、しばらくすりゃなれてくるぜ。ケンカ中のアクションも、打撃技、投げ技、馬乗りになったときの技とか、とにかくレパートリーが抱負。敵を倒すことで、その技の数はどんどん増えていくから、ケンカ するのが楽しくなっちまうぜ。あと、敵を倒すとそいつから校章を奪うことができるんだ。メニュー画面の名簿には、紅南高校全生徒の名前が記されていて、倒した奴には校章マークがつくんだ。しかも、生徒はみんなひとりひとり名前やプロフィールが違うから、名簿を見るのもひとつの楽しみだぜ。
あと、1年相手に勝ち続けていると、だんだんと2年、3年にもケンカを売りたくなるんだけど……まだ、やめておいたほうがいいなって思ったぜ。たまたま、校内をダッシュで移動していたら、曲がり角で3年とぶつかっちまってよ、「人にぶつかっておいて謝れねぇのか!」って追いかけられたんだよ。試しに戦ってみたけど、ボコボコにされたぜ。こんな奴がゴロゴロいる3年、そしてさらにそいつらの頂点に立つ阿久津を倒せるのか、正直不安だけど、そこもモチベーションが上がるってもんよ。まだ、俺様の戦いは始まったばかり! 腕っぷしを上げて、かならず紅南高校の頂点(テッペン)を取ったらぁぁ!!