古代ローマの“剣闘士”たちの生き残りを懸けた戦いが描かれる、アクションゲーム『剣闘士 グラディエータービギンズ』。ゲーム概要から体験版の内容まで、本作の魅力を余すところなく紹介しよう!
本作は、1日単位で物語が進んでいく。訓練所から闘技場へ出かけ、さまざまなルールの剣闘試合をこなしていくというのが、ゲームの基本的な流れだ。命懸けの戦いの日々を体験しよう!
熱戦がくり広げられる闘技を主催したり、観戦に訪れる貴族たちを、ここでは紹介していく。また、あまりの強さゆえに闘技場で名を轟かせている、有名剣闘士の情報も合わせて公開しよう。
五賢帝最後の皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスは、その英明をもって内憂外患の諸問題に対処し、ローマ帝国に安定をもたらした。しかし、マルクス帝の晩年、次期皇帝後継者の指名を巡り、実子のコンモドゥスと歴戦の将軍カシウス、それぞれを擁立せんとする貴族や軍人たちの暗闘が始まり、謀略と争いは日に日に激しさを増していった。この長き平和を築いたローマの太陽が沈もうとするとき、ひとりの剣闘士がコロッセウムに姿を現した……。
手に装備する武器によって攻撃アクションが多彩に変化する、奥の深いバトルシステムにも注目だ。ここでは、4種類のボタンを使ってくり出す、さまざまな攻撃方法を紹介。
通常攻撃のほかにも、溜め攻撃やスキルといった特殊な攻撃方法があるぞ。溜め攻撃とは、△ボタンを長押しすると放てる高威力の攻撃だ。一方、スキルはLボタンと○、×、△、□のいずれかを同時押しすることで、各ボタンにあらかじめ割り当てておいた技を発動するというもの。スキルの使用には、スキルごとに一定量のスタミナを消費する。
小型の剣やリーチのある槍など、多種多彩な装備品が用意されていることも本作の魅力だ。これらを組み合わせれば、両手に武器を持った攻撃的な“二刀スタイル”や、武器と盾を装備して攻守のバランスを整えた“小盾スタイル”など、さまざまな戦闘スタイルが楽しめるのだ。自分に合ったスタイルの模索は、バトルの醍醐味と言える。
PS Storeにて配信されている体験版。キャラクターメイキングやバトルなど、製品版と同じ流れでゲームが楽しめるぞ。ここでは、体験版の流れを順に解説していこう。
まず最初に、キャラクターメイキングで自分の分身となる剣闘士を作成。名前や体系、髪型、肌色など、各部の設定を詳細に行えるのだ。また、初期アビリティーにポイントを振り分けることも可能。筋力を伸ばして攻撃力を高めるなど、自分好みの剣闘士を作りあげよう!
キャラクター作成後は、剣闘士としてマゲリウス剣闘士訓練所に送り込まれる。ここでは、移動や攻撃、武器の奪取方法といった、闘技には欠かせない基本操作のチュートリアルを受けられるぞ。闘技に向けて、基礎をしっかりと身につけろ!
チュートリアルを終えると、訓練所を運営している雇い主、マゲリウスが登場する。このあと、彼とともにウォルプタス闘技場へと向かうのだ。闘技場では、元老院のポンポニウスが主催する“カンパニアの栄光杯”が行われているぞ。装備を整えて戦いの準備を終えたら、いざ闘技へ!
闘技場では、チームバトルやタッグマッチ、バトルロイヤルなど、さまざまな形式の闘技が開催されている。最初は、仲間とともに戦うチームバトルに参戦することになるぞ。初戦の相手は戦いを終えたばかりなので、訓練士の教えどおりに戦えば苦戦することはない。落ち着いて初戦を勝ち抜こう!
闘技終了後は、成績や獲得賞金、AP(ステータスアップに必要なポイント)を確認できる。プレイヤーの身分は奴隷のため、獲得報酬から借金返済額を引いた金額が手に入るぞ。これを元手に装備を整えたり、傷の治療を行い、つぎの闘技に向けて万全の準備を整えろ。
2日目もStep1〜Step5をくり返すことになる。そして3日目を向かえると、謎の女剣闘士チタシチーナと戦う特別闘技に招待されるのだ。この闘技は体験版でしか発生しない特別なイベント。ちなみに、チタシチーナは、2009年9月に開催された東京ゲームショウのアクワイアブースに登場したセクシーな女剣闘士。彼女は、闘技にデビューしたばかりのプレイヤーでは歯が立たないほど、圧倒的な強さを誇っている。彼女の強さに屈せず、何度も挑戦せよ。
体験版は現在配信中のものに加え、2010年1月8日より第2弾が配信される予定だ。製品版の3日目までが楽しめた第1弾に対して、第2弾では4日目までのプレイが可能。つまり、装備品を整えたり、体を鍛える機会が増えているため、チタシチーナに勝ちやすくなっているというわけだ。第1弾で彼女に勝てなかった人は、ぜひ再チャレンジしてみよう!ちなみに、データは、製品版への引継ぎが可能。体験版をプレイして友だちに差をつけろ。
体験版第2弾は、2010年1月8日より配信スタート