ハード:プレイステーション・ポータブル / メーカー:ガンホー・ワークス / 発売日:009年11月12日発売予定 / 価格:5040円[税込] / テイスト:冒険・ファンタジー / ジャンル:RPG / プレイ人数:1人 / CERO::12歳以上対象 / 備考:開発:ゲームアーツ、オリジナルキャラクターデザイン/窪岡 俊之
1992年に発売されたメガCD版が好評を博し、1996年にはサターンにも移植された傑作RPG『ルナ ザ・シルバースター』。壮大な冒険物語と、美麗なアニメ演出が魅力の同作品が、PSPで装いも新たに生まれ変わる! この特設ページでは、そんな本作の概要をおさらい。前編・後編の2回に分けて、PSP版の画面写真とともにゲームの中身に迫っていく!!
1992年にメガCD、1996年にサターンで発売されたRPG、『ルナ ザ・シルバースター』。物語の奥深さとアニメ演出が人気を呼んだこの作品が、PSPに移植される! しかも、PSP版ではオリジナル版の脚本を担当した重馬敬氏による追加シナリオも楽しめるのだ。そこで後編では、その追加シナリオの内容を公開。なんと、伝説の“四英雄”の、若かりし日の戦いが描かれる!!
物語本編で主人公アレスたちが旅立ちを決める、はるか昔。四英雄たちは捕えられた女神アルテナを救うため、海中要塞リバイアサンでアイフェルンと対峙する。アルテナに代わって世界を支配する神となり、人間を滅ぼさんと企むアイフェルン。彼は、世界の破滅をもくろむ“黒き星の五王子”を召喚する。ここに、四英雄たちの最後の戦いが始まる……!!
黒き星の五王子によって、アルテナの魔法力を得たアイフェルンは、四英雄たちに襲いかかる。激闘の末、倒れるアイフェルン。そのとき、黒き星の五王子がアイフェルンと同化していく。そして、四英雄たちの眼前に現れたその姿は……。ここからさきの展開は、ぜひ自分の手で体験してほしい。戦いの結末やいかに!?
特定の場所を調べたりすると、まれに戦意高揚アイテムである“ブロマイド”が手に入る。装備すると精神力の数値を上げられるほか、アイテムとして使えばスペシャルフォトの閲覧も可能!
モニターに映し出される、音もちゃんと入っているオープニングアニメーション。それを初めて観たときに、開発室の中を青い風が吹き抜けていったような感動を覚えました。ちょうど、シナリオに行き詰まってたりしていたのですが、スッと息が軽くなって、アレスとルーナ、このふたりの物語を、きちんと描ききらなきゃ!と決意を新たにしました。
ルーナの歌。それも、2ヵ所のシーンの歌の対比ですね。それぞれ、まったく違う種類の歌が、ひとりの少女の中から紡がれ、あふれていく。あのシーンでは、すばらしいアニメーションとともに、音楽の持つ力を再認識することができました。
いまはお偉い四英雄たちも、若いころはいろいろあったんだろうなぁ、と想像すると楽しくて……。ダインに振り回されるガレオン、メルとレミリアの口喧嘩などなど。それをアレスたちの物語とリニアにつなげていく演出がありそうだったので、今回、ちょととだけ、過去の冒険談をのぞき見する感覚で、みなさんにも楽しんでいただければ、と思います。
“少年は悪漢から少女を救出し、世界なんかは、そのついでに救うもの”。お決まりの展開と言われようが、決してカルトに走らず、ひたすら物語の力を信じて、まっすぐストーリーとキャラクターたちに向き合う。それだけを考えて執筆していました。というか、それしか書けないし(笑)。
世代を越えて愛されている作品に、スタッフとして関われたことを感謝しています。そして、作品に込められているハートを、いま一度、感じていただけたら、本当に幸せです。『ルナ』の世界が、これから、また新しく広がっていくといいなぁ……。