現実 ゲンジツ ト 虚実 キョジツ

 “一週間以内にクリアーしなければ死ぬ”と噂される“呪いのゲーム”。『ナナシ ノ ゲエム 目』は、この呪いのゲームを巡る恐怖の物語が描かれるホラーアドベンチャーゲームである。プレイヤーは主人公視点の現実世界を、ニンテンドーDSを縦に持ってプレイしつつ呪いの謎に迫ることになる。そして、呪いのゲームは、ニンテンドーDSを横に持ってプレイ。現実世界とゲームの世界、ふたつの世界を行き来しながら恐怖の7日間を過ごすこととなる。果たしてアナタは、本作が描き出す呪いから逃れることができるのか?

極秘ノゲェム?

呪イノカアトリッヂに隠された“裏メン”

ゲーム中で手に入る“ノロイノ カアトリッヂ”。このカアトリッヂには、7つの“裏メン”が存在する。これらはすべて難度の高いステージになっているとのこと。

↑→全30メンをクリアーすると、この場所に“31メン”が出現する。これをクリアーすると井戸のうち7つが血まみれになるのだ。これが“裏メン”への入り口。

プレイ方法

  • 全30メンをクリアー
  • 新たに“31メン”が出現するので、それをクリアー
  • 並んでいる井戸のうち、7つが血まみれになる
  • 血まみれの井戸でタッチパネルをタッチしながらAボタンを押す

STORY

主人公

南都大学人文学部の文化人類学科に在籍する男子学生。たまたま出席したゼミの教授に気に入られ、彼のオカルトサークル“不可視事象研究会”に入会させられる。

大隣 友人 オオトナリユウト

南都大学に通う男子学生で、主人公の友人。主人公とは、大学入学時からのつき合いであり、主人公の部屋の隣りに住んでいる。

実見野 恋 マミノレン

南都大学の女子大生。幼いころに病院でレントゲンを撮られた際の経験がきっかけで、“ふだん見えないモノが見える”ということに強い興味を持っている。

川越 悠之助 カワゴエユウノスケ

文化人類学科の教授。前作に登場した大山教授と友人で、ともにオカルト現象に興味を持つ仲間であった。独自の理論“情報結晶化理論”を提唱している。

「呪いのゲームをプレイすると、
一週間以内に死ぬ……」。
かつて噂になり、現在も都市伝説として
語り継がれている呪いのゲーム。
「ただの噂だよ」。親友はそう言って笑った。
しかし、つぎに再会したときには
変わり果てた姿となっていた。
やがて、主人公のもとへ配信されてくるゲーム。
それは、親友がプレイしていた呪いのゲームだった。
半信半疑のままプレイし始める主人公。
そして、現実がゲームに侵されていく。

見えざるものが見えてしまう左目。
現れた謎の少女。
もう、呪いから逃れることはできない。
主人公は彼女や教授とともに
呪いの真実を解き明かし、
運命に抗うことができるのか……。

現実

主人公の主観視点で描かれる現実世界。プレイヤーは、ニンテンドーDSを縦に持ち、+ボタンとタッチペンによる操作で、3Dで構築された世界を“呪い”の真相を求めて探索していくこととなる。“呪い”は本当に存在するのか?

左目だけに見エルもの

“呪いのゲーム”によって、変わり果てた姿で発見されるユウト。そして、呪いの存在を疑い始めた主人公の左目には“見えないはずのモノ”が見えるようになる。ニンテンドーDSを縦に持ち、現実世界を操作する際には、ニンテンドーDSの両画面をそれぞれ左目と右目としてプレイすることになる。そしてゲーム中、左目の視界だけが歪んだり、ナニかが見えたりするのだ。この左目だけに映るナニかが、呪いを解くカギとなる。

壁に浮かび上がる赤い手形……!!

↑白い服の少女が映し出された左目。その視界が歪む。いったい何が起きているのだろうか?

白い服の少女ト赤い服の少女

主人公の前には、たびたびふたりの少女が現れる。白い服の少女と赤い服の少女。一見よく似た少女だが、共通点と相違点がある様子。彼女たちはいったい何者なのだろうか……? そして呪いとの関係は?

何者ナノカ!?

共通点ト相違点

共通点

・遭遇すると主人公の左目が乱れる
・顔は見ることができない

相違点

白い少女は右目にも映るが、
赤い少女は左目にしか映らない

分岐で広ガル運命

『ナナシ ノ ゲエム 目』には、選択肢による分岐が用意されている。これは基本、一本道であった前作にはなかった要素だ。自身の選んだ道が正しい道なのかどうか? つねに疑心暗鬼にかられながら、物語を進めていくことになるだろう。しかも、分岐は一度だけではないとのこと。前作に比べ、ボリュームも大幅にアップしているということだろうか? また、選択肢以外の分岐があるのかどうかも気になるところである。

↑物語の経緯はわからないが、前作に登場した大山の家に向かうか、地下鉄の駅に向かうという選択肢で、地下鉄を選択。どんな物語が展開されるのか?

リンクするふたつの世界

前作と同様に、本作でも現実世界とゲームの世界がリンクする場面がある。現実世界で主人公がいる場所と、呪いのゲームの中でいる場所が同じだったり、呪いのゲームの中で取った行動が現実世界に影響を及ぼすなど、リンクの形はさまざま。そして呪いは、徐々に現実世界を侵食していく……。

カギのかかった宝箱を発見

→呪いのゲーム内でカギのかかった宝箱を発見。どうすれば宝箱を開けられるのか?

白い手形を調べると……カギが開いた!!

虚実

主人公のもとに配信されてきた“呪いのゲーム”。一週間以内にクリアーしなければ、その呪いによって死んでしまうという噂のゲームには、2種類のゲームが存在する。前作にも登場したロールプレイングゲームと、新たに登場する横スクロールアクションゲームだ。これらのゲームは、いったい誰がどんな目的で配信したのだろうか……?

RPG 呪イノゲエム ロールプレイグゲエム

主人公に配信されたのは、“復活した魔王から世界を救うために、伝説の勇者とその仲間が立ち上がる!”という王道ファンタジー風のロールプレイング・ゲーム。この情報だけでもわかるとおり、RPG部分も前作以上にストーリー性が高くなっていると言えるだろう。いったい主人公はどんな物語を体感していくことになるのだろうか?

ACTG 呪イノゲエム 横スクロールアクションゲーム

数々のワナがプレイヤーに襲い掛かる!

『ナナシ ノ ゲエム 目』で新たに登場するのが、横スクロールタイプのアクションゲーム。ゲーム中で行えるのは、左右の移動とジャンプという操作のみ。このアクションを駆使して“シニガミ ノ ギロチン”や“ノロイ ノ ブロック”といったトラップをかいくぐり、ゴールを目指さなければならない。ミスをすれば、即、死につながる……。

呪いのカアトリッヂ

“呪いのRPG”をプレイ中に“ノロイノ カアトリッヂ”というアイテムが落ちていることがある。このカアトリッヂには、1本にひとつの横スクロール・アクションゲームが入っているのだ。物語が進むと、このカアトリッヂをプレイ可能に。すべてのカアトリッヂを手に入れ、クリアーすると……?

カアトリッヂをコンプリートすると?

↑“ノロイノ カアトリッヂ”を入手。入手したカアトリッヂと、物語の進行途中でプレイした横スクロールアクションゲームは、“呪いのRPG”内の井戸をタッチすることでプレイできる。

ゲエム映像ヲ独占公開!

ファミ通.comでは、『ナナシ ノ ゲエム 目』のプレイ動画を入手した。その映像を独占公開する。ひとつは呪いのゲームのプレイ画面。そしてもうひとつは現実世界での……。

呪いカラ逃レラレルカ?

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