ゲーム概要:育成・探索・収集要素が盛りだくさん

裁きの日――人々は神に見捨てられた。天より舞い降りた女神の裁きは、大地を引き裂き、海を干上がらせた。だが、人々はあきらめなかった。ひとりの魔女の活躍により、女神に傷を負わせることができたのである。しかし、完全に女神を倒すには至らず、女神はみずからの僕であるミクストを世に放ち、傷を癒すため世界に身を潜めた。

――それから1000年、ヴァイゼルヘイム王国――

王国では冒険者を募っていた。目的は言うまでもなく、ミクストから人々を守り、そして、世界のどこかで眠る女神を倒し、平和を取り戻すためである。そんな時代に、孤児院で育った主人公は、今日、王国政府公認の冒険者となるため、認定試験へと向かう。

育成

人間をはじめ、エルフ、機械人など多数の種族が存在する本作。プレイヤーは、作成するキャラクターの種族を自由に選ぶことができる。さらに、400を大幅に超える武器や防具、アクセサリーなどさまざまな装備品を身につけることも可能。これにより、キャラクター育成の可能性は、じつに10万通りを超える。

探索

冒険のフィールドは多種多彩。さまざまなフィールドを探索し、100種以上用意されたクエストを制覇していく。もちろん探索の途中では敵との戦いも待っている。パーティーメンバーが入り乱れてのアクションバトルは、臨場感満点だ。

収集

武器や防具、アイテム、魔法など、さまざまな要素を収集する楽しみも本作の大きなポイント。冒険の途中で手に入るこれらの要素は、それぞれが非常に豊富に用意されている。レアアイテムを手にしたときの喜びや、収集品でキャラクターを自由にカスタマイズし、育成する楽しみが味わえる。

登場キャラクター:個性的な種族が多数登場

人間
どんな職業もそつなくこなせるオールマイティー型。ただし、すべてのステータスが平均的なため、攻撃や魔法といった、何かに特化した能力がないのも特徴。もっとも扱いやすい種族と言える。
ドワーフ
見た目の頑丈さが示すとおり、体力・生命力・HPの値がほかの種族にくらべて非常に高い。そのうえ、攻撃力も優れている。バトルでは前衛を得意とする種族だ。
エルフ
その知的なイメージのとおり、知恵と抵抗力が高く、魔法による攻撃やサポートに向いている種族。反面、生命力とHPは低いが、後衛に配置すれば能力を活かしやすい。
機械人
体力とHPが群を抜いて高い。職業はマシーン以外には就けないものの、攻撃のかなめとして役立ち、防御役としても立ち回ることができる。
知恵と抵抗力以外の基本ステータスが高い種族。職業はガード以外には就けないので、パーティー内での役割が限られてくるのが難点。
ホビット
全種族中、す速さと器用さが最も高く、遠距離攻撃で与えるダメージも他種族より優れている。一方、HPの値が低いという欠点もあるため、前衛には向かない種族であると言える。
アカトキ
人間同様、安定したパラメーターを有する種族。若干体力が高く、す速さが低めという特徴もあるが、前衛・後衛ともに安心して任せることができる。また、人間より手足のリーチが長く、攻撃範囲が広いのも特徴。
水晶の魔女
本作のストーリーに深く絡んでいる謎の魔女。オープニングムービーや作品中でその姿を見ることができるが、詳細はいまだ謎に包まれている。

進化ポイント1:新バトルシステムの導入

『バトルスタンス』では、パーティーを前作までの6人制から4人制へと変更。これにより、バトルがより洗練された。従来のシリーズ以上にアクション性に重きを置き、より見やすく、より戦いやすく、ひとりひとりのキャラクターの個性や職業が生きるバトルシステムへと進化している。さらに、パーティーメンバーと敵のAIを調整し、バトルにおけるゲームバランスの強化に成功。プレイヤー自身の選択・行動が、バトルのカギを握るシステムになっている。
パーティーが3人〜4人で、かつ特定の条件を満たすと強力な"一斉攻撃"をくり出せるようになった。一斉攻撃の発動時は、多彩なカメラワークとエフェクトがキャラクターのコンビネーションをド派手に演出してくれる。ふだんなら歯が立たないような強敵でも、この一斉攻撃を効果的に使用することで勝利への活路を見出すことができるだろう。

進化ポイント2:遊びやすさの徹底追及

街やダンジョンの特定ポイントに"ゲートクリスタル"を設置。これを起動させることで、一度行った場所に瞬時に移動できるようになった。ゲートクリスタルは、移動できる場所が増えれば増えるほど、その便利さを実感できる。まさに、アクティブな冒険者にとって必須のシステムといえよう。
ゲーム序盤のチュートリアルを強化したほか、便利な画面インフォメーションをさまざまな場面で追加している。また、バトルシーンにおけるカメラワークを変更し、キャラクターの位置関係や距離が、より把握しやすくなった。『ヴァルハラナイツ』シリーズを遊ぶのは初めてというプレイヤーでもすんなりゲームを楽しむことができるようになっている。さらに、アイテム出現率がアップしているなど、RPGというジャンルそのものをあまりプレイしていない人でも楽しめるよう配慮されている。

進化ポイント3:やり込み要素がパワーアップ

もともと『ヴァルハラナイツ』シリーズは、やり込み要素が豊富なのがウリ。そのやり込み要素を、『バトルスタンス』ではさらにパワーアップ。武器・防具・アイテム類を40種以上追加しているほか、クエストも新たに20以上増量。さらにボス級の新モンスターも複数追加されている。こうしたやり込み要素の強化により、育てたキャラクターを使用できるアドホックモードによる通信対戦・協力プレイが、さらに白熱したものに。
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