2009年6月2日〜4日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大規模のゲームイベントE3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)。E3の前日には“Xbox 360 E309 Media Briefing”が開催され、数々の新情報が明らかにされた。ここでは、E3でお披露目されたXbox 360向けの新タイトルを紹介していこう。大作がずらりと出揃った!
本作の主人公はODSTの戦士たち。主人公である新人戦士のほかにさまざまな戦士の視点でミッションを体験することになる。
 
 
 本作の主人公であるODSTの新人戦士は、激しい訓練を受けたとはいえ、いわばふつうの人間。『Halo(ヘイロー)』シリーズ3部作の主人公マスターチーフのような超人的な力を持ち合わせていない。そんな新人戦士にとっての強力な新兵器が“バイザー”だ。『Halo 3(ヘイロー3):ODST』では、Xボタンを押すことで“バイザーモード”に突入し、暗闇や障害物の向こうにいる敵でも認識できるようになる。さらに、本作からはサイレンサー付きのピストルやサブマシンガンが使用できるようになったので、コヴナントにひっそりと近づいていき、サイレンサー付きの武器で倒す、といったステルスアクション的な楽しみかたもできそうだ。
 オンラインにおける『Halo 3(ヘイロー3):ODST』からの新要素が最大4人のプレイヤーが協力しての“ファイアファイト”だ。こちらは、プレイヤーが協力して、つぎつぎと押し寄せるコヴナントに立ち向かうという、いわばサバイバルバトルだ。『Halo 3(ヘイロー3)』のスカル機能を搭載し、ゲームが進行するにつれさまざまなスカルがオンになり、難易度があがるという。デフォルトでは7つのライフを4人でシェアすることになるので、チームワークが勝敗の鍵を握ることになりそうだ。
 
   
E3の発表会では、シリーズの最新作『Halo(ヘイロー):Reach』の存在も明らかに。その詳細は明らかにされなかったが、『Halo(ヘイロー)』シリーズの前日譚となる模様だ。なお、『Halo 3(ヘイロー3):ODST』を購入すると、『Halo(ヘイロー):Reach』のマルチプレイのベータテストを体験できるようになるとのこと。『Halo(ヘイロー):Reach』の発売は北米は2010年。日本は発売日未定となっている。
   
 
 「気軽にドライブを楽しみたい」というユーザーのために、さまざまなアシスト機能を充実させている本作。色で走行ラインと適切な速度を表示させる“推奨ライン”は『3』でも健在。さらには、本作よりオートブレーキシステムを採用。コーナーに近づくと自動的に減速して操れてしまうという親切設計だ。さらには、“Rewind(リワインド)”にも注目したい。こちらは、いわば時間を遡らせることができる機能で、「失敗した!」と思ったら、スタートボタンを押せば、時間を巻き戻すことができる。“Rewind”は好きなところからやり直せて、ペナルティーもない。気軽に何度でも挑戦できるというわけ。
コミュニティー要素の強化も『3』の大きな特徴。前作で大好評だったクルマのボディーにさまざまなデザインを施す“ペインター”は、『3』でさらに進化。ペイントをするツールなどもさらに使い勝手がよくなっているという。さらには、クルマの動画をアップロードしてユーザー相互で楽しむといったUGC(ユーザー生成コンテンツ)的な広がりも持っているのだ。オンライン要素で『フォルツァ モータースポーツ 3』でさらに楽しくなる!  
 
 
 アランの冒険に欠かせないアイテムがサーチライト。夜になると町には暴徒が出没し、アランを苦しめることになるのだが、暴徒に襲われたときの命綱がサーチライトなのだ。“光”は敵のウィークポイントとなっており、サーチライトで照らすことで敵は弱体化し、銃やショットガンなどで倒すことができるようになるのだ。逆にサーチライトのかぼそい灯りが、むしろ暗闇の不気味さを際立たせることにもなるわけだが……。