『トム・クランシー』シリーズ初の本格エアコンバットがテイクオフ!
リアルに再現された戦闘機を操縦し、さまざまな戦場でスリリングなドッグファイトを展開していく『H.A.W.X(ホークス)』は、『トム・クランシー』シリーズ初のフライトシューティングとしても注目度バツグン。そこで今回は、本作の壮大なスケール&ボリューム、そして斬新なシステムを採用したゲーム性などを徹底解剖し、本作の魅力を存分に紹介していく!
- タイトル
- H.A.W.X
- ハード
- Xbox 360,プレイステーション3
- メーカー
- ユービーアイソフト
- 発売日
- Xbox 360:発売中,プレイステーション3:5月28日発売予定
- 価格
- 両機種ともに7,329円[税込]
- ジャンル
- フライトシューティング
- テイスト
- エアコンバット
- プレイ人数
- 1〜4人
- オンライン
- ネットワーク対戦(2〜8人)
- CERO
- 全年齢対応
STORY/2012年、世界の大空が戦場になる……
2012年、冷戦構造が崩壊して国家政権が終焉に近づくなか、戦争のルールは急速に変貌を遂た。膨大な国家予算を抑えるため、多くの国々が国軍の代わりに民間軍事会社─通称「PMC」を頼るようになっていたのだ。やがて、PMCは国家が要する軍事力の中核を担うようになっていき、いつしか戦争をコントロールするまでに強大化。ついにはこれに懸念を示す国も現れ始めた。アメリカ海軍からPMCに転身した主人公は、エース級の戦闘機パイロットとして、世界中の戦場に身を投じていく。そこは国家勢力、国軍、PMCの思惑がぶつかり合う、一筋縄ではいかない世界……。いま、主人公の運命の歯車が回り出す。
ABOUT/一流パイロットに扮して近未来のドッグファイトを体験
『H.A.W.X(ホークス)』は戦闘機に搭乗し、敵機とドッグファイトをくり広げるフライトシューティングだ。プレイヤーはアメリカ空軍で輝かしい戦歴を残したエースパイロット、デビット・クレンショーとなってさまざまなミッションを遂行。アメリカ軍やPMCといった巨大勢力が交錯する激しい戦いに身を投じ、2012年から数年にわたって展開される重厚なドラマを体験することになる。また、オンラインを利用した協力、対戦プレイ、ダウンロードコンテンツなども充実。キャンペーンモードでストーリーを堪能したあとも、全世界のプレイヤーとリンクすることにより長いスパンでゲームを楽しむことができるぞ。
本作は『ゴーストリコン』、『レインボーシックス』など全世界で5500万本以上のセールスを記録している、ミリタリーゲームの一大ブランド『トム・クランシー』シリーズに連なる作品。フライトシューティングをリリースするのはシリーズ初だが、開発を担当するユービーアイソフトのスタッフは、いままで同社から発売された多くのフライトゲームを担当してきた手練れたち。これまで世に出た同ジャンルのゲームを徹底的に研究し、さらに遊びやすく、それでいて過去に例のないシステムを搭載。極限まで進化したフライトシューティングの実力を、その身で体感せよ!
STAGE/衛星写真を使って実在の都市を再現
本作はアメリカ大陸周辺の紛争を中心に、アジア、アフリカ、中東などが戦場となっている。いずれのステージも人工衛星から撮影した写真を使用し、実在の都市、地域をゲーム上でリアルに再現。このため大都市上空で戦っている緊迫感、没入感が飛躍的にアップしているぞ。
さらに本作には敵機が一切出現せず、時間制限もない”フリーフライト”モードを搭載。これを活用すれば、詳細に描写されたマップ上空を、じっくり観覧することも可能となっている。戦闘に疲れたら、お気に入りの都市上空を、ゆっくりと遊覧飛行(?)してみるのもいいだろう。これも本作ならではの楽しみだ。
↑→ワシントンステージならホワイトハウスやペンタゴン(国防総省)、ブラジルステージならばマラカンスタジアムやコルコバードのキリスト像といったように、その都市を象徴するような有名な建造物はほぼ忠実に再現されている。
←実在の地域を舞台に展開されるドッグファイトは迫力満点。
MECHANIC/50種類超の戦闘機を操縦可能
プレイヤーが操縦できる戦闘機は、基本的にゲームの進行と共に増えていく。これ以外にも、敵機の破壊やミッション達成などで得られる経験値でレベルアップすることでも増加。最終的には50機を超える機体の中から、好きなものを選んで出撃できるようになるぞ。
戦闘機のラインナップは現行機を中心に、実戦に投入された往年の名機、数機しか生産されなかった試作機、構想だけで実際には作られることのなかった幻の機体などじつに多彩。実在機はすべてメーカーとライセンス契約を交わしており、外観だけでなくコクピット内部のディティールなど、徹底したこだわりでリアルに再現されているぞ。
←武装を変えることでほとんどの任務に対応可能。愛着のある機体で出撃!
SYSTEM/フライトゲームの常識を変えるふたつのシステム
『H.A.W.X(ホークス)』には、過去のフライトシューティングに類を見ないシステムが導入されている。ひとつはERSと名付けられたナビゲーションシステム。このERSを作動させると状況にあわせた最適のルートが画面上に表示され、敵機の追撃やミサイルの回避を容易に実行できる。もうひとつの”デュアルコントロール”システムは、機体のリミットを解除して運動性をアップさせる機能。解除後は客観視点になり、左スティックひとつで旋回や急上昇&下降が簡単に行えるようになるのだ。
ERS
←ERSを作動させると、三角形のゲートが画面に表示される。
→ゲートの色によって役割が異なる。青は敵の追撃、赤は攻撃回避だ。
デュアルコントロールシステム
1:リミッターを解除
Rトリガー(R2ボタン)を2回押すことで機体のリミッターがOFFに。この状態では細かい情報を数値で確認できなくなる代わりに、視野がぐんと広くなる。そして、スティックひとつでアクロバティックな飛行が可能に!
2:急旋回で敵機を捕捉
通常時はERSなどを使って大きく回り込まないと捕捉できない機動性の高い敵も、その場で向きを変えるだけでロックオン完了。ただし旋回中に減速しすぎると失速、墜落の危険があるので注意が必要となる。
3:スムーズに撃墜完了!
自機の機首を敵に向けた状態を維持していれば、ロック状態は続く。逃げられるまえにミサイルで撃墜しよう。リミッターのON/OFFはいつでも切り替え可能。戦況に応じて使い分け、効率よく敵を破壊していこう。
MULTIPLAY/あらゆる戦場がオンラインプレイの対象に
本作をオンラインに接続した状態でプレイしていれば、キャンペーンモードをほかのプレイヤーと共闘することができる。この協力プレイは戦闘を中断せずに途中参加が可能なので、ロビーで参加者を募って待つ必要もない。お手軽かつスピーディーに協力プレイが行なえるのだ。また、キャンペーンなどCPU相手の戦闘は最大4人、マルチプレイでは8人が4対4の2チームにわかれての対戦が行なえる。全世界のパイロットが待つ戦場で、協力&チーム戦を体感せよ!
協力ゲーム
キャンペーンとフリーバトルを、協力プレイで楽しめる。セッションを作成し、ホストとして出撃すればそのミッションをクリアーしたことになる。ゲームの進行に行き詰まったらオンライン状態でプレイし、熟練パイロットの手を借りるのもいいだろう。
チームデスマッチ
本作の対戦はチーム戦が基本(チームの定員を1名にすれば、1対1での戦闘も可能)。レベルや対戦成績の近い相手と戦い、自身のランクが変動するランクマッチと、ランクを気にせず気軽に参加できるフリーマッチのいずれかを選んで戦闘を行なう。対戦ではマルチプレイ専用の機能、”アップグレード”の発動がバトルの鍵を握る。敵を撃墜してポイントを稼ぐと、武装の強化や敵の攻撃を妨害するジャミング、機体の耐久度を回復するリペアといった機能が解禁される。いずれも使用すれば大幅に優位な状況を作り出せるので、チーム全員で協力して撃墜ポイントを溜め、自軍に勝利をもたらそう。
初回特典:96ページにおよぶリファレンスブックが付属!
Xbox 360、PS3版ともに本作の初回出荷分には、リファレンスブックが特典として付属される。A5判96ページの中身にはシステム解析、詳細なマップ付きのステージ攻略、ゲーム中に操縦する主要な戦闘機のスペック解説などが凝縮されている。ふつうにプレイしていると見逃しがちなチャレンジの達成条件、実績(トロフィー)のデータなども閲覧可能。攻略本なみの充実度を誇るこの特典、本作を購入するなら逃す手はない!
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