ダムを題材にした新感覚RPG『ダン←ダム』の魅力を、余すところなく紹介していくぞ!
ダムを増築して水を溜め、放水によって魔物を一掃する。そんな斬新なアイデアを用いた新感覚のRPGが、今回紹介する『ダン←ダム』なのだ。ゲームの目的は、夜ごとに出現する魔物から、ダムの周囲に建てられた街を守り抜くこと。そのために、プレイヤーは冒険者を雇ってパーティーを編成し、魔物を向かえ討つことになるぞ。すべてを洗い流す快感を味わえ!
広大な砂漠にある岩山の地“ソワサント”。 かつて人類は魔物との戦いの末、それらを地下に追いやった。 やがて彼らはそこに街を築き、その場所での生活を営むようになった。 そんな時代も忘れ去られ、人々は、そこに存在する巨大建造物 “ダム”によってもたらされる豊穣を享受していた。 ところが街の平和はある夜、突如終焉を迎える。 地下から異形の集団が現れ町を襲ったのだった。 毎夜襲いくる魔物たちに対し主人公は 岩山のダムを改築し、魔物の巣へ放水を行い、 魔物を一掃するという作戦を編み出す。 ……ここに人類と魔物の長きにわたる戦いが始まる!
主人公のシオンは、直接魔物と戦うことはなく、防衛戦の指揮を執ることになるぞ。ここでは、戦いの準備を進める昼フェイズと、防衛戦がくり広げられる夜フェイズの内容を紹介していこう。
昼フェイズでは、夜にくり広げられる防衛戦の準備を行う。おもに酒場で冒険者たちを雇ってパーティーを編成し、各パーティーに仕事を割り振ることになる。仕事は、ダンジョン探索や鉱石採掘、施設の防衛などがあるぞ。
夜になると地下ダンジョン内で魔物が活動を開始する。ダンジョン内に派遣したパーティーが魔物たちを倒しきれないと、魔物たちは街へと侵入してしまう。こうなると、街に配置したパーティーで魔物を撃退しなければならないのだ。
街には、神殿や酒場など7つの施設が用意されている。ここでは、各施設の案内人となるキャラクターと、施設で行える内容を紹介!
神殿では、昼フェイズから夜フェイズへの遷移、編成、セーブを行える。編成では、パーティーの並びの変更や隊員の装備変更、任務の設定などができる。戦いの準備が整ったならば、”戦いの夜へ”を選択し、夜フェイズへ移行しよう。
ダムに投資をしてダムを発展させる“築ダム”の設定が行える。築ダムで一定量の投資を行うごとに、プレイヤーは任意でバルブの効率化や水路整備などでダムを強化できる。
研究所内では、素材加工、売却、投資ができる。素材加工では、基本素材から装備用の素材を取り出す“精錬”と、素材どうしを掛け合わせて新たな素材を作り出す“合成”が行える。また、研究所へ投資すれば、合成費用の 減少や、精錬による素材出現率 のアップなどが見込めるぞ。
酒場では、雇用、転職、除籍、投資といった行動が選択できる。雇用では冒険者を雇え、転職ではレベル20以上のメンバーの転職が可能。そして、投資を行うと最大雇用人数の増加や雇用費の割引ができるのだ。
倉庫では、敵の情報が見られる魔物録や、アイテムや装備品の情報を確認できる百科事典の閲覧が可能。また、現在所持しているすべてのアイテムをチェックしたり、投資を行って、アイ テム最大所持数を増やせる。
鍛冶屋は装備の生産や合成、修理を行うこと ができる場所。装備合成では、精錬などした 素材を合成して新たな装備が生み出せる。ま た、品質の低下した装備を修理したり、ほか の施設同様に投資を行ったりもできるのだ。
救急箱の調達や薬品の購入を行うことができる。投資すると、耐久力のアップはもちろん、薬の値下げや品揃えが充実していく。
パーティーは最大4名で編成し、うちひとりをリーダーに指名する。各職業の特徴を把握したうえで、好みのパーティーを組もう。ちなみに、ゲームを進めることで基本職のほか、上級職も雇用できるようになるぞ。
放水には、ダンジョン内の仲間も巻き込まれてしまうので注意。装備の重さによっては、巻き込まれても耐えることができるが、どちらにしろ不満が溜まる。流された仲間は行方不明になってしまうが、運がよければ戻ってくるかも!?
ゲームを進めると上級職が続々登場