記憶にない殺人事件の容疑者になったら、あなたはどうする!? 留置場から無実を証明するために、あなたならどうする!? 身動きがとれない状況下で、身の潔白を証明する為遠隔から捜査し、事件の真相に迫るPSP®用ソフト『遠隔捜査 -真実への23日間-』。ソニー・コンピュータエンタテインメントが放つ斬新かつスリリングなアドベンチャーゲーム、ここに登場!
最初に『遠隔捜査』というタイトルを見たときは、「『遠隔操作』の間違いじゃないの?」と思ったけど、プレイして納得。主人公の光志が留置場にいながら、担当弁護士の法子に"捜査"を依頼する形で"操作"して、真実をつきとめていく、と。いやータイトルからして座布団1枚! な感じですな。即ゲームオーバーもあり得る刑事との尋問パート、限られた時間の中で手がかりを捜さないといけない調査パートのいずれも緊張感が漂いまくりです。クリアーはできるけど、"真実のクリアー"にたどり着くのは至難の業。ぜひ多くの人に挑戦してもらいたい作品です。
つねに疑われている中で、みずからの力で数々の尋問を突破していくのはかなりの快感。尋問で刑事に痛いところを突かれても「なるほど……そうきたか! じゃ、つぎはこのこのクルーで勝負だ!」ってワクワクしちゃう。心証ゲージが悪くなり過ぎるとそんな余裕も吹っ飛んじゃうけど♥
1日のサイクルは決まっているが、調査する場所や時間帯でさまざまな展開を見せるので飽きがこない。そこからジワジワと真相の輪郭が浮き彫りになり、いやでも物語のさきが気になる。あとは尋問パート。集めたクルー(手がかり)の使いどころを慎重に考え、矛盾を証明したときのは安堵感がたまらない。従来のアドベンチャーにはないスパイスが効いている。
やはりどんなゲームでも、実際に触らないとおもしろさは伝わらない。『遠隔捜査 -真実への23日間-』では、ゲームの導入やシステムの一端を味わうことができる体験版を実施中。ゲームの冒頭、勾留4日目までが遊べるPlayStation® Store版と、公式サイトでは、ゲーム内の2つのシステム(尋問パート・調査パート)を手軽に試せるPC版(入門篇)が用意されているので、ぜひ体験しよう!
殺人事件の容疑者として逮捕されてしまった主人公“斉藤光志”(プレイヤー)が、23日間の勾留期限中に身の潔白を晴らし、事件の真相と真犯人を暴くことがこのゲームの目的。事件当日の記憶がなく、留置場で身動きがとれない不利な状況のなか、元恋人で弁護士の“新城法子”に調査を依頼し、無実を証明するためのクルー(証拠)を集めていこう。入手したクルー(手がかり)は、1日でも早く光志を起訴しようとする“三浦正信”刑事との取調べで、無実を証明するための手札になる。起訴されれば有罪は確実。光志の冤罪証明バトルがいま始まる!
住宅メーカー“白川グループ”の白川一朗社長が、バー“ライトブルー”で殺害。発見された凶器には、現場となった店内で酔いつぶれていた斉藤光志の指紋が……。
事件当時の記憶がないまま、容疑者として逮捕された光志。この殺人事件をテレビで知った光志の元恋人で弁護士の新城法子は、留置場で拘束中の光志の接見に訪れる。身動きがとれない光志は、自分の代わりに無実を証明するための手がかりを集めてほしいと、法子に依頼する。
『遠隔捜査−真実への23日間−』には、殺人容疑で逮捕された斉藤光志や彼の無実を証明するために調査を進める元恋人の新城法子、取調べで光志を追いつめていく三浦正信など、魅力的なキャラクターが多数登場。フルボイスで展開される人間ドラマは必見だ。
水谷探偵事務所に勤務する今作の主人公。かつて法子と弁護士を目指していたが、ある事件をきっかけに彼女の前から姿を消していた。
殺人容疑をかけられた元恋人の光志のために、この事件の担当弁護士に。光志の身の潔白を証明するべく調査に乗り出す。
まじめで正義感が強く、頭脳明晰な敏腕刑事。今回の事件を担当し、隙のない取調べで容疑者である光志を追いつめていく。
光志の勾留期限は最大で23日間。この限られた期間のなかで、自分がこの事件の犯人ではないことを証明しなければならない。1日の行動は大きく分けて4項目(下)。この流れがひと回りすると1日が終了となる。1日1日の行動で、いかに事件のクルー(手がかり)を集め、取調べで有利な証言ができるかが重要。集まった複数のクルーが組み合わさり、新たなクルーが誕生することもある。
結末は全4パターン
マルチシナリオでやり応え抜群!
その目で真のエンディングを!!
1日の始まりは担当弁護士である法子との接見。ここでは法子に調査してもらいたい場所を2ヵ所(午前と午後)指示できる。おなじ場所でも午前と午後でお店が休みだったり、聞き込みしたい人物が不在だったりするので、場所選びは慎重に。また、法子からの前日調査報告や、法子への前日の尋問内容の報告も、弁護士接見で行うことになり、ふたりの会話の中から新たなクルーが手に入ることもある。
1日の調査は午前と午後の計2回。午前中にバーを調査しても、営業時間外で無駄足になる。慎重に場所と時間を選ぼう。
法子の献身的な調査のかいあって、見事クルーを手に入れた。
弁護士接見のあとには、拘束中の光志のもとを訪れる関係者との接見が始まる。クルーの収集具合、ゲームの進行状況に応じた人物たちが接見を希望してくる。彼らとの会話からクルーがゲットできることも。
被害者のひとり娘が接見を希望してきた。ここで会話が交わされ光志にうれしいクルーが手に入る。
ここでちょっと箸休め情報。今作ではプレイ中に、人物関係図や尋問一覧などのサポート機能を使うことができる。また、留置場を題材にしたトリビアを見ることもできる。
1日のなかでもっとも神経を尖らせる必要があるのが三浦刑事との取調べだ。光志を疑う厳しい尋問に対し、集めたクルーから適切なものを選んで質問に答えなければならない。画面上に表示される心証ゲージは、その名のとおり三浦刑事の光志に対する心証の表われ。尋問に対して無実が証明されればゲージがアップ(好印象)し、逆に不適切なクルーを使って矛盾が生じてしまうとダウン(悪印象)する。心証ゲージがゼロになると、即起訴となりゲームオーバーに!!
光志と三浦刑事が対峙する緊迫の取調べ。このパートこそが、まさに冤罪証明バトルの醍醐味だ。
不適切なクルーを使い続けると、場合によっては5日目で起訴される最悪のケースもあるので注意!
弁護士や関係者との接見、三浦刑事との取調べと、長いようで短い1日を振り返ることができるのが就寝前。ここで、その日のできごとを整理しよう。
寝るまえっていろいろ考えごとして眠れなくなるもの。光志、ゆっくりお眠りなさい