東京封鎖!?〜新たな『女神異聞録』のプレリュード〜

物語の舞台は現代日本の首都、東京。都内の高校に通う主人公は、夏休みのある日、従兄弟から"COMP"を譲り受ける。COMPは、社会に広く普及している人気の携帯ゲーム機。そこで、主人公は幼なじみの篤郎(あつろう)や柚子(ゆず)といっしょに、COMPを起動する。

その瞬間、COMPから悪魔が出現!!!???

しかも、悪魔を出現させるCOMPが他にもあるようで、多数の悪魔が都心を徘徊。さらには、悪魔の蔓延を防ぐべく、山手線に沿ってバリケードが築かれ、主人公を含む多くの人々は悪魔といっしょに都心部に閉じ込められてしまうのだった。

出現した悪魔に追われる極限状態〜都心部はパニック現象に襲われる〜

蔓延する悪魔に襲われる恐怖から、思わぬ行動に出る者が続出。敵は悪魔だけでなく、同じ人間どうしでも争うようになってしまう。そんな絶望的な状況のもと、主人公はCOMPを使って悪魔と契約することで、襲いかかってくる悪魔や暴徒と化した人間たちと戦う力を得る。ただし、悪魔と契約して"仲魔"を得たのは主人公だけでなく、その力をみずからの野心や欲望のままに行使する者もいた。

状況は最悪。残された時間は、あと7日……。

主人公とともに戦う者、争う者――『キャラクター紹介』

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生き残るために戦う7日間

閉鎖された都心部を移動

都心部では、つぎつぎ出現する悪魔や暴徒と化した人間たち、そして一部の悪魔を使役する者とが争うようになる。主人公たちも、COMPで仲魔を呼び出し、戦うことになるのだ。どんな戦闘が行 われるかは、移動先に選んだ目的地や日にち、時間によって変わるぞ。

移動先でイベント発生

移動先のイベントシーンでは、選択肢によりシナリオが変化。ほかの登場人物の行動が変わることもあり、敵になったり、味方になったりするぞ。また、東京崩壊までの7日間、限られた時間で、どのイベントを起こしたかも重要な要素。物語の結末に影響するぞ。

シミュレーションバトル

イベント後は、バトルが発生することも! クオータービューのマップ内でユニットを操作し、敵を倒していくのだ。ひとつの戦闘ステージは短時間で終了するため、テンポよくゲームをプレイできる。ちなみに、自由に戦闘を行えるフリーのバトルステージもある。

契約した悪魔 仲魔

主人公たちは、封鎖内でさまざまな敵と対峙することになる。そこで生き残るには、より強い仲魔の力が必要不可欠だ。主人公の命令を忠実に守ってともに戦ってくれる仲魔は、COMPを媒介したネット オークションで落札し、手に入れることができる。もちろん、『女神転生』シリーズおなじみの悪魔合体で、新しい仲魔を生み出すこともできるぞ。

3vs3のチームバトル

バトルマップで動かすユニットは、ひとりの召喚者+2体の仲魔で構成。召喚者は、仲魔を自由に入れ替えるもできるぞ。また、ユニットどうしのバトルシーンでは、エクストラターンシステムを採用。通常は1回(1ターン)しかコマンドを出せないが、相手の弱点をつく攻撃を行うことで、2回目の追加行動が行えるというシステムだ。敵に合わせて仲魔を入れ替え、複数回行動できるようにし、強力な特技をどんどんお見舞いしよう。

ファミ通編集部アトラス番記者の7つのチェックポイント

1.人間の心の闇を描くダーク・ストーリー

悪魔の蔓延を防ぐ東京封鎖で、出口はない。電気、通信もカットされる。襲い来る恐ろしい悪魔と、パニック状態になった人々による暴動……。日を追うごとに悪化する社会の中で、主人公を始めとするキャラクターたちは、どんな行動に出るのか? ふだんは隠れている人間の"心の闇"を浮き彫りにしたドラマは、スリリングで見応えバッチリ。いつの間にかゲームの世界にのめり込んでしまいます。じつは『真・女神転生』シリーズは、そんなダークなテーマを描くシナリオが代々特徴的であった。今回も期待しちゃおう。

2.忠実に再現された首都東京

マップは、ほぼ実在の東京を再現。アトラス制作スタッフが各地を取材し、東京在住の人には見覚えがあるように、そうでない人にはリアリティーある都市に感じられるように描かれている。これにより、ストーリーにも現実味が感じられるのだ。

3.限られた時間と異なる終末

ゲームの最終的な目的は、とにかく生き残ること! 封鎖を解除させるなり、どんな悪魔にも打ち勝つ力を得るなりして、仲間とともに生き残ろう。ただし、生き残りをかけて戦っているうちに、プレイヤーは"東京封鎖"の真実を知ることになる。そこで、どんな生きかたを主人公にさせるのか……。7日後の結末は、複数用意されているマルチエンディング。プレイヤー自身の考えかたで世界の終末が決まるのだ。

4.運命の数字

ゲームを始めると、会話シーンの画面でキャラクターの頭上に数字が表示されていることに気づくはず。これは、主人公だけにしか見えない。数字が何を"表示"しているのか、プレイしながら謎を追ってみよう。

5.スピーディーなシミュレーションバトル

登場する仲魔の種類は130を超える。こうなると、少しでも多くの仲魔を操ってゲームを楽しみたくなるよね。でも、多くのキャラクターをひとつひとつ操作してたら時間がかかるし、めんどくさ……。それを打破するために採用されたのが、3体で1ユニット構成のチーム制だ。プレイヤーの操作するユニットは4つまでだが、このチーム制のおかげで、多くの仲魔を簡単に操作できるようになっている。しかも、短時間でバトルパートをクリアーできるぞ。(もちろん勝つには戦略が大事だが……)ひとつのステージクリアーにかかる時間は、およそ10分〜15分程度。ニンテンドーDSらしく、好きなときに好きなだけゲームを進めていける。

6.自分好みの悪魔軍団を作成

1ユニットに編成できる仲魔は2体だが、ほかにも最大24体の仲魔をストックしておける。ユニット内の仲魔といつでも自由に入れ替えられるので、ストックを使いこなすこともバトルに勝つ重要な要素だ。仲魔の能力によってユニット全体の強さが大きく変わってくるし、メンバーの選択はかなり大切だぞ。敵に応じた編成はもちろん、攻防のバランスを取ったり、攻撃に特化させるなど、戦略に応じて編成できるように、ストックを充実させていこう。

7.楽しく悩む悪魔合体・育成・デビオク!?

本作では、仲魔を得る手段がネットオークション(デビオク)となっている。出品されている悪魔に最高値をつければ、競り落として仲魔にできるシステムだ。値を吊り上げてライバルを蹴落としたり、入札時期をうかがうなど、オークションならではの駆け引きが存在するぞ。もちろん、仲間にしたら悪魔合体でさらに強化が可能。より上位の悪魔を生み出してユニットを強化していこう。ちなみに本作の悪魔合体は、便利な検索機能つき。これは、悪魔合体の際に素材となる悪魔を逆引きして検索できる機能だ。コンピューター時代ならではの機能で、ちょっと難しそうな悪魔合体も簡単便利に行える。また、合体の際は素材となる悪魔が所持していたスキルをある程度自由に選んで継承させることができるのだ。

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