不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜

1000回遊べるRPG待望の新章がWiiで描かれる!!

対応機種
Wii
発売元
セガ
発売日
2008年6月5日発売予定
価格
7140円[税込]
対象年齢
12歳以上対象
テイスト/ジャンル
冒険・ダンジョン/RPG
備考
ニンテンドーWi-Fiコネクション対応、開発:チュンソフト
入るたびに構造が変わるダンジョンを、数々の道具、そして経験と知恵を駆使して攻略していく人気ダンジョンRPG『風来のシレン』シリーズ。そのシリーズ最新作が、Wiiで発売される。『不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜』では、新道具や新武器が追加されたほか、さまざまな新システムが用意されている。それら『不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜』の新要素の数々、そしてプレイヤーの操るキャラクターや敵キャラクターなどの情報について、詳しく紹介していこう。

入るたびに構造の変わるダンジョンに挑め!!

↑旅の仲間たちと、さまざまなダンジョンに挑むことになる。ダンジョン内は、その構造や落ちている道具、敵の配置などが、入るたびに変化するので、毎回違った発見があったり、ピンチが訪れたりする。
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あらすじ

シレンの叔父であり、かつての剣術の師匠であるセンセー。彼とバッタリ再会した風来人のシレンと、その相棒の語りイタチ・コッパは、センセーの持つ不思議な鍵に誘われるようにして、伝説のからくり屋敷の謎を解く旅に出ることになる。だがそれは、ある男によって1000年まえに仕掛けられた恐るべきワナだった……。
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↑かつてともに旅をした女剣士アスカも登場。今回はどのような形で旅に加わるのだろうか?
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↑シレンの叔父であるセンセー。シレンは彼に導かれ、からくり屋敷の謎を解く旅に出る。

この3人を操作しよう!

操作キャラクターを自由に切り替え可能!!

本作では、最大3人のキャラクターでダンジョンに挑むことができる。しかも、操作キャラクターを自由に選べるのだ。操作キャラクターの変更は、メニュー画面で行える。また、ともに旅する仲間の行動を、数種類用意された指示の中から選ぶことで、ある程度の行動の指針を示すことも可能だ。

シレン

幼いころから、語りイタチのコッパとともに各地を旅して回っている風来人。トレードマークの三度笠と縞合羽は、友の形見である。今回の旅では、シレンのルーツが明らかになる……!?

コッパ

シレンとともに旅をする、人語を理解する"語りイタチ"。口が達者で動物の言葉を訳してくれる。

センセー

シレンの叔父であり、かつての剣術の師匠。今回の旅のきっかけとなる不思議な鍵を持って、シレンの前に突然現れた。両手にそれぞれ剣を持って戦う二刀流の使い手で、センセー専用の武器であれば、右手と左手に違う剣を装備可能。

アスカ

かつて、ナタネ村の騒動(※『不思議のダンジョン 風来のシレン2』で描かれた物語)のときに、シレンとともに旅をした風来の女剣士。今回はどのような形で旅に加わるのか? なお、アスカは両手持ちの長い武器を使用可能。モノによっては、正面2マスさきまで攻撃することができる。

行く手を阻む強敵たち!!

凶悪な四天王!!

からくり屋敷を目指すシレンたち。その前に立ちはだかる謎のキャラクターが判明した。彼らは大天狗、大ワシ、大ナマズ、大ムカデからなる四天王。からくり峠で出会うことになる強敵だ。彼らがいったい何者なのかは明らかにされていない。
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↑シレンたちの行く手を阻む四天王。中央にいる大天狗がリーダー格なのだろうか?

異形のものたちが、シレンたちに襲い掛かる!

↑大天狗と対峙するシレン一行。いったいどんな能力を持っているのか、気になる。

そのほかにもさまざまな敵が!

十郎太

ならず者たちを率いて、からくり屋敷のお宝を狙っている、盗賊団ひょっとこ党のリーダー。重戦車タイプで、ストレートな性格。おおからかで、懐が広いが、怒ると野獣のように暴れるので、手下からも恐れられている。

おぼろ

からくり屋敷の噂を聞きつけ、3ヵ月ほどまえから、ふもとの村に潜入していた公儀隠密のくの一。姉御肌、江戸っ子気質。隊長として忍者たちを率いているため、かなりの実力を秘めていると思われる。

ワールドマップを行き来する!

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↑本作ではこのようにワールドマップを移動して、挑戦するダンジョンを選択する。いったいいくつのダンジョンが用意されているのか、気になるところだ。
『不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜』では、従来シリーズとは異なり、ワールドマップを移動して、攻略するダンジョンや訪れる村を決めることになる。なお、挑戦できるダンジョンは、物語の進行に応じて増えていくのだ。ホウライ山のふもとから物語が始まる本作。ここからホウライ山を登っていくことになるのだろうか?
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シリーズ初となるレベル継続を採用!

『風来のシレン』シリーズの醍醐味といえば、その難度の高さが挙げられるだろう。どんなにさきに進もうとも、どんなに強力な武器を手に入れようとも、ダンジョン内で敵に倒されてしまったりすると、レベルや持っていた道具がすべてリセットされてしまう。この無慈悲なまでの難度が、逆にプレイヤーの心に火を灯し、何度もプレイさせるモチベーションへとつなげていた。しかし、本作ではこのレベルリセット要素が、なんとレベル継続に変化しているという。これにより、『風来のシレン』シリーズの難度についていけなかった人でも、ある程度慣れれば、本編物語の最後までは遊べるように調整されているとのことだ。これから『風来のシレン』を始めてみようという新規ユーザーにはウレシイ変化と言えるだろう。
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レベル4の状態でサヌキノ森をクリアー。続いて、からくり峠に挑む。画面を見ると"レベル継続:可能"となっているのがわかる。実際、ダンジョンに突入すると、ダンジョン開始直後からすでにレベルが4の状態になっているのだ。

従来シリーズのように遊べる“どこでもダンジョン”も!

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レベル継続になったからと言っても、すべてのダンジョンにおいてレベルが継続されるわけではない。物語の後半に出てくるダンジョンでは、レベル継続に対応していないものもあるのだ。さらにもうひとつ、レベル継続と無関係のダンジョンがある。それが”どこでもダンジョン”だ。その名のとおり、どのタイミングでも挑戦することができるダンジョンのことで、ゲーム序盤に同名の道具を手に入れることでダンジョンに挑戦できるようになる。このどこでもダンジョンに入ると、プレイヤーキャラクターは一時的にレベル1になり、ダンジョンを攻略すると、もとのレベルに戻される。また、道具やギタン(金)の持ち込みが可能で、さらに手に入れた道具などを持ち出すこともできる。道具やギタンを集めたいというときに活用できそうだ。

いつもの『シレン』も楽しめる!

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↑どこでもダンジョンへはワールドマップから行く様子。レベルは1からになるが、道具やギタンの持ち込みや、仲間の同行は可能だ。
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↑ダンジョン内で得た経験値やレベルは、ダンジョンから出るともとに戻ってしまうが、道具やギタンは持ち帰ることができる。

道具集めに最適!?

難易度は2種類

本作には、イージーとノーマルというふたつの難易度が用意されている。イージーはダンジョン内で倒れたときに、任意でセーブした地点に戻ることのできるタイプ。そしてノーマルは道具、ギタンがすべて失われるタイプだ。この2タイプの難易度のうち、どちらを利用するかは、プレイヤーがゲーム開始まえに任意で決められる。『風来のシレン』シリーズは難しすぎて先に進めない、という人は前者、従来シリーズどおりのプレイを望むなら後者を選ぼう。

レベル15で倒れた場合……

レベル10で、多数の道具を持った状態でワールドマップ上で一度セーブを行う。その後ダンジョンに挑む。ダンジョン内でレベル15まで上がるが力尽き、倒れてしまった、というシチュエーション。

イージーでは?

ダンジョン内で倒れたり、リセットをした場合、突入時に持ち込んだ道具やギタン、レベルは最後にセーブをした地点に戻る。通常のRPGなどと同じ方式と言える。
レベル、道具、ギタンがそれぞれ最後にセーブを行った地点に戻る。ダンジョン内で手に入れた道具などは失われてしまうが、もともと持っていた道具はなくならない、というわけ。

ノーマルでは?

ダンジョン突入まえに必ずセーブされる。ダンジョン内で倒れる、あるいはリセットをした場合、そのとき持っていたすべての道具、ギタンが失われる。レベルは突入時の状態に巻き戻る。
レベルはダンジョン突入まえの状態に戻る。道具とギタンに関しては、ダンジョン内で手に入れたものはもちろん、ダンジョン突入時のものまですべて失われてしまう。