アトラスより2006年7月13日に発売されたプレイステーション2用RPG、『ペルソナ3』。その本編に多数の追加要素を配し、さらに総プレイ時間が30時間を越えるオリジナルシナリオ“後日談”を加えたのが『ペルソナ3 フェス』だ。本編に加えられた追加要素は、ファンからの要望に応えるかたちで採り入れたもの。まさにディレクターズ・カットならぬ“ユーザーズ・カット”的な作品となっているぞ。また、新シナリオ“後日談”では、本編エンディング以降の物語が描かれる。こちらも前作をプレイした人にとっては、非常に気になるところだろう。これらふたつのシナリオは、どちらを遊ぶかプレイ開始時に選択することが可能だ。また、本作は単体で遊べる通常版『ペルソナ3 フェス』と、初回プレイ時に起動ディスクとして『ペルソナ3』ソフトが必要となるアペンド版『ペルソナ3 フェス【アペンド版】』の2種類が発売される。ゲーム内容はどちらも同じだが、通常版は8190円[税込]、アペンド版は5040円[税込]と価格が異なるのだ。本スペシャル企画では、そんな『ペルソナ3 フェス』の最新PVを特別公開。さらに、同作品のポイントを徹底的にチェックしていく!!
『フェス』完全オリジナルとなるシナリオ、後日談。このシナリオは、『ペルソナ3』本編のエンディング後のストーリーが描かれる。人の魂を喰らう存在“シャドウ”との戦いを終えた特別課外活動部メンバーの、“その後”の物語が展開されるのだ。また、特別課外活動部メンバーの過去も明らかになるなど、『ペルソナ3』の世界をすべて知り尽くすためには欠かせないシナリオとなっているぞ
後日談の主人公はアイギス。ここも本編とは異なるところだ。アイギスは前作でも人気の高かったキャラクターだけに、彼女でプレイできるのはうれしいところ!
詳しくはこちら→本編は、『ペルソナ3』のストーリーに数々の新要素・新イベントを追加したものになっている。シナリオの大筋は同じであるものの、かなり大規模な追加・変更が施されているため、前作をプレイした人でも楽しめることは間違いない。前作をプレイした人にとって見逃せない変更点が目白押しなだけに、むしろ『ペルソナ3』を遊んだ人のほうが楽しめるかも!?
詳しくはこちら→シャドウとの戦いが再び! 主人公は特別課外活動部のメンバーとともに、人類の魂を喰らう“シャドウ”を討伐するのだ。追加要素がシナリオにどう影響するのかも気になる。
アイギスを主人公に据え、本編エンディング後の物語が展開される“後日談”。この後日談では、新たなキャラクターも登場する。その名はメティス。アイギスと同じ“機械の乙女”であり、メティスいわく“アイギスと姉妹”関係にあたるらしい。ただし、メティスが特別課外活動部メンバーの仲間なのか、もしくは敵なのかは、一切不明となっている。
後日談だけに現れる、謎の場所。ここは、本編で挑んだ“タルタロス”や“モナド”とは異なるダンジョンだ。いったいどこに、そしてなぜ出現したのだろうか……!?
アイギスら特別課外活動部メンバーの前に、突如現れたメティス。彼女は、アイギスに戦いを挑んでくる。とはいえ、メティスには何か考えがあるような様子も……。単純に敵と断言できる存在ではないようだ。
“EASY”、“NORMAL”に加え、難易度に“HARD”モードを追加。HARDモードでは、バトル時に敵が格段に強くなっている。NORMALでもなかなかの歯応えがあったが、さらに過酷なバトルが楽しめるのだ。「戦闘は死と隣り合わせじゃないとおもしろくない!」そんな人にオススメ!!
新たなイベントが多数追加されているのもうれしいところ。コロマルを連れてお散歩できたり、コミュランクがMAXになったキャラクターの“その後”のイベントも見られるのだ。また、特別課外活動部メンバーの知られざる素顔も明らかにされるとか。
前作では、装備の種類に関わらず戦闘時の衣装は同一だった。『フェス』では画面写真の“男気の甚平”のように、装備によってはキャラクターの衣装が変化するのだ。この衣装チェンジは、女性キャラクター専用のアノ装備にも適用されるとのこと。これは何としても見ておきたい!?
『真・女神転生』シリーズで人気のシステム“武器合体”を、ついに実装! 武器とペルソナを合体させ、新たな武器を作り出すことができるのだ。この武器合体は、骨董屋“眞宵堂”のおばちゃんに話しかけると行うことができる。組み合わせによっては、神話に基づいた強力な武器も作り出すことが可能だ。
なんと、コミュキャラクターまでも追加! しかも、追加の対象となるのはアイギスだ。アイギスは人気の高かったキャラクターだけに、主人公との仲が深められるのはうれしいところ。とはいえ、残念ながらアイギスコミュの発生条件は現在のところ不明。発生条件とともに気になるのは、アイギスコミュが主人公との恋愛対象であるかどうかなのだが……ファンの数々の要望に応えてくれたアトラスだけに、期待していいのではないだろうか。ですよね、アトラスさん?
やり込み要素として好評だった“エリザベスの依頼”。これは、エリザベスに頼まれるさまざまな依頼を、報酬と引き換えにこなしていくというもの。『フェス』では、この依頼がリニューアルされているのだ。前作以上に難解な依頼も用意されているので、依頼をすべてコンプリートした猛者も新たに楽しめること請合い。また、新たな依頼の中には、エリザベスを連れて外出できるものもあるらしい。夢にまで見た彼女とのデートが、現実のものになるのか!?
通常版のパッケージには、主人公を含む特別課外活動部のメンバー全員と彼らの専用ペルソナが向き合うように描かれている。その中には、荒垣の姿も……。この1枚に『ペルソナ3』の世界が凝縮されていると言っても過言ではないイラストだ。
こちらはアペンド版のパッケージイラスト。ゆかりや順平、コロ丸などのメインキャラクターのほかに、“コミュ”として登場するサブキャラクターも描かれているのだ。ちなみに、主人公が微笑んでいる絵はかなりレア! ファンなら感涙モノ!?