三国志大戦DS
前編 後編
ゲーム画面 全国のアミューズメントスポットで好評稼動中の『三国志大戦』シリーズがニンテンドーDSで登場! 実際に武将カードを動かして戦うというアーケード版ならではの操作感覚を、DS版ならではの操作性で再現。DS版では本体を縦にしてプレイする。ミニマップつきの戦場画面が左のディスプレイに、武将カードを動かす盤面が右のタッチスクリーンにそれぞれ対応。カードをタッチペンで動かすと、ディスプレイ画面の武将が動く仕組みになっている。また、ゲーム内で入手した武将カードをワイヤレス通信でトレードしたり、すれちがい通信を利用した特殊な一騎討ちが楽しめたり、さらにニンテンドーWi-Fiコネクションを使って全国のプレイヤーと通信対戦できたりと、DSならではの、さまざまな要素が含まれているぞ。
アーケード版と遜色のないシステムを再現
勢力について
ぎ 中原の覇者、曹操が統率
移動速度が速い騎兵と、妨害系計略に長けた計略を持つ武将が多め。
しょく 義に生きた劉備が筆頭
槍兵がもっとも多い。兵力の回復が得意な計略を多数備えている。
ご 孫呉三代で築いた勢力
弓兵が中心。瞬間的に武力が上昇する超絶強化系計略が多い。
りょう 董卓が中心の騎兵軍団
槍兵がいないのが特徴。諸刃の剣となる計略を持つ騎兵が多い。
さん 袁一族が率いる勢力
味方部隊の数や士気ゲージの残量で武力が増減する計略が多い。
た いろんな武将が集う混合勢力
どの勢力にも属さない武将で構成。唯一、象兵がいる勢力でもある。

本作には6つの勢力が存在する。武将はいずれかの勢力に必ず所属していて、たとえば魏なら騎兵が多いなど、勢力ごとに特徴がある。また、計略を使うときに必要な士気ゲージの最大数が、組んだ勢力数によって変化。2勢力以上で組んだ場合、士気ゲージの最大数が少なくなっていくぞ。

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↑勢力ごとの特徴を活かした戦いかたをすることが、勝利への第一歩。 ↑1勢力だと士気ゲージの最大数が12に! 戦いを有利に運べるのだ。
兵糧について 基本は3すくみ

兵種は騎兵、槍兵、弓兵、歩兵、攻城兵、象兵の6種類。それぞれ得意な攻撃スタイルや移動速度、攻城時に与えるダメージなどが異なるぞ。この中で、騎兵、槍兵、弓兵の3兵種のみ3すくみの関係が存在する。3すくみを念頭に置き、"突撃"や"迎撃"といった兵種ごとのスキルを活かして戦おう。

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↑兵種と兵力はアイコンだけでなく、画面を切り替えても確認可能。 ↑デッキを組むときには、兵種を考慮した組みかたが重要になるぞ。

 

カードについて
カード
カードニハレアリティがある

武将カードにはさまざまな情報が詰まっている。表面には武将名、勢力、武力、知力といった戦いに関する情報が見やすく配置されているぞ。裏面は、基本情報のほかに、その武将の紹介テキストやイラストレーター名なども書かれている。なお、武将カードはオプションモードの軍議で閲覧可能だ。

 

 
武将がどの勢力に属しているかが書かれている。勢力は、魏、蜀、呉、涼、袁、他の6種類。   コストは1、1.5、2、2.5、3の5種類あり、コストが高いと基本能力も高い。8コスト分までデッキに入る。
 
武将名を表示。有名な武将は、名前の上にその武将の特徴を表すキャッチコピーが書かれている。   武将の兵種がアイコンで記されている。同じ名前の武将でも、兵種が違うものが存在するのだ。
 
戦闘中に効果を発揮する特技を表示。特技は勇猛、復活、防柵、魅力、伏兵、募兵、連計の7種類で、最大3つまで所持している。   武将の攻撃力。1から10までの数値が割り振られており、数値が高いほど攻撃力や防御力が高くなる。
 
知力も1から10までの数値がある。数値が高いと、計略の効果時間やダメージ系計略への防御力に影響。   武将は必ずひとつ計略を持っている。士気を消費して出せる必殺技で、必要士気が高いほど強力だ。
 
歴史物語『三国志』をもとにした武将の生い立ちや逸話、戦いでの活躍ぶりなどが書かれている。   計略内容が表示される。また必要士気や効果時間、計略の効果範囲などもまとめてチェックできる。
   
武将を描いたイラストレーター名を記載。  
三国志大戦DSオリジナル
かくこうごう かんこうごう りょうとう
ばたい じゅんうけい ちょうせん
プレイの手順について
この『三国志大戦DS』は従来の対戦ゲームと違い、敵部隊を殲滅すれば勝利というわけではない。自城を守りつつ、兵法や計略を使って敵城を攻める、攻城における駆け引きの熱さが、本作の魅力のひとつとなっている。基本的なプレイの流れは以下のとおり。
アーケード版とほぼ同じだが、複数の武将を同時に動かす"リンク"や武将の向きを変える"回転"の操作に、╋ボタンやタッチペンを使うといった、ニンテンドーDS独自の操作方法もある。
1
まずは戦場に部隊を配置。"伏兵"や"防柵"の特技を持つ武将がいる場合は、配置に失敗するとせっかくの特技が発揮されないので注意。
↑対戦相手のデッキや、戦場の地形などを考慮して、対策や戦法を練りつつ慎重に配置するべし。
2
対戦中に1度だけ使える兵法を、対戦まえに決める。自分の狙った戦法をサポートする兵法や相手のデッキに合わせた兵法を選ぼう。
↑兵法はレベルが高いほど効果時間なども長くなる。また、発動したときの演出がより派手になるぞ。
3
複数の武将を同時に動かす場合、タッチペンでなぞって"リンク"すればいいぞ。複数の騎兵を使った"突撃"などで重要なテクニックだ。
↑複数のカードを横切るようになぞるとまとめて黄色く点滅。カードがリンクされている状態になる。
4
画面下の士気が溜まったら武将を選び、画面右下の計略ボタンをタッチして発動! なお、カードは"回転"でその向きを変えられるぞ。

↑╋ボタンの下方向(縦持ち時)を押しながら、タッチペンで向きたい方向を指定すれば一瞬で回転する。

5
敵部隊と接触すると一騎討ちが発生することがある。左画面で流れてくるバーゲージに合わせ、タイミングよくタッチペンを押そう。
↑一騎討ちに勝てば敵武将が即撤退。ときには戦況の流れを一転する重要な一騎討ちになることも!
6
敵陣の攻城エリアまで進軍し、攻城ラインに達すると攻城ゲージが溜まる。ゲージが満タンになると攻城が成功して敵城ゲージが減る。
 
↑城ゲージをより多く減らしたほうが勝利するシステム。ゲージ量が同じ場合は引き分けとなる。
 
撤退したら自城で復活!
↑兵力の回復は自城に戻って行う。戦器がフルーツだと回復量が多め。 ↑撤退すると、武将カードにドクロの撤退マークが。即座に自城に戻せ。

武将の兵力が減ったら、タッチペンで武将を自城に戻そう。すると、兵力が徐々に回復していくぞ。特技に"募兵"を持つ武将なら、その場で動かなければ戦場にいても兵力は回復する。また、武将が撤退したら、すぐさま自城に武将を戻そう。カウントダウンが始まり、ゼロになると復活して、再び自城から出陣することが可能になる。撤退して画面上にいつまでも放置しておくとカウントが減らず、復活しないので注意。本作は、リアルタイムで複数の武将を動かしながら戦うため、忘れることもあるかも!? 撤退したら、必ず自城に武将を戻すクセをつけておきたい。

   
戦闘終了後に戦利品を獲得  
戦闘終了後、兵法のレベルを上げる宝玉や武将を強化する戦器などをランダムで入手できる。さらに、勝敗に関係なく武将カードが1枚手に入るのだ。また、勝てば功績値を獲得でき、称号が上昇する。ちなみに、アーケード版で入手できた金や商人は出現しない。 兵法の宝玉
戦器獲得

武将カード入手

功績値獲得
↑宝玉が手に入れば、兵法を覚えたりレベルアップする。
↑戦器を装備すれば、武将の能力を底上げできるのだ。 ↑開封にはタッチペンを使用。袋を開ける楽しみも再現! ↑功績値は経験値のようなものだが、負けると減少するぞ。
三国英傑伝をプレイ

"三国英傑伝"は、歴史物語『三国志』のストーリーを追体験できるモード。"落城せよ!"や"規定カウント数のあいだ生き延びろ"、あるいは"○○を倒せ!"など、さまざまな条件をクリアーしながらストーリーを進めていく。アーケード版の"群雄伝"と異なり、発生するイベントやエンディングは、本作オリジナルのものとなっているぞ。また、デッキを固定した戦いが多く、アーケード版を遊び尽くした人でも新鮮に楽しめるのだ。

↑勝敗によって、シナリオや武将どうしの掛け合いが変化していく。 ↑1部隊どうしで戦い、勝てばクリアーできるなど条件もさまざまだ。
魔王と謳われた董卓を倒す戦いからスタート。"官渡の戦い"や"赤壁大戦"など、物語に沿った名高い戦いではデッキの武将が固定されることが多い。また、あきまん氏が描いた郭皇后が登場するイベントもあり、アーケード版では見られなかった、女たちの嫉妬が絡んだ戦いは必見!

劉備、関羽、張飛が幽州で桃園の誓いを果たしてから、蜀が滅亡するまでが描かれている。"関羽の千里行"は、勝利条件を満たしても、つぎの勝利条件が出されて戦い続けなければならない"連戦"となっている。物語に近いイメージでプレイできるぞ。

孫堅が水関の戦いで袁紹軍に立ち向かうところから開戦。父の死後、孫家再興のために立ち上がる孫策の"揚州快進撃"は、蜀伝の"関羽の千里行"と同じく連戦が続く。また、オリジナルカードによる統と甘寧のイベントも用意されているぞ。

いまなおアーケード版をもりもりプレイ中のブンブン丸、モリガン長田、シフクノ。それぞれ個性豊かな3人のプレイヤーに、三国英傑伝を先駆けて体験プレイしてもらったぞ。アーケード版を嘗め尽くした彼らの見解はいかに!?
週刊ファミ通編集者。セガ公式イベントや全国大会で解説を務めるなど、公私ともに無類の『三国志大戦』好き。
ハイ、ドーモ! 実際にプレイしてみたけど、歴史物語『三国志』を再現したような戦況で戦えるのがいいね! 話の流れが大まかにつかめるので、マンガや小説などで『三国志』を読んだことがないって人にオススメ。こういうのがきっかけで『三国志』の世界にドップリとハマっていくからな。それと、使用したカードで分岐シナリオが発生するんだけど、『三国志』を知っていれば何となく想像できる条件もあるので、デッキを組み替えてみるといいかも。もちろん、武将カードや戦器も手に入るし、ある程度固定されたデッキを使うから戦いかたもわかりやすい。初心者の人はこれで感覚をつかむのがいいかと。
数少ない女流覇王のひとり。オシャレそっちのけで『三国志大戦』に情熱を注ぎ込む。キャラクター愛が信条。
魏、蜀、呉3つのシナリオを一気にクリアーしちゃうくらいハマれました。何と言ってもアーケード版の"群雄伝"と違うイベントが体験できるのがイイね それに、どのシナリオも、わりと簡単にクリアーできるのもうれしい! これなら『三国志大戦』が好きだけど、なかなかうまくプレイできない女の子でも安心かな? オススメは、郭皇后と甄皇后のふたりが、皇帝の寵愛を独り占めせんとするイベント。中国版『大奥』って感じで生々しかった! 唯一残念なのは、デッキが固定されることが多かったこと。つねに大好きな孫策様を使いたかなあ……なんちゃって。
昨年行われた『三国志大戦2』の全国大会でベスト4に入賞。"義勇兵"という特別な称号も持つ全国クラスの実力を持つ征覇王。
アーケード版の『三国志大戦2』で覇者以上になっているプレイヤーにとって、このコンピューターの動きはちょっと物足りないかも(笑)。ただ『三国志』のエピローグとか、物語をなぞってプレイできるのは、マンガを読んでいる気分で楽しかったですね。それと、デッキがある程度固定されているおかげで、『三国志大戦2』の群雄伝と違い、どの武将カードを使わないとイベントが発生しないのか……って、いちいち武将カードを捜す必要がない。つまり、武将カードが揃ってなくても遊べるし、カード自体プレイすれば手に入るので、初心者の方にはうれしいと思います。
(C)SEGA
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サラブレ photo01
↑勢力ごとの特徴を活かした戦いかたをすることが、勝利への第一歩。
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↑1勢力だと士気の最大ゲージ数が12に! 戦いを有利に運べるのだ。
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↑兵種と兵力はアイコンだけでなく、画面を切り替えても確認可能。
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↑デッキを組むときには、兵種を考慮した組みかたが重要になるぞ。
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↑対戦相手のデッキや、戦場の地形などを考慮して、
対策や戦法を練りつつ慎重に配置するべし。
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↑兵法はレベルが高いほど効果時間なども長くなる。
また、発動したときの演出がより派手になるぞ。
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↑複数のカードを横切るようになぞるとまとめて黄色く点滅。
カードがリンクされている状態になる。
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↑╋ボタンの下方向(縦持ち時)を押しながら、タッチペンで
向きたい方向を指定すれば一瞬で回転する。
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↑一騎討ちに勝てば敵武将が即撤退。ときには戦況の流れを
一転する重要な一騎討ちになることも!
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↑城ゲージをより多く減らしたほうが勝利するシステム。
ゲージ量が同じ場合は引き分けとなる。
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↑兵力の回復は自城に戻って行う。戦器がフルーツだと回復量が多め。
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↑撤退すると、武将カードにドクロの撤退マークが。即座に自城に戻せ。
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↑宝玉が手に入れば、兵法を覚えたりレベルアップする。
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↑戦器を装備すれば、武将の能力を底上げできるのだ。
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↑開封にはタッチペンを使用。袋を開ける楽しみも再現!
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↑功績値は経験値のようなものだが、負けると減少するぞ。
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↑勝敗によって、シナリオや武将どうしの掛け合いが変化していく。
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↑1部隊どうしで戦い、勝てばクリアーできるなど条件もさまざまだ。