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注目カードとコンボを一挙公開

前回ご紹介した構築済みテーマデッキはもう手にとってもらえたかな?初心者のプレイヤーにもカンタンにマジック:ザ・ギャザリングを楽しめるようにデッキが組まれているので、はじめてプレイする人は是非一度手にとっていただきたい。

ところで、マジック:ザ・ギャザリングの正式ルールではデッキは60枚で構築しなければならないんだけど、構築済みデッキは40枚。そう、20枚足らないのだ。これは、初心者向けの簡易版ということでそうなっているんだけど、次のステップはこれに20枚のカードを加えて完全なデッキにすること。本来ならカードリストを見て・・・というところだけど、今回はファミ通.com推薦の強力なカードと、単色デッキでのコンボをご紹介するぞ。参考にして、自分なりの60枚デッキを作ってみてほしい。

白

《セラの天使》

《神の怒り》

《ヴェクの聖騎士》

マジック:ザ・ギャザリングを代表するクリーチャー。4/4で飛行というだけでも十分強力なのに、なんと、攻撃に参加してもタップしないのだ。前のターンに攻撃に参加していても防御することが出来るので、気にせずガンガン相手を攻撃しよう。 たった4マナですべてのクリーチャーを倒すことが出来るという白の代名詞的な呪文。どんなピンチも一瞬で挽回してくれる。残念ながら自分のコントロールしているクリーチャーも死んでしまうので、手札にある程度クリーチャーをキープしておこう。 先制攻撃に加えて、プロテクション赤とプロテクション黒を持っている。この2色のデッキを相手にしたときは、大活躍してくれるぞ。もし対戦相手がそれ以外の色でも、水準以上のスペックは満たしているので十分戦える。《流砂》などには注意したい。
《またたくスピリット》&《魂の管理人》

《またたくスピリット》は事実上死なないクリーチャー。致命的なダメージを受けようが、即死呪文が飛んでこようが、能力を起動すれば必ず手札に戻ってこれる。上で紹介した《神の怒り》などとの相性もバツグンだ。そして、その脇に《魂の管理人》がいれば、戻して出すだけでライフが1回復するのだ。マナが余っていたら、ひたすら繰り返すだけでどんどん回復していくぞ。ただ、《またたくスピリット》自体はそんなに戦闘力がないので、何らかの形で強化してあげるとより使いやすくなる。

青

《泥棒カササギ》

《マナ漏出》

《心の傷跡》

4マナでパワーが1しかないので、そんなにダメージは期待できない。しかし、このクリーチャーの真価はそのカードドロー能力。本体への攻撃が成功しただけでカードを引くことが出来るのは素晴らしい。飛行を持っているので、うまく対戦相手の飛行クリーチャーを妨害しよう。 条件付ながら、かなりお手軽に使えるカウンター呪文。カウンター呪文は、あらゆる呪文を効果が発揮される前に打ち消してくれる万能呪文なのだ。基本的には序盤のほうが効果が高いが、終盤でも相手の大きな呪文をカウンターしてくれる。 マジック:ザ・ギャザリングの勝ち手段は、対戦相手のライフを0にする以外に、ライブラリーを0にすることによっても勝利することが出来る。この呪文は、そのライブラリーを半分も削ってくれるのだ。ただ、この呪文だけでは厳しいので、他の相性のいいカードを探してみよう。
《エイヴンの賢人》&《手練》

《エイヴンの賢人》の能力自体は非常に地味だ。まあ、クリーチャーについているオマケみたいな能力なので仕方が無い。《手練》も単体ではそこまで強力な呪文ではない。しかし、2枚を組み合わせて使うと、すぐに素晴らしいカードをドローしつつ、いらないカードを山札の底に送ることによって、次にまたいいカードを引く確率を高めてくれるのだ。《手練》のコストも非常に安いので、他のライブラリー操作系の呪文と相性がいいぞ。

黒

《惑乱の死霊》

《迫害》

《死を食うもの》
その昔、まだマジック:ザ・ギャザリングの基本セットが第4版だったころ。あまりにも強力過ぎるということで第5版移行時点で収録されなかったカードの1枚が、この《惑乱の死霊》である。どれだけ強力なのか、とにかく一度使ったり使われたりしていただきたい。 手札にある、指定した色のカードをすべて捨てさせてしまうという乱暴な呪文。4ターン目にもなれば相手の土地から何色の呪文を持っているかは大体予想できるので、指定を間違えないように。相手が単色だったら、その時点でかなり勝利が濃厚になるぞ。 このクリーチャーのすごいところは、自分の墓地だけでなく相手の墓地のクリーチャーの数も数えること。相手のクリーチャーを殺せば殺すほどパワーとタフネスが増していくのだ。おまけに再生能力も付いているので、倒すのは至難の業。
《地獄の番人》&《街道筋の強盗》

《地獄の番人》は、アップキープの時限定で場と墓地のクリーチャーを入れ替えてくれる。普通に、墓地の強いクリーチャーを場に戻したりするのに便利だが、その他にも、場に出たときに効果があるクリーチャーや、墓地に落ちたときに効果があるクリーチャーと非常に相性がいい。ここでは《街道筋の強盗》を例にあげたけど、前者ならば《ネクラタル》や《グレイブディガー》、後者ならば《ただれたゴブリン》《精神を刻むもの》などとコンボになる。他にもいろいろ相性がいいカードを探してみよう。

赤

《ラースのドラゴン》

《紅蓮地獄》

《ラースの灼熱洞》

たった4マナなのに、5/5で飛行という凶悪なスペック。暴力的な赤のカードのなかでも、ひときわ存在が目立つクリーチャーだ。山が2枚壊れてしまうというデメリットはあるけれども、4回殴れば対戦相手が死んでしまうことを考えると、ガマンできる代価だろう。 本体にダメージは入らないが、小さめのクリーチャーならまさに一掃してくれる。自分のクリーチャーのタフネスがすべて3以上ならば全然影響を受けないぞ。対戦相手が緑の時には効果が薄いが、白や黒などの小型クリーチャー速攻デッキには絶大な威力を発揮する。 すべてのダメージが2倍になるという、非常にわかりやすいカード。コレを場に出した後に《溶岩の斧》を撃てばもちろん10点!対戦相手からのダメージも2倍になってしまうけれども、こちらはそれ以上の火力を速やかに叩き込めば何の問題もない。
《ルフ鳥の卵》&《燎原の火》

《ルフ鳥の卵》は、最初は何の変哲もないどころか、ほとんど戦力にならないクリーチャーだけれども、いったん卵からヒナに孵ったら突然4/4飛行というパワークリーチャーに変身してくれる。対戦相手もそれをわかっているのでなかなか攻撃してこないのだが、それならば《燎原の火》で対戦相手のクリーチャーもろとも焼いてしまえばいいというワケ。お互いのクリーチャーと土地がある程度失われるが、こちらには卵から孵ったルフ鳥がいるのだ。どちらが有利かは言うまでもないだろう。

緑

《大地の怒り》

《樫の力》

《生命の律動》

たったの6マナで8/8。しかも、対戦相手のブロックを貫通するトランプルという能力を持っている。その代わりに毎ターン緑マナを4つ支払わなければならないが、3ターンもすれば対戦相手は死んでいるのであまり問題はないのだ。 貧弱な1/1クリーチャーも、これを撃てばあっという間に《大地の怒り》級のクリーチャーに早変わり。緊急時以外には、なるべくブロックされなかったクリーチャーに使用して、対戦相手に致命的なダメージを与えるといいだろう。 この呪文の真骨頂は対戦相手のクリーチャーが0体のとき。そう、クリーチャーの数=ライフになるので、対戦相手は即死するのだ。もちろん自分にクリーチャーがいないと自分も死んでしまうけどね。その辺は他の呪文と上手く組み合わせて実現させてみよう。
《花盛りの夏》&《自然の類似》

《自然の類似》は、その性質上、場にたくさん土地が並んでいれば並んでいるほど強力になる。そこで、この《花盛りの夏》や《不屈の自然》といった呪文を使ってどんどん土地を増やしていこう。ある程度まで土地が並んだら、対戦相手が油断しているスキにいきなり《自然の類似》を撃って一斉に殴りかかるだけであっという間に勝利するだろう。ただし、対戦相手の土地もクリーチャーになるので、その点は注意。まだ、逆にそれを利用して、《神の怒り》や《紅蓮地獄》と組み合わせるのも面白い。

その他

《ボトルのノーム》

《ロクソドンの戦槌》

《道化の帽子》
壊されそうになったら、とりあえず3点分のライフになってくれるのであまりムダにはならない。アーティファクトなのでどんなデッキにもいれられるし、とりあえず使っている色でいいクリーチャーがいなかったら入れておこう。 装備品のいいところは、壊されない限り何度でも使用することが出来るところ。《ロクソドンの戦槌》をつけたクリーチャーが殴るだけでどんどんライフが回復していくうえに、ブロックしたクリーチャーはほとんどの場合、最低でも相打ちになるはずだ。 どんなデッキにも天敵はある。赤や黒のデッキにおける《ヴェクの聖騎士》や、青デッキにおける《沸き立つ海》などがそう。このカードは、そういったカードを、相手に引かれる前にデッキから除外してしまうことが出来るのだ。
マジック:ザ・ギャザリング公式ホームページ

ダウンロードは、マジック:ザ・ギャザリングのホームページ (http://mtg.takaratoys.co.jp/)からダウンロードすること ができる。カンタンなアンケートに答えて「規約に同意してダウンロード」を押してみよう。

そうすると、「ファイルの保存場所」を聞かれるはずだ。初期段階では「デスクトップ」に保存されるようになっている。それが一番わかりやすいので、何か特別な理由がない限りは「デスクトップ」にフォルダをダウンロードするのをオススメするぞ。

フォルダを開いてみると、中には「virtual_magic_9th.exe」というファイルがあるはずだ。見つけたらすぐにダブルクリック!なんと、これだけで体験ゲームソフトを起動することができるのだ。簡単でしょ?

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