前作「〜不思議な町」から9ヶ月ほどというハイペースでリリースされたシリーズ第2作。
基本的なシステムは同じで、画面内に見えている人や建物などをタッチすることで、「ナゾ」が現れたり、ストーリーが進行したりする。操作系は前作から違和感なく行える。ナゾを考えているときの音楽まで同じだ。ヒントを見るためのアイテムが、「ヒントメダル」か「ひらめきコイン」かの違いこそあるが、それ以外はパッと見たところ、前作か本作かどちらの画面か判別がつかないほどだ。
もっとも、広くライトユーザーをターゲットにしているのだから、それは意図的に変えなかった、とみるべきだろう。
また、ナゾ自体も論理的思考を求められるものから、数学的知識を求められるもの、チェスを題材にしたもの、ジグソーパズルなど幅広いジャンルが出題され、飽きのこないものとなっている。ナゾの難易度は歯ごたえあるものも多いが、ヒントも見られるし、わからないものは後回しにできたり極力詰みにならないように工夫されている。
さて、本題の「ナゾトキ×映画級」である。
やわらかなタッチのグラフィックや、音楽はもちろん個人の好みのわかれるところではあるが、見せ方は映画のそれを意識したものになっている。
時折はさまれるアニメムービーのクオリティも高く、世界観の構築に一役買っている。物語上重要な部分ではさまれるナゾも唐突な印象は否めないが、物語に介入している気にさせられ、没入感をより高めてくれる。ここのナゾは難度が低めなのも嬉しい。
ただ肝心のストーリー自体に関しては、練られたものとは言い難い。
とある富豪の一族が物語の軸になっているが、それに関わる伏線が貼られているものの最後まできちんと回収できていないものもあり、エンディングで「あれは?」と感じた部分も。ナゾの核になっている部分も(フィクションとは言え)荒唐無稽な気もした。
設定や見せ方が面白いだけにここは惜しく感じた。
とは言え、ナゾ自体の出来もいいし、操作性もいい。世界観に没入させてくれるだけのパワーをもった作品であることには違いない。かくいう自分も前作と併せてたっぷり40〜50時間くらいは楽しませてもらった。売り上げ本数もかなり出ているので、体験しておいて損はない作品です。
No.1 レイトン教授と悪魔の箱のReview
「ナゾトキ×映画級」 コピーは真実たりえたか
最終更新日時:2008/03/12 23:29:46
レビュー内容
「ナゾトキ×映画級」 コピーは真実たりえたか
- 更新日時:2008/03/12 23:29:46 |
- プレイレビュー |
- 評価:90点
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