No.68 デッドライジング (Xbox 360 プラチナコレクション)のReview

ゾンビパラダイスへようこそ

最終更新日時:2010/06/28 01:46:05

評価対象のデータ

評価対象 デッドライジング (Xbox 360 プラチナコレクション)
対応機種 Xbox 360
メーカー カプコン
ジャンル
発売日 2010年03月11日

総合評価

85

レビュー内容

ゾンビパラダイスへようこそ
  • 更新日時:2010/06/28 01:46:05 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:85

「LEFT4DEAD」と並ぶ
XBOX360ゾンビゲームの2大巨頭がこの「デッドライジング」です。
広大なショッピングモール内一面を埋め尽くすほどの
圧倒的な数のゾンビは、発売当時多くのプレイヤーの度肝を抜き、
次世代機の性能を見せつけました。

見た目だけでなく、
ゲーム中は特に何をしてもかまわない自由度の高さも魅力です。
主人公はジャーナリストで、
与えられた3日間でゾンビ大量発生の真相を追うのが第一の目的ですが、
それが絶対条件と言うわけではありません。
真相追及より、
モール内に閉じ込められた生存者の救出を優先するも、
ただひたすらゾンビを倒しまくるも、
ミニスカートの女の子のパンチラ写真を取るも、
まさしくプレイヤーの自由です。
広大なショッピングモールの中で、
自由なゾンビライフがあなたを待っています。

とは言え、それらに衝撃を受けるのはあくまでも発売当時の話で、
最近では画面を覆い尽くすほどの敵や、
いわゆる「箱庭」内での自由なプレイスタイルなども
そんなに珍しく無くなってきましたので、
今遊んでもさほど驚かないかもしれません。

ちなみにこのゲーム、
ジャンルは「ゾンビパラダイスアクション」となっており、
ホラーアドベンチャーではありません。
何故なら、全然怖くないからです。
ゾンビゲームと言うと、
乏しい武器の中、襲いかかるゾンビを、ときには戦い、ときには逃げ、
いかに生き残るかのスリルが恐怖の根源ですが、
このゲームには、非常に豊富な武器が用意されています。
銃やナイフ、バットや鉄パイプはもちろんですが、
チェーンソーや芝刈り機、
フライパンに郵便ポスト、
ベンチにゴミ箱にレジ、
果ては、シャワーの頭に冷凍サーモン(!)まで、
およそモール内にある物はほとんどなんでも武器にすることができます。
それだけでなく、主人公が使う技も、
ニードロップやフェイスクラッシャー、
ジャイアントスイングなど、プロレス技が中心。
その戦闘姿はホラーとは程遠く、爆笑すること間違い無しです。

しかし、敵はゾンビだけではありません。
と、言うよりも、
このゲームにおいてゾンビは単なるザコ敵でしかないのです。
モール内では人間も襲ってきます。
刑務所から脱走し、武装車で生存者やゾンビを殺しまくる男や、
救いを求め生贄を捧げる怪しい宗教団体など、
「本当に怖いのはゾンビではなく、極限状態に追い込まれた人間」
というテーマに描かれたストーリーは、
ある意味どんなホラーゲームよりも怖いことでしょう。
ゾンビゲームでありながら、戦闘のメインは人間なのです。

非常に魅力的な作品ではありますが、
慣れないうちは難易度の高さにイライラすることも多いと思います。
多分、銃よりも打撃系の武器の方が
強めな設定になっているのが原因だと思います。
ならば打撃系武器で戦えばいいじゃないか、と思うでしょうが、
そこに気付くのに時間がかかるのがこのゲーム最大のワナです。
なんせ、ゲーム序盤のボス戦のとき、仲間から
「これで援護してくれ」と、拳銃を渡されるんです。
こんなとき普通の人はその拳銃を使ってボスと戦うでしょう。
しかし、それではまず間違いなく倒せません。
銃は威力が弱いうえに
エイミング(照準を合わせる行為)中はスキが大きく、
近づいてバットで殴った方がはるかに楽なんです。
推理小説顔負けのミスリードです。
もう少しフォローしてほしかったところですね。

逆に、ゲーム後半難易度は劇的に下がります。
主人公は敵を倒したり生存者を救出したりするとレベルアップし、
ライフや持てるアイテム数が増えて行くのですが、
高レベルになるとボスを瞬殺できるほど強くなり、
緊張感は一気に無くなります。
この辺り、どうもバランスはイマイチな感じです。
今思えば、低レベルの少ないアイテム所持数で、
その場にあるいろんな武器を随時拾って戦っていた頃が、
一番楽しかったように思います。

あと、
主人公はモール内にあるいろんな衣装に着替えることができるのですが、
正直意味が判りません。
10代の少女やグラマーな女性ならともかく、
いかつい胸毛もじゃーなおっさんを着替えさせて、
いったい何が楽しいと言うのでしょうか? 
モール内だけでなく、クリア後に獲得できる衣装や、
ダウンロードコンテンツまで用意されてある熱の入れようは、
全く理解不能です。

と、まあ、個人的にちょっと残念な部分もありましたが、
それでも歳を取って数時間のゲームプレイも苦痛になってきた筆者が、
久々に丸1日プレイし続けたゲームです
(ジャンル的に相性が良かったのもあるでしょうが)。
いずれバイオハザードシリーズと並び、
カプコンを代表するゾンビゲームになることは間違いないと思います。

アンケート

TAG

アフィリエイト

デッドライジング (Xbox 360 プラチナコレクション)
デッドライジング (Xbox 360 プラチナコレクション)
カプコン (2010年03月11日)
定価:2,990円[税込]

No.67 DOOM II (Xbox LIVE アーケード版)のReview

俺たちのヒーロー

最終更新日時:2010/06/23 04:18:02

評価対象のデータ

評価対象 DOOM II (Xbox LIVE アーケード版)
対応機種 Xbox 360
メーカー ベセスダ・ソフトワークス
ジャンル
発売日 2010年05月26日

総合評価

100

レビュー内容

俺たちのヒーロー
  • 更新日時:2010/06/23 04:18:02 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:100

FPSというジャンルを一躍メジャーに押し上げた伝説の作品「DOOM」が、
XBOX360でサプライズ配信されてから約4年。
世界中が待ちわびた(?)続編「DOOMII」が、
ついに配信されました。
以前のレビューで述べたとおり、
「DOOM」は筆者の人生で最もおもしろかったゲームであり、
学生時代、卒業研究そっちのけでみんなでやりまくっていたゲームです。

「DOOMII」は、DOOMの新作と言うよりは、新エピソードといった感じで、
新たな敵キャラと武器の追加以外に新要素は全く無しという、
非常に男らしい続編となっております。
今回の移植でも、前作同様、パソコン版を忠実に移植。
PS版では難易度が高くて削除されたステージも収録され、
もちろんナイトメアモードも有り。
ネット対戦も最大4人のデスマッチのみと、
当時を忠実に再現しています。
なので、ゲームのシステム及び移植度に関するレビューは、
前作のものを読んでいただければ、そのまま当てはまりますので、
そちらを参考にしてください。

さて、「DOOMII」を語る上で欠かせないのが難易度。
今作のような、新要素がほとんど無い新作は、
大抵の場合、難易度がべらぼーに上がるものであり、
DOOMIIも例外無く、
Iと比べて格段に難易度が上がりました。
以前64版DOOMのレビューのときに
「パソコン版に最も近い難易度。ある意味パソコン版を越えている」と書きましたが、
それを訂正しなければいけないほど、今作の難易度は高いです。
まあ、それだけやりがいがあるのは事実ですが、
正直、前作ファンでもイライラする場面も多々あります。
多分、上下のエイミング(照準を合わせる行為)が無いのに、
マップに高低差がありすぎるのが原因だと思います。
特に困るのが高い場所から飛び降りるとき。
下に敵が待ち構えていると判っているのに上から排除できない、
という状況に陥ることがよくあります。
この辺、難易度が高いと言うよりは、いやらしいと言う感じです。
Iも難易度は高かったですが、
そのあたりのバランスは絶妙に調整されていたように思います。

と言うわけで、少々惜しい部分もありますが、
それでもDOOMはDOOMです。
ハイデフォで5.1チャンネルで
インターネット対戦装備のDOOMと言うだけで、
文句なく100点です。
まして今作は、
360だけの新エピソードを収録しています。
まさかこの歳でDOOMの新マップが遊べるなど、誰が予想したでしょうか?
長生きはするものですね。

アンケート

TAG

アフィリエイト

DOOM II (Xbox LIVE アーケード版)
DOOM II (Xbox LIVE アーケード版)
ベセスダ・ソフトワークス (2010年05月26日)
定価:800 マイクロソフト ポイント

No.66 Halo 3(ヘイロー 3):ODSTのReview

HALOとは別物です

最終更新日時:2009/10/10 02:37:00

評価対象のデータ

評価対象 Halo 3(ヘイロー 3):ODST
対応機種 Xbox 360
メーカー マイクロソフト
ジャンル
発売日 2009年09月24日

総合評価

85

レビュー内容

HALOとは別物です
  • 更新日時:2009/10/10 02:37:00 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:85

2年前に発売された「HALO3」で
HALOトリロジーは終了しましたが、
「HALO WARS」ではHALOの始まりの物語が描かれ、
アニメ化や(最近ウワサを聞かないのでどうなったのかは判りませんが)
映画化も予定され、
壮大な「HALO」サーガはまだまだ終わりそうにありません。

そんな中発売された今作「HALO3:ODST」。
「HALO3」でマスターチーフやアービターが戦っていたとき、
その裏側で起こっていた出来事を、
軌道降下特殊部隊ODSTメンバーの視点から描く物語です。

主人公がこれまでのスーパーソルジャー「マスターチーフ」から
一般兵に変更され、
その強さの違いをどうやって描くかに注目が集まりましたが、
ライフ回復が自動制から回復アイテム取得制になった以外は、
あまり違いを感じません。
チーフにしか使えない武器だと思われた
スパルタンレーザーやロットガンなども軽く使いこなし、
設置されたタレットを力ずくで引きはがす。
さらには、
敵のゴーストやチョッパーを奪い取り、
レイスに張り付いて殴りからグレネードを仕掛けたりと、
もはやチーフにも負けぬ活躍ぶり。
かと思えば、高いところから飛び降りるとダメージを受けたり、
武器の両手持ちができなかったりと、
変なところでチーフより劣るから困ったものです。

ま、やたらと高いところから飛び降りたがるのが
チーフの特徴だったような気もしますし、
片手でハンドガンやサブマシンガンのマガジンを交換するのも
よく考えたらすごい神技なので、
それがチーフ特有のアクションだと言われれば、
そんな気もしてきます。

さて、ゲームの方は「HALO3」と名乗っていますが、
同じ感覚でやると割と痛い目に遭います。
「HALO」シリーズは、
ほぼ1本道のマップをナビゲーター付きで進んでいくタイプのFPSでしたが、
今作では、広大なマップを歩き回り、
仲間が落とした手掛かりのアイテムを見つけていく、
探索タイプのFPS色が強いです。
そして、手掛かりのアイテムを見つけると、
それとかかわりのある仲間の周りで起こった出来事の回想となり、
それの繰り返しで物語を進めていくという、
ちょっと変わった形になっています。
この流れが理解できていないと、序盤はかなり戸惑うことでしょう。
マップが広すぎる上に手がかりとなるアイテムも意外と見つけにくく、
また、敵が多くて進めない場合は、
ビルの間を抜けて敵の後ろに回り込んで攻撃するなどの工夫も必要で、
HALOとの違いに戸惑うこと必至です。
序盤、筆者はちょっと投げだしそうになりました。

ま、流れさえ理解できればつまるところはほとんど無いので、
とにかく最初は、「HALOとは違うんだ」
と肝に銘じてプレイすることが重要です。

キャンペーンはそんな感じですが、
FPSのメインと言えばやはり対戦モード。
こちらの方はと言いますと、
DISK2にHALO3の対戦モードを丸々収録+新マップを3つ追加。
安定して遊べるのは言うまでもありません。
とは言え、個人的には、すでにさんざんやったので飽きた、
というのが正直なところです。
発売からすでに2年。
いまだに24時間対戦相手に困らないのは驚異的ですが、
筆者のようなプレイヤーも決して少なくはないでしょう。
そうなると実質オンラインプレイは
新モード「ファイアファイト」(と、キャンペーンの協力プレイ)のみとなり、
物足りない印象は拭えませんね。
まあ、このモード自体は非常に良いデキです。
次々と襲いかかってくるコヴナント軍を、
仲間と協力し、ひたすら倒しまくるというモードですが、
徐々に激しくなる敵の攻撃具合が絶妙で、
協力プレイ好きな人は非常に楽しめると思います。
しかし、野良(全然知らない人同士で対戦すること)で
メンバーを集められないのが欠点です。
プレイはほぼフレンド専用になり、
フレンドの少ない筆者のような人には厳しい内容となっています。
常々疑問に思っていたのですが、このファイアファイトモードと言い、
HALOシリーズのカスタムゲーム
(自分でルールを設定し、プレイする)と言い、
なんで野良でメンバー募集ができないんでしょうね?
それさえ出来れば、
筆者もまだまだ現役でHALOやってると思うんですが。

と、言うわけで、
デキは決して悪くないのですが、
大作シリーズだけに期待が大きい分、
戸惑ったり少々物足りなかったりというのが正直なところです。
ファイアファイトモードに興味が持てなければ、
シリーズファンでも、
スルーもしくはプラチナコレクション待ちでもいいと思いました。
逆にシリーズ未経験者は、
HALO3の対戦モードが完全収録されているので、
買って損は無いかなと思います。
未経験者にとっては、
3の対戦モードだけで十分100点のデキと言えるでしょう。
筆者は今はあまり遊びませんが、
当時はハマりにハマった作品ですからね。

もっとも、シリーズ未経験なら
1からやっていった方がいいとは思いますが。

アンケート

TAG

アフィリエイト

Halo 3(ヘイロー 3):ODST
Halo 3(ヘイロー 3):ODST
マイクロソフト (2009年09月24日)
定価:7,140円[税込]

No.65 The Dishwasher: Dead SamuraiのReview

また出たよ……(笑)

最終更新日時:2009/10/08 02:59:00

評価対象のデータ

評価対象 The Dishwasher: Dead Samurai
対応機種 Xbox 360
メーカー
ジャンル
発売日 2009年04月01日

総合評価

70

レビュー内容

また出たよ……(笑)
  • 更新日時:2009/10/08 02:59:00 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:70

XBOXLIVEアーケードのゲームで遊んでいると、
「外国人のセンスはわからん」と、呆れてしまうことがよくあります。
忍者爆死ゲーム「N+」しかり、
ウ○コ漏らしゲーム(?)「キャッスルクラッシャー」しかり、
とんかつパフェ的融合ゲーム「Go! Go! Break Steady」しかりです。

さて、今回レビューする「The Dishwasher: Dead Samurai」。
包丁を持ったサムライが敵を斬りまくるという、
ぶっ飛んだ設定から始まる横スクロールアクションです。
包丁だけでなく、鎌やマシンガンも出てきます。
ゲームの設定といい独特のグラフィックといい、
製作者がサムライに関して
大きな勘違いをしていることは間違いありません。
異文化コミュニケーションの難しさを感じる1作となっています。
まあ、日本人ですら日本の心を忘れがちな昨今、
外国人に武士道とかわびさびとか理解しろって方がムリな気もしますし、
きっと日本人も、欧米諸国に対して偏見を持っていることでしょう。
タカ&トシの「欧米か!」のネタを見た欧米人も、
このゲームをプレイした私たちと同じような気持だったのかもしれません。

ゲームの方は多彩なコマンド技を組み合わせて繰り出す連続技が楽しい、
スタイリッシュアクションに仕上がっています。

ま、スタイリッシュアクションって言ってみたかっただけなんですけどね。

アンケート

TAG

アフィリエイト

The Dishwasher: Dead Samurai
The Dishwasher: Dead Samurai
(2009年04月01日)
定価:800マイクロソフトポイント

No.64 フィアー2 プロジェクト オリジンのReview

FPSとホラーの融合

最終更新日時:2009/10/04 22:25:00

評価対象のデータ

評価対象 フィアー2 プロジェクト オリジン
対応機種 Xbox 360
メーカー サイバーフロント
ジャンル
発売日 2009年08月27日

総合評価

70

レビュー内容

FPSとホラーの融合
  • 更新日時:2009/10/04 22:25:00 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:70

他機種を持ってないのにこんなことを言うのもアレですが、
筆者はXBOX360は
現行機では最も素晴らしいゲーム機だと断言します。
しかし、筆者的に1点だけ、
他機種に比べて大きく劣り、常々残念に思っていた点があります。
それは、ホラーゲームに乏しいこと。
Wiiには零が、PS3にはサイレンがありますが、
360にはこれという作品がありません。
これが「ゾンビゲーム」というジャンルならば、
デッドライジングにLEFT4DEADという2大巨頭があり、
これだけで他の追随を許さないのですが、
2作品とも恐怖よりも笑いが先行してしまうので、
ホラーとは言い難いのが現状です。

さて、そんなホラー飢餓状態の360をなんとかしようと
発売元が思ったかどうかは判りませんが、
海外から満を持して登場となったこの「F.E.A.R.2」。
FPS(ファースト・パーソン・シューティング。
1人称視点のシューティングゲーム
……って、この説明をするのは何度目だろう?)
と、ホラーの融合という、
HALOもサイレンも大好きな
筆者にはたまらない内容のゲームとなっています。

海外のホラーというと、
斧でザシュ、血がドバー、金髪ギャルがキャーみたいな、
スプラッター的なイメージが強いですが、
数年前の「リング」や「呪怨」のハリウッド進出による影響か、
本作はジャパニーズホラーのテイストが
ふんだんに盛り込まれた内容となっています。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
演出はついつい引き込まれてしまうほど見事です
(筆者は発売前に配信されたゲームの映像を見まくったおかげで、
かなりの部分、「ふ〜ん」な感じで終わってしまい、
あんまり怖くなかったのですが……)。
見事なんですが、ちょっとくどいのが欠点です。
後半かなりマンネリ気味になってきますので注意してください。

ホラー面は十分合格点ですが、
FPS面は、ほぼ制約なく使える「スローモー」という特殊能力のおかげで、
割と大雑把に戦っても進んでいける感じです。
このあたり、緊迫した射撃戦が持ち味の昨今のFPSとは、
少々方向が違うと思います。
マップを隅々まで調べて出口を探す探索要素も強いので、
元祖FPSのDOOMに近いデキです。
賛否の分かれるところですが、
今でもDOOM命な筆者は十分楽しめました。
まあ、あそこまでマップ中を行ったり来たりすることは無いですが。

さて、ゲームのデキ自体は決して悪くないのですが、
海外産ゲームとなると、
どうしても付きまとうのがローカライズの問題。
何言ってるのか微妙に判らない日本語が乱立する作品が
結構出回ってる360だけに、気になるところですよね。
ま、タイトル画面に「押すと続く A」
と表示された瞬間気付くと思いますが、
残念ながら結構いい加減です。
テキストのみ日本語なのは映画字幕派の人にはいいですが、こん
な感じで改
行が適当になって
る部分が多いの
で、注意が必要です。
まあ、幸い意味不明な日本語は見当たりませんでしたので
安心してください。

もっとも、ストーリーは1からの続きであるにもかかわらず、
1は日本未発売(パソコン版はアリ)。
1のストーリーのフォローは何もなく、
微妙に話の意味が判らなかったりします。

あと、敵を撃つと、
「バシュ」っと、その場で消えてしまうことがよくあります。
何か未知の力による怪現象が起こっているのか
と思っていたのですが、
ストーリーが進んでもその謎は解明されません。
何だろう? と思って調べてみたら、
このゲーム、本来はヘッドショットを決めたり、
至近距離でショットガンをぶっぱなしたりすると、
頭や腕や身体が吹っ飛ぶのだそうです。
いわゆるゴア表現ですね。
そこに規制が入り、このような仕様になったようです。
まるで風船人形でも撃ったかのような感覚に、
なんとも脱力してしまいます。
いろいろと問題があり、人体欠損に規制が入るのは仕方ないと思いますが、
もう少し方法があったように思いますね。
これはあまりにもお粗末です。

そして、表現方法が違えば
当然ネット対戦は日本のみになってしまいます。
ラグの問題から解放されるのはありがたいのですが、
対戦相手は非常に少ないです。
上記のローカライズの微妙さもあってか、
発売直後にも関わらず、尋常ではない過疎り用でした。
今ではほとんど人はいないと思います。
ネット対戦関連の実績も多いので、これは大きな痛手です。

ま、いろいろと大人の事情が絡んで、残念な部分が多く、
360を代表するホラーゲームとなれるかは微妙なところですが、
ダメな部分を嘆いてもどうしようもありません。
筆者はシングルプレイをまったりとやって、
わりと楽しめました。
人生を楽しむコツは、つまらないことばかりに目を向けるのではなく、
楽しいことだけを見ること。
あなたもこの作品で、人生の歩み方を学んでみませんか?

アンケート

TAG

アフィリエイト

フィアー2 プロジェクト オリジン
フィアー2 プロジェクト オリジン
サイバーフロント (2009年08月27日)
定価:7,665円[税込]

No.63 スローンとマクヘールの謎の物語のReview

2の発売日ですが、1のレビューです。

最終更新日時:2009/09/03 22:19:00

評価対象のデータ

評価対象 スローンとマクヘールの謎の物語
対応機種 ニンテンドー DS
メーカー レベルファイブ
ジャンル
発売日 2009年05月21日

総合評価

80

レビュー内容

2の発売日ですが、1のレビューです。
  • 更新日時:2009/09/03 22:19:00 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:80

ある老夫婦が、2人きりで海辺を歩いていた。
すると、突然老婆が
「お爺さん、海が呼んでる……」
と言いだした。
老人は耳を澄ませたが、海辺には誰もおらず、人の声は聞こえない。
しかし老婆は、
「海が呼んでる……海が呼んでる……」
と言い続ける。
老婆はなぜこんなことを言い出したのだろうか?

というふうに、物語の結末が語られ、
その過程を考えるという新感覚の推理ゲームです。
テレビゲームとしては新感覚ですが、
このゲーム自体はかなり昔から存在しています。
「ウミガメのスープ」という話をご存じないでしょうか?
あるレストランでウミガメのスープを食べた男が、
突然崖から飛び降りて死んでしまった、というアレです。
昔、テレビドラマの
「世にも奇妙な物語」でもやってたような気がしますので、
知ってる人も多いかと思います。

本作は会話感覚で謎を解くゲーム。
様々なキーワードをタッチしていくと質問文が作られ、
その質問は「はい」「いいえ」「関係ない」で回答され、
それをもとに推理していきます。
筆者は最初、このゲームにはあまり興味がなく、
スルーするつもりだったのですが、
公式サイトのWEB体験版をプレイし、
その楽しさに魅了され、
すでに日付も変わろうかという時刻だったのですが、
すぐに深夜まで営業しているゲームショップに行き、購入しました。

ただ、最初はやめ時を見失うほど楽しかったのですが、
問題のほとんどが「思い込み」を利用した言葉遊びのトリックで、
答えが判っても「うーん」と首をひねるような問題が多いです。
前述の「ウミガメのスープ」には
壮大なバックストーリーが潜んでいるのですが、
そのような作品はほとんどありません。

また、クリアまでは10数時間と、
昨今のゲームとしてはボリューム大とは言えません。
まあ、値段が値段なのでその辺は目をつむるとしても、
途中からプレイが作業的になり、
飽きるのも結構早いと思います。

ま、ゲームの仕様上、張り切って何時間もプレイするのではなく、
1日1問くらいで進めていくのが良いのかもしれませんね。
クイズゲームなので
1度クリアしてしまうと終わりという印象が強いですが、
クリア後は他の人と一緒にプレイすることで、
また違った楽しみを味わうこともできます。
その点は、新たなジャンルを切り開いたと言えるかもしれませんので、
評価できると思います。

え? 冒頭の問題ですか?

答えは
波が押し寄せるたびに
「ばちゃーん……ばちゃーん……」

なーんでかふらめーんこー。おーれー。


※実際のゲームにこのような問題はありません。
 もっとちゃんとしてますので安心してください。

アンケート

TAG

アフィリエイト

スローンとマクヘールの謎の物語
スローンとマクヘールの謎の物語
レベルファイブ (2009年05月21日)
定価:3,500円[税込]

No.62 13歳のハローワークDSのReview

大人になったら、なんになる?

最終更新日時:2009/07/09 01:35:07

評価対象のデータ

評価対象 13歳のハローワークDS
対応機種 ニンテンドー DS
メーカー デジタルワークスENT
ジャンル
発売日 2008年05月29日

総合評価

60

レビュー内容

大人になったら、なんになる?
  • 更新日時:2009/07/09 01:35:07 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:60

ドラマ「ライフ」でブレイクし、
その後、ドラマに映画に大活躍の、
きいちゃんこと北乃きいが声優を務める作品です。
最近では「瞬間アセキュン、シーブリーズ!」のCMでお馴染みですね。
駅伝のアンカーを走る先輩と並走してゲキを飛ばし、
給水場でドリンクを渡し、
歩道橋の上から旗を振り、
ゴールした先輩に「先輩すごいっす!」と駆け寄る。
常に先輩に先回りしているあんたの方がすげーよと、
ツッコミのひとつも入れたくなりますが、
ゲームの方は、そんなきいちゃんにつられて買うと、
後悔すること間違いなしのデキとなってます。

「13歳のハローワーク」と言えば、
村上龍のベストセラー著書として有名で、
子供のころから様々な仕事に興味を持ち、将来に生かしてほしい、
という思いから生まれた作品ですが、
DS版はその名を借りたミニゲーム集。
フィールドを地道に歩き回り、
着いた先々で様々なゲームに挑戦するのですが、
単調なものや
「ナゼに!?」と思わず大声を上げてしまうほど難易度の高いもあり、
正直かなりキビシイです。

もちろん、実際の就職活動は足が命ですし、
一見華やかに見える仕事でも、
楽しいことばかりではなく、つらく厳しいことだってあります。
そういった仕事の現実を
ちゃんと伝えようとする姿勢は立派だと思いますが、
ゲームくらいはストレスなく遊びたいものですね。

なお、きいちゃんに何の興味もない人は、
点数から20点マイナスしてください。

アンケート

TAG

アフィリエイト

13歳のハローワークDS
13歳のハローワークDS
デジタルワークスENT (2008年05月29日)
定価:3,990円[税込]

No.61 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66 (Xbox LIVE アーケード版)のReview

100点以外つけようがない

最終更新日時:2009/07/03 17:02:07

評価対象のデータ

評価対象 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66 (Xbox LIVE アーケード版)
対応機種 Xbox 360
メーカー セガ
ジャンル
発売日 2009年04月29日

総合評価

100

レビュー内容

100点以外つけようがない
  • 更新日時:2009/07/03 17:02:07 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:100

多くのファンが待ちわびた、
タイムラグも課金も気にせず遊べる、
電脳戦機バーチャロンオラトリオ・タングラム、
通称オラタンが、ついに登場しました。
配信後わずか2日で、
4月のXBOXLIVEアーケードの
ダウンロードランキング1位を獲得した点から見ても、
筆者のように今作を待ちわびていたユーザーが、
いかに多いかが判ります。
対戦相手の実績を見ると、
オラタンしか無いプレイヤーも多く、
ハードの普及にもかなり貢献しているようですね。

さて、今回はゲームのこと云々よりも、
まず語っておかなければならないことがあります。
このオラタン、ゲーム史に残る偉業を2つ残しました。

1つ目は、10数年前のゲームを爆発的にヒットさせたこと。
公式HPのコラムによりますと、
今作はセガのとある暴走プログラマーが、
勝手に作ってしまったようです(笑)。
配信までには「本当にこんな昔のゲームが売れるのか?」
という疑問が社内に渦巻いていたようですが、
フタを開けてみれば前述のような大ヒット。
かつて家庭用ゲーム機で発売されたゲームでも、
通信対戦を装備していなかったり、
タイムラグや料金の関係で本来の楽しさを味わえなかったりして、
歴史の闇に消えたゲームは数多く存在すると思います。
通信環境がようやく整って来た昨今、
それらのゲームの復活を望む人が、いかに多いことか。
オラタンの大ヒットで、そのことが明らかとなりました。
今後もこのようなタイトルが増えることを願ってやみませんね。

そしてもう1つは、
『絶対ないだろう』と思われていた
バーチャロン用コントローラー『ツインスティック』の発売を
実現させてしまったことです。

これは、前代未聞の出来事です。

10数年前の、しかもダウンロード専用のゲームソフトに、
周辺機器を発売する。
こんなことが実現するなど、誰に想像できたでしょうか?
ユーザーが熱望し、その熱意に会社も熱意で応える。
バーチャロンとツインスティックの関係は切っても切れないものであり、
筆者のつたない文章力では
今回の出来事の素晴らしさの一片も伝えられないことが
悔しくて仕方ないほど、これはとんでもない偉業だと思います。

とは言え、今回の100点は、
その大半が当時のプレイヤーである筆者が持つ強烈すぎるほどの
「思い入れ」によるものです。
全くの新規プレイヤーが今から始めて
どれだけ楽しめるかは正直判りません。
ゲーム自体は当然のことながらかなりの完成度なのですが、
対戦の円熟期も遠の昔に迎えてしまったこのゲーム、
新規プレイヤーが参戦すると、
壮絶な返り討ちにあうこと必至です。
なので、最初は屍の山を築いてもへこたれないタフな精神力が
何よりも必要となります。

まあ、この辺は他のネットゲームもあまり変わらないかと思いますが、
人との対戦がメインのゲームであり、
1人用のモードも充実していませんので、
対戦でないと、本来の楽しさの1/10も味わえません。

……と、まあオラタンに思い入れの無い人に
どれだけこの素晴らしさが伝わるかは判りませんが、
今作は紛れもなくゲーム業界の歴史に残る作品であり、
1プレイヤーとしては未来永劫語り継がねばならないのであります。

アンケート

TAG

アフィリエイト

電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66 (Xbox LIVE アーケード版)
電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66 (Xbox LIVE アーケード版)
セガ (2009年04月29日)
定価:1200 マイクロソフト ポイント

No.60 Alien Hominid HD(Xbox LIVE アーケード)のReview

どっちがメイン?

最終更新日時:2009/04/19 01:13:58

評価対象のデータ

評価対象 Alien Hominid HD(Xbox LIVE アーケード)
対応機種 Xbox 360
メーカー
ジャンル
発売日 2007年02月28日

総合評価

60

レビュー内容

どっちがメイン?
  • 更新日時:2009/04/19 01:13:58 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:60

The Behemoth社が、
キャッスルクラッシャーの前にXBOXLIVEにて配信したゲームです。

キャッスルクラッシャーは
昔懐かしいベルトスクロールアクションでしたが、
こちらも昔懐かしい、横スクロールのアクションシューティングです。
この会社のイラストのセンスは
もはや芸術レベルといっても過言ではないですが(?)、
ゲーム内容は比較的オーソドックスな作りとなっています。
主人公の攻撃手段、パワーアップ方法など見る限り、
この手のゲームに詳しくない人は、
メタルスラッグだと思って間違いないと思います。

まあ、ゲーム的な完成度で言えば、
メタルスラッグの方に軍配が上がると思います。
難易度が高いのはどっちもどっちですが、
こちらは死んでもその場復帰の上に無限コンテニュー。
なので、緊張感がほとんどありません。
ゲーム自体を楽しむよりは、
とぼけた世界観を楽しんだ方がよさそうですね。

ちなみに、オマケ要素で、
今時許されないようなミニゲームが多数収録されています。
アクションゲームツクールがあれば
筆者でも数時間で作れてしまいそうなものばかりですが、
それが意外と面白かったりするので困ったもんです。
有料の追加コンテンツもほとんどこのミニゲームに関するものですし、
本編よりもこちらの方が人気があるのかもしれません。
もうワケが判りませんね。

アンケート

TAG

アフィリエイト

Alien Hominid HD(Xbox LIVE アーケード)
Alien Hominid HD(Xbox LIVE アーケード)
(2007年02月28日)
定価:800マイクロソフトポイント

No.59 ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜 (PlayStation2 the Best)のReview

システムとシナリオのマッチ具合はゲーム制作のお手本?

最終更新日時:2009/04/14 20:17:37

評価対象のデータ

評価対象 ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜 (PlayStation2 the Best)
対応機種 プレイステーション2
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル
発売日 2006年03月02日

総合評価

95

レビュー内容

システムとシナリオのマッチ具合はゲーム制作のお手本?
  • 更新日時:2009/04/14 20:17:37 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:95

「ヴィーナス&ブレイブス」は、同社が発売した
「7〜モールモースの騎兵隊〜」のシステムを受け継いだRPGです。
前作の「7」が長いチュートリアル的意味合いが強かったのに対し、
今作はストーリー面が強化され、
ある意味完成形とも言える作品となっています。

戦闘システムは前作「7」のものを完全に継承し、
いくつかの追加要素はありますが、
大きな変化はありません。
相変わらず考え始めたら止まらない奥の深いバトルが楽しめます。

戦闘システムに関しては「7」のものを見てもらうとして、
ここではストーリーに触れておきたいと思います。

ゲームの主人公は、
とある事件により不死の体となった戦士、ブラッド・ボアル。
彼はある日、女神より100年後に起こる破滅の予言を回避するため、
騎士団を率いて100年という長い期間
戦い続けることを宿命づけられます。
ブラッドは仲間を集め、騎士団を作り、
各地に現れる魔物と戦い続けます。
やがて騎士団のメンバーは成長していきますが、
優秀なメンバーであっても歳をとると衰え、戦えなくなります。
そのメンバーにどんなに愛着があろうとも、
戦力にならない者は騎士団から外し、
新たに若いメンバーを入隊させなければなりません。
騎士団を去ったメンバーはやがて天寿を全うし、
天に召されますが、主人公は決して死ぬことはありません。
限りある生を持つ者と不死なる者の葛藤。
ゲームシステムと見事にマッチしたシナリオは見事の一言で、
ぐいぐいと引き込まれること間違いありません。
もちろん、前作で好評だった、透き通るようなナレーションも、
声優は変わってますが健在で、この「語り」は必見です。

ただ今作、1点だけ不満な点と言うか落とし穴があります。
戦闘を続けるとまれに仲間間に恋愛感情が生まれ、
やがて結婚、子供が産まれるのですが、
両親の能力を引き継いだ子供は非常に強力なユニットで、
成人し入隊すれば、大きな戦力となります。
さらにその子供が結婚し、新たな子供ができると、
より強力なユニットとなるのですが、この世代まで来ると、
あまりに強力すぎてゲームバランスを大きく崩してしまいます。
もはや配置うんぬんでどうこうするゲームではなく、
力押しでどうにでなってしまうので、
筆者は急激に冷めてしまいました。
即刻解雇し、以後、このゲームをプレイする場合は、
子供に子供は作らない、という掟を作ってプレイしています。
「とにかく最強キャラを作りたい!」という人は別ですが、
純粋に編成でのバトルを楽しみたい人は要注意ですよ。

アンケート

TAG

アフィリエイト

ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜 (PlayStation2 the Best)
ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜 (PlayStation2 the Best)
バンダイナムコゲームス (2006年03月02日)
定価:2,800円[税込]


Total Data

レビューの傾向

グラフ
    アクション (20%)
    アクションシューティング (16%)
     (10%)
    アドベンチャー (10%)
    シューティング ( 9%)
    RPG(ロールプレイング) ( 7%)
    アクションアドベンチャー ( 5%)
    テーブルストラテジー ( 3%)
    シミュレーション ( 3%)
    パズル ( 1%)
    本体・周辺商品 ( 1%)
    教育・実用 ( 1%)
    シミュレーションRPG ( 1%)
    アクションRPG ( 1%)
    アクションパズル ( 1%)
    バラエティー ( 1%)
投稿数 68件 平均点 81.25
標準偏差 12.64
レビュータイトルリスト

期待しているタイトル





Powered by famitsu.com