なんとなくDOOM心に火がついてしまったので、
DOOMのレビュー特集なぞ、お届けしようかと思います。

パソコンで爆発的にヒットしたDOOMが、
家庭用に初めて移植されたのは、1994年の12月3日。
くしくもプレイステーションの発売日ですが、
発売されたのはPSではなく、メガドライブのスーパー32Xでした。
ご存知の通りメガドライブにはLRボタンが無く、
左右の平行移動はシフトボタンを押しながら左右方向キーで行うなど、
操作性にちょっとした問題があり、
また、32Xというマイナーすぎるハードも影響し、
成功とは言えない移植となりました。

次に登場したのがスーファミ。
ハードはメジャーでも性能的にどうなのよ、
という各方面からの突っ込み通り、
こちらも成功とは言えない移植でした。
よって、DOOMerが納得する移植は、
このPS版の登場まで待つ事になったのです。

念願の登場となったPS版DOOMは、
期待通り非常に高い移植度となっています。
タイトルはDOOMですが、
中身はDOOMT・Uのカップリングで、かなりお得な内容だと思います。

ただ、一見完璧な移植に見えても、
実際はPC版と大きく異なる点がいくつかあります。
まずは難易度。洋ゲーと言えば高難易度で有名ですが、
DOOMのPC版もその例に漏れず、かなりの難易度でした。
このPS版ではその点が改良され、難易度が抑えられています。
家庭用向けのアレンジとしては妥当なところなんですが、
マップがいくつか削除されているとなると話は違ってきます。
ま、消えたマップは本当に難しい(と言うかいやらしい)
マップなんですけどね。

また、PC版は5つの難易度から選べましたが、PS版では4つ。
超絶難易度をほこった「ナイトメア」がありません。
あまりにも難しすぎて、普通の人には全く必要のない難易度なんですが、
この後10年近くに渡って
DOOMをやり続けることになった筆者としては、
この「ナイトメア」が無いのは口惜しくて仕方ありませんでした。

しかし、なんと言っても4人プレイができないのが一番の違いでしょうね。
「マルチプレイを遊んでいない人は、DOOMを遊んだとは言えない」
という格言もあるくらい(?)、
DOOMに4人プレイは必要不可欠なものなんです。
まあ、当時はインターネットなんて物は全然一般的ではなく、
家庭用の据置型ゲームに4人対戦を期待するのがムリってもんですが、
高望みとはわかっていても、どうしても望んでしまうのです。
ま、このPS版は、通信ケーブルを使っての2人プレイは搭載しており、
協力プレイに関してはPC版同様に行うことができます。
この点は、他機種晩と比べ、大きく優れていると言えますね。
筆者はこのDOOMのために、
通信ケーブルとソフトもう1本とテレビをもう1台買ったほどです。

と言うわけで、PC版と比べると不満点は多々ありますが、
当時の家庭用のDOOMとしては最高レベルのデキだと思います。