「都市伝説」を題材にした推理物のノベルアドベンチャーです。

「友達を殺した犯人を探しています。
情報をお持ちの方は返信してください。
情報をお持ちで無い方は、
同じ内容のメールを10人に転送してください。
もしメールを止めると、あなたを犯人とみなし、殺しに行きます」や、
「教室で数人の学生がこっくりさんをしていると、
何人かが突然狂ったように暴れ始めた。
それはまるで、狐に取り付かれたかのようだった」等、
ウソかホントか判らないような話がテーマになった
事件の解決を目指します。
おもしろいのは、これらの事件を科学的に解釈で捜査するか、
オカルト的な解釈で捜査するかで、
展開が大きく変わるところです。

さらに、各シナリオのラストには、
事件関係者の人物の相関図をまとめる
(例えば、犯人と被害者の関係、犯行動機、等の穴埋めをする)
「推理ロジック」があります。
これの正解率でエンディングが変わるので、
物語をしっかりと理解し、独自に推理しないと
謎が解けないようになっています。

また、ゲーム中に登場した単語を解説する
データベースも豊富で、これがなかなかおもしろいです。
内容は、「ベットの下の斧男」や「ピアス穴の白い糸」
と言った誰もが聞いたことのある話から
「某放送局は放送終了後、視聴料を払っていない人の名前を
砂嵐の中で流している(!?)」など、
誰も聞いたことが無いような変わったものまで詳しく解説されてあり、
結構勉強になります(何の役に立つかは不明ですが)。
都市伝説だけでなく怪談や心理学、民俗学など、
役立つ情報もたくさんあり、
これを収集するのもこのゲームの醍醐味です。

ただ、怖さの演出面ではもうひとつと言ったところなので、
ホラーゲームとしてみるよりは、
推理ゲームとして見たほうが楽しめると思います。

ちなみに少し前にベスト版やPSP版が発売され、
こちらの方は読み飛ばしのスピードアップや
選んだ選択肢が色違いで表示されるなどの機能が追加されており、
遊びやすくなっています。
今やるならこちらの方がオススメです。