設定…B/ストーリー…C/システム…D/グラフィック…A/音楽…C


堀部さん、本当に神すぎだよぉ。

今作は、大体十数時間くらいでコンプできる短編…と言うわけではないですが、テキストが上手にまとめられていて快適に読み進めることのできる作品です。(1ルート3〜5時間×3+α)

で、その短めの物語の中に詰め込まれてるイベントCGの数が450枚以上(差分も含んでますが、差分CG自体がそんなにありません)。ちょっとした出来事にも惜しみなくイベントCGをつぎ込んでいて、立ち絵だけの進行に飽きることは一切無かったです。しかも、そのCGのクオリティがまた惚れ惚れするような出来なんですよね。

物語は「日常」と「非日常」をルートによって分け隔てたもので、ルートによってはこの物語の根源に全く触れないルートもあります。日常をただ過ごすだけのルートですね。しかし、そんなルートにも凄まじい罠が…。

その罠が……たまらないシチュエーションw
もうね、「まさかコイツがなぁ〜」とか思ってたら突発的に羨ましい展開に…wしかもっ、そういうシーンになるといきなりイベントCGの顔が色っぽくなるんですよねw
堀部さん…、良く分かっていらっしゃる。

非日常的なルートも、世界観の理解は少し難しかったですが奥が深いシナリオです。クラマックスは本当に名場面ですしね。グラフィックがこの名場面を作り上げたな…って感じがするほど視覚に訴えてくるものもありました。遠写の構図や描き方は本当に息を呑むほどに素晴らしいです。「静」の臨場感が伝わってくるというか。

私、現実的な世界観に中途半端なSF要素を取り入れた物語って好きじゃないんですが(某ハルヒとか)、この作品はすんなり世界観とか好きになれました。絵だけでも本当に満足できる作品ですね。

─おわりに
「斑霧」の開発中止が去年の暮れになって正式に発表されました。遅すぎですよね。もう随分と凍結状態でしたから。今からでも開発再開してくれないだろうか…。正直、設定は今作「インタールード」より「斑霧」の方が面白そうなんだよなぁw