設定…B+/ストーリー…B/システム…B/グラフィック…C/音楽…B
えー…、まず、声優さん。色んな意味でお疲れ様でした。
原作にはなかったボイス付きということで、今作には声優さんの熱演が多々あるわけなんですが、正直ね…個人的にかなり癪に障るんですよね…。元々の登場人物のウザさもありますが、更に追い討ちをかけるようにして苛立ってきました…。
その苛立ちをまたまた更に悪化させるのがテキストの量…orz
今作の終点である『澪尽し編』のエンディングに到るまでの大体のプレイ時間ですが、流し読み程度にスラスラ読めれば40〜60時間程度、普通に読んでいけば60時間〜80時間程度、テキストを深読みしながらじっくり読んでいくと90時間〜120時間程度、もしくはそれ以上かかると思われます。なので、ゲームをする時間をたっぷりと作れる方でないと、今作を快適に進めるのは非常に困難かと思うのです。実際私も、終盤はかなりイライラしながら読み進めていましたからね…。
これは別にシナリオを批判しているわけではありません。今作は読み物としてはかなり面白み・深みのある物語で、レビューサイトを見ても高い評価を受けてるのは理解できるのです。ただ、今作のシナリオを執筆した竜騎士07氏、かなり特徴的なテキストの書き方をされるんですよね…。
某きのこ氏のような、超絶に回りくどい言い回しや、既に分かってることをわざわざ大量のテキストを用いてぶり返したり、言ってしまえば省略可能なテキストがかなりあるような気がするんですよ。まぁ書く人によって表現の仕方に癖や心情はあると思うんですが、その膨大なテキスト量に対して不快感を感じる人も少なからずいると思うんですよ。だから、そこで今作の評価も微妙に分かれてくると思います。
あと今作は、ミステリー要素はあることを理由に「ほぼ皆無」ですので、謎解きなどに期待されている方はプレイすると不愉快に感じられる可能性もあります。
演出関係は、例の「嘘だっ!」とか、随所に挿入されている驚かし系トラップ(?)の演出が良かったです。あと、最終章『澪尽し編』の終盤にあるボーカル曲の演出、あの瞬間は鳥肌が立ったなぁ…。
ボーカル曲は良曲揃いです。特に、『澪尽し編』のED曲である「Friend」は、不覚にも泣けてくる曲です。この物語あってこその曲って感じですね。今作は、祟りや惨劇という出来事を通しながらも、プレイヤーである我々に大切なことを投げかけているんですよね。そしてED曲が「Friend」というわけですから、この物語が最終的に何を訴えたかったのか、プレイした方なら痛いほどに理解できると思います。
というか竜騎士07氏、こんなメッセージ性の強い物語を書けるんだから、こういうトリック系のミステリーモノはもうやめた方がいいんじゃないかなぁ…と思いますですよ。「罪滅し編」であんなに素晴らしいことをテーマにしていたのに、結局はひぐらしの物語全体を目の前にしてはどうしても埋もれてしまいますからね。
他には、膨大なバックログ(文章履歴)、バックログ表示中の□ボタンでの高速クイックロード、次の選択肢への瞬間スキップなど、システム面もかなり良好です。
原作未プレイの方でも、原作プレイ済みの方でも、時間に余裕さえあればそれなりに楽しめる作品だと思うので、ゲーム屋などで見かけたらお持ち帰りぃ〜〜〜〜してみてはどうでしょうか。もちろん私は一切の責任を負いませんがね。んっふっふっふ
ひぐらしのなく頃に祭のReview
オヤシロさまが"我々"に訴えていることとは…
最終更新日時:2007/03/07 22:43:39
レビュー内容
オヤシロさまが"我々"に訴えていることとは…
- 更新日時:2007/03/07 22:43:39 |
- プレイレビュー |
- 評価:77点
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