設定…A/ストーリー…AA/システム…B/グラフィック…B/音楽…C

  い
か つ て 交 わ し た 約 束 と 。
  か
  還
  る
  べ
  き
  場
  所
  へ
   ゚

上のフレーズですが、意味深でとても魅力的ですよね。
このフレーズが今作の全てを物語っていると言っても過言ではないですね。

初めに忠告しておきますが、このゲームにはかなり高度な伏線、ネタバレが数多く用意されていますので、まだプレイしてない方は今作のレビューサイトなどを見たりするのは絶対やめた方がいいです。プレイ前に思わぬネタバレを喰らってしまうと、今作の魅力が失われてしまうも同然ですからね…。公式HPなどを見て少しでも面白そうだなと感じたら、是非プレイして欲しい作品です。

ということで、本編に関してはここでは詳しく書けません。なので一応、ここから下は未プレイの方は極力スルーした方がいいかと思いわれます。まぁ私なりに頑張って規制して書きますので、強制的に「見るな!」とは言いませんが…。

私なりに考えた今作のテーマ、それは『極限状態における恋愛』ですね。まぁジャンル名が「恋愛アドベンチャー」なので恋愛要素があって当然なわけですが。

本編中に「武視点」と「少年視点」がありますが、正直言うと「武視点」と「少年視点」のシナリオでは差がありすぎてます。どう考えても、「少年視点」のシナリオはあっさり感がありますね…。まぁ、「武視点」のエンドを見てから「少年視点」のエンドを見たので、そう感じてしまったのかもしれませんが。

一方、「武視点」のシナリオはかなり泣けました。というか、感動の場面で「Karma」のBGMを流すのは反則ではないだろうか…。それまで泣くのを我慢していたのに、「Karma」が流れた瞬間にもう大洪水でしたw

物語を進めていくうちに、きっと様々な「疑問」や「矛盾」を感じると思います。ですが、最後のルートで物語の大半の謎は解けます。この最後の最後まで伏線の回収を引っ張ってきて一気にネタバレを喰らわせてきたのはもうお見事です。詳しくは言えませんが、あんなに複雑化させたシナリオをよくもまぁ最終的に落ち着かせたな、と関心するばかりです。

まぁここまで複雑化させてしまったので、シナリオに穴を探せば見つかるのだとは思いますが、その前にこの物語のカラクリを知ってしまった以上、もう我々には讃えるしかないんじゃないかと思われます。

ですが、同じようなテキストを何回も読まされたのは正直キツかったですね。まぁ、シナリオ構成上仕方ないことだとは思いますが。

グラフィックに関しては、立ち絵がショボいです。いや、だってねぇ…、腕を上げながら喋られても…。ですが、イベントCGは結構綺麗なものが多いので、全体的に見ればかなりの評価を出来ると思います。

音楽関連は、BGMの「Karma」が神掛かってますが、他の曲はあまり心に残りませんでした。まぁ「Karma」の印象が強すぎたこともあるんでしょうけど…。

システムはQ.セーブ、Q.ロードが使い易く、ショートカットもあって使い勝手は良好です。

果たしてシリーズ新作となる「12RIVEN-the Ψcliminal of integral-」は、きちんとサイバーフロントから発売されるのでしょうか。とても気になります…。