設定…C/ストーリー…C/システム…B/グラフィック…B/音楽…A


前作で登場した偉大なる錬金術士「イリス」の幼少期の物語です。ですが、前作も今作もイリスはあくまでオマケっぽいんですよね…。

今作では、イリスはヴィーゼ側に付き添い、また物語の展開にも関わってくるワケですが、タイトルを飾ってるキャラだけあってもうちょっと優遇されても良かったんじゃないかなぁと思います。

ストーリーは王道な冒険モノにちょっと手を加えたような感じです。物語序盤で主人公(フェルト)とヒロイン(ヴィーゼ)は世界を隔てて離れ離れになってしまいます。それから、唯一の通信手段「シェアドリング」を利用して手紙やアイテムなどのやり取りが出来る訳ですが、その手紙、見てるこっちが恥ずかしくなるほどにピュアなんですよねw

まぁそんな純粋なお二人さんが世界を隔て、お互いに助け合い、励ましあいながら「自分が今出来ること」を探し、頑張る姿は、お互いの『想い』を感じざるを得ない光景ですよね。

主人公・フェルトは異世界にて仲間を見つけ、共に戦い、世界を救う方法を探す一方、ヒロイン・ヴィーゼはフェルトのサポートに徹し、様々なマナと契約して道を切り開いていきます。だから、主人公を操作してるときとヒロインを操作してるときでは、違う楽しみが味わえるんですよね。

冒険メインの主人公サイドでは、戦闘にまず驚きました。戦闘がスピーディすぎるw
慣れると普通に感じるのですが、初めてやったときにはそのテンポの速さに驚きました。なので、戦闘が面倒臭い作業にはならずに楽しめました。

調合メインのヒロインサイドでは戦闘は一切ありません。まぁ中盤以降、ヴィーゼの思いがけない行動から例外が生じるわけですがw
「ちょwおまwww」と思わず言いそうになりますね。
でもヴィーゼ側ではアトリエシリーズの誇る調合システムにどっぷりと浸れ、街の人の変化を眺めたり、マナとの契約をしていく過程は従来のRPGには見られない面白さがありました。

音楽も、世界観をそのまま音で表したかのような絶妙さがあったり、イベントに合った音楽が感情移入を誘ってきてとても絶賛できると思います。

前作の過去にあたるお話ですが、繋がりはほぼありませんので前作をやる必要はないと思います。ただ、今作の調合システムは前作より多少簡易化されているので、過去のアトリエファンから見れば物足りないと思われるかもしれませんね。