生贄として不思議なお城につれてこられた少年。
様々な仕掛けが施されたその城で少年は少女と出会い、
少女を守りながら脱出しようと試みます。
しかし少年の前には、脱出を妨げる不気味な影が……


光と影。善と悪。少年と少女。
言葉や説明というものは限りなく省かれているのに、
お城という閉ざされた空間には、美しいひとつの世界が描かれています。


ゲームの特徴は、少女と「手をつなぐ」こと。
デュアルショックを使うと、ぶるぶるとやさしい振動が伝わります。
少女を守っている責任感。
手を離しているときの不安。
少年が少女を守るという、よくあるありきたりの構図が、
この動作ひとつで、どのゲームにも勝るせつなさに化けてしまいました。
『この手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから』
という宣伝文句に偽りなしです。


主人公の基本動作は少なく、操作が簡単な割りに、
謎を解く過程、アクションはとても楽しめるものになっています。
アクションが苦手でもクリア不可能ということはないでしょう。
このエンディングは、ぜひ一度観ていただきたいです。
個人的には、『天空の城ラピュタ』が好きな人にオススメ。