18歳の誕生日に家出した、本が大好きな少女スズは、
アルエ、トッコ、マリゾーと一緒に訪れた謎多きお化け図書館で、
本のストーリーを書き換えてしまう『イド』の存在を知る。
スズは、それを修復する『修復師』として本の世界に飛び込んだ……


キャラのかわいいシミュレーションRPGです。
すばやさに応じたターンゲージがたまると行動可能になり、
アクションゲージが空っぽになるまで移動や攻撃、技が使えます。
余ったアクションゲージを味方にバトンパスできるのが特徴で、
例えば、相性を考えて、3人分のゲージを1人に託したりできます。


キャラ偏重、フルボイスのお気楽RPG! かと思いきや、
リアルな現実味が見えたり、目先の変わった展開が待っていたりします。
本を題材にしているせいか、
システムやグラフィックなどの「ゲーム」としての要素ではなく、
しっかり「物語」を核に据えているというか。
王道に見えて、やや変化球気味のストーリーは後味が印象的です。


ただし、純粋にゲームとしては、不満あり、改善の余地ありという感じ。
具体的に言うと、最初の戦闘まで1時間以上もかかることとか、
殲滅しないとボスが出ないシステムや単調な戦闘が作業っぽいとか。
あるいは、似通ったエピソード、テーマが被っている話、蛇足ぎみの展開、
カメラワークが不親切だったり、フィールドに無駄が多かったりなど。
正直「おしいなぁ」「もったいないなぁ」と思います。


良くも悪くも、戦術がほとんど必要ないので難易度は低め。
ちなみに、ピンキーストリートのキャラもゲスト出演してます。
ちょっと目先の変わったストーリーを楽しみたい人、
そして、主人公のような本好きの人に特にオススメのゲームです。