「死ぬほど面白い」と思えたRPGにはたくさん出会ってきたけれど、
「本当に自分がこの大陸を冒険しているみたい!」と思えたゲームは
これが初めて。
バン!と大きなマップを見せられて「おぉ〜!」と期待に胸膨らませても、
実際に歩いてみるとたいして奥行きが感じられず、
「東京23区内くらい?」にしか思えないゲームが多い中、
イヴァリースは「世界ってこんなにも広大なんだ!」と
実感させてくれました。
これはひとえに、
はるか遠くの風景まで見渡せる、高度なグラフィック表現力と、
フィールド移動からシームレスで展開するバトルシステムと、
都度コマンド入力する必要がなくなったガンビットの賜物でしょう。
充実したシナリオ、膨大な情報量も「世界の広さ」を感じさせてくれます。
どこかの街の見知らぬ人から聞いた話が、
またべつの土地の名も知らぬ人から聞いた話とつながっていたり・・・
そんなときにこそ、長旅の醍醐味が味わえるというもの。
よく、主人公ヴァンの存在感のなさが指摘されるけど、
これだけ広い世界のなかでヒーロー然としている主人公というのは
かえって滑稽なので、
わたしはこれで良かったと思ってます。
ストーリーのなかでも言われていたとおり、
ヴァン(とパンネロとラーサー)は
(現在の中心的人物ではなく)「これからの世界を担う若い世代」なので。
どんなに斬新なRPGでも、ストーリー中盤になると、
プレイを始めた頃の新鮮味が薄れてしまうものだけど、
FFXIIでは途中からハントループが出現するなど、
飽きない工夫がされていて嬉しい。
(フォーン海岸の高台で初めてレアモンスターとエンゲージしたときは
演出が素晴らしすぎて鳥肌立ちました。)
ミストナックや召喚獣がいまいち使いにくい、とか
パンネロが踊るシーンを楽しみにしていたのに
見られなかったのが残念、とか
多少の不満を差し引いても、これまでのPRGにはない魅力を持った、
第一級のゲームだと思います。
ファイナルファンタジーXIIのReview
自分の足で世界を旅しているかのような臨場感
最終更新日時:2006/11/17 18:27:46
レビュー内容
自分の足で世界を旅しているかのような臨場感
- 更新日時:2006/11/17 18:27:46 |
- プレイレビュー |
- 評価:90点
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ファイナルファンタジーXII
スクウェア・エニックス (2006/03/16)
定価:8,990円[税込]
定価:8,990円[税込]
